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・舞台
お城
・概要
薄黄色の四角い石のブロックを重ねて作った円形の建物に赤いとんがり屋根を乗せたどこかで見たことあるような普通のお城。
城壁、跳ね橋、空堀、武器庫などがあるものの、通路は一本道だし、扉は軽くて薄く、全体として防衛施設と放っていない。
逆に、赤い絨毯に大きな風景絵、広いダンスフロアにちゃんとしたトイレが、驚くことに男女別である。
その他、台所、倉庫、宝物庫などにはアイテムがぎっしり、王様の部屋以外の宿舎も含めて生活感にあふれ、ついさっきまで人が生活していたかのように思える。ただし甘いお菓子は沢山あるけれど、お酒やたばこは一切ない。
その中で、一部が荒らされ、汚されており、それが酷くなるほど戦いの場に近寄ることとなる。
外は春、暖かな日差し、花は咲き乱れ鳥は歌い、平和そのもの。乱してるのは人間。
・名前
『邪剣士』モスコス
・外見
154cm 42kg
三つ編みに似た金髪に青い瞳、白い肌の女性。
ただしその目は異形と呼べるほど丸く、生気のない表情からは不気味さだけが見受けられる。はっきりいって崩れた粘土のような顔になっている。
細く引き締まった体に青いドレスと銀の鎧をまとった姫騎士。顔さえ見なければ見目麗しいと書ける。
武装として一振りの剣を腰に刺している。
・経歴
転生者。
元はぱっとしない事務職で、その場その場で人気のある作品のBL同人誌を書いているイナゴ作家だった。
それが死亡、他の神が造り上げた汎用型マルチパック転生コースをたどった一人。
しかしその内容の複雑さと外見の致命的酷さにより精神のバランスを崩しヒステリックになった。
再転生のため女神に乗り換えるも、そのための前払いとして戦いに参加することとなった。
・性格
元々は自己顕示欲が強いが発言しない地味な性格だったが、転生失敗とめちゃくちゃな中で更にこの世界に飛ばされたことにより精神のバランスが壊れている。
躁鬱が激しく、意味不明な言葉を口ずさみ、奇声を上げたかと思えば襲い掛かってくる。
会話が通じない。
腐女子ではなく、ただ人気の中心にいる自分が好きなだけで、男同士よりも自分と男とのあれこれを妄想する。なので腐女子な会話を嫌い、意識高い系な会話をしたがる。
・能力
外見こそあれだが、身体能力、魔力、スキルどれもトップクラス、単純に強い。
ただし精神のバランスが崩れているため、どれも生かしきれていない。
プレミアムソード
武器として持ち歩く、金のでかい鍔にもろ刃の刃の魔法剣。風属性が付属されていて、ただ振るうだけで斬撃が飛ぶ。他にもいろいろできるはずだが、精神のバランスと共に失われている。
保険サーヤー
剣の鞘にこめられた保険。致命傷を受けた時、一度だけ自動で完全回復させる。もう一枚発動させられるようにする条件は精神のバランスと共に失われている。また発動すると精神面も回復できるが、すぐに悪化するため本当に一時的でしかない。
パッシブスキル
特定の行動を取るとなんか起こる。攻撃を連続で当てたり、特定のアイテムを食べたり、特定の攻撃を受けたりすると、斬撃が火属性になったり、無敵になったり、姿が隠れたりする。ただしそのための条件が複雑で、ただ歩くだけで発動したり、逆に肝心な時に発動しなかったりと、ストレスを貯め続け、バランスが崩れた。
暴発してのコンボが時たまある。
・戦法
よくわからない。
一人でいると絵画を切り刻んだり、お菓子を壁に塗りたくったり、幼児退行したり、自分の影と会話してたりしている。
戦いの場ではただ剣を振り回すだけが大半だが、それでも威力は高い。また一定条件下で発動するパッシブスキルがはまると別次元の動きを見せる。
理想の自分と現実の自分、そして理想を実現した後の現実の自分を叩くと完全に発狂する。
強者
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