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・舞台


争いの森


・概要


高温多湿のジャングル内にある石で作られた古代遺跡。

元は大きな王朝だったとみられるが、今は人の姿はなく、遺跡も苔むし、蔦が這い、弾痕と爆破により破壊されている。

植物の生命力がすごく、崩れた石像の頭部などが樹木の中に取り込まれている。

一見すれば神秘的でエキゾチックな場所だが、十歩歩くごとに地雷、虎バサミ、落とし穴、落ちてくる丸太、毒棘など人為的かつい最近作られたブービートラップに出くわす。罠の制度は様々で、あからさまなものからかかるまで気が付かないものまである。

そこらに罠にかかった死体が。白骨化したものから腐ってる最中まで、沢山落ちている。

時折スコールが降る以外は安定した気候、地熱と木々の光合成から上昇気流が昇っている。


・名前


『ゼロカロリー』セリフ


・外見


94cm 0kg

白い肌、赤い髪、緑の目、そばかすのある少女。

球体。

一切の出っ張りのない完全なる球、手も足も顔も全部が球体表面に描かれた絵のようになっていて、本当に球体としか言いようがない。

一応、服として城のビキニをきているが、それも含めて球体。

体重が一切ないため、常に浮遊している。


・経歴


ありとあらゆる代償を払って女神にダイエットを願った少女の末路。

こんな姿になったのは嫉妬だとか、面倒だったからだとか、見せしめだとか、失敗だとか言われているが、正解を言い当てたものはみんな天罰が落ちている。

戦いに参加させられたのは下らない願いを祈ればどうなるか、見せしめのためと言われている。


・性格


体重と人のシルエットとともに考える力も失っている。


・能力


一切飲まず食わずで活動できる。食べても太らず、ではなく食べなくても大丈夫な体。ただし耐久力はバレーボールぐらいで、叩いても飛んでくだけだが、刃物で傷つくと血と空気を噴き出して萎む。

浮遊

ただ浮かんでいる。質量、体積、密度は計算すると存在するのだが、何故だか宙に浮ていて体重はゼロとなる。


・戦法


ただ浮かんでいるだけ。

自分から逃げることもしない。できない。

ただ地面が罠だらけなため、相手が勝手に死ぬ。しかも浮遊している高度が高めな上、ジャングルの緑に隠されているためセンサーなど用いないで気が付くのは難しい。

風に流されて場外に流れていく可能性もある。


面倒

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