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・舞台


サバンナ


・概要


イネ科の草が生え、肥沃な大地と暑い気候が特徴的。

現在は乾季にあり、乾いていて、多くの動物が水を求めて大移動している。

遠くに巨大な山が見えているが、場内は至って平坦。時折くぼ地や沼地、細い木が一本二本生えている程度。

ビックファイブと呼ばれる動物、ライオン、サイ、ヒョウ、バッファロー、ゾウなどの大型動物が闊歩している。


・名前


『ロングハンター』サヴァンナ


・外見


528cm 387kg

黄色い体毛に茶色の斑点、縦に長いキリンの獣人の男。

牛に似た頭部、頭に瘤のような角が四本、高くて遠い顔は獣人間ではイケメンだが、女神にはそう見えない。なお初老に差し掛かる年齢でもある。

手足首、どれも200cmを超え、長さから細く見えるが実際はマッチョ、指先は蹄になっていて硬い。

服装としてはブーツ、膝と肘のプロテクター、体のアーマー、全部赤色で強化プラスチック製、軽くて丈夫、壊れて身を守る。

武器として750cmにもなる長大な長刀と、同じぐらいの長さの投げ槍を複数本持つ。


・経歴


猛獣殺しのハンター、槍を用いた狩りにより人食いモンスターから人々を守ってきた。

また、その狩りの腕前は体系化されており、人種問わず多くの弟子を抱えていた。

結果、猛獣の脅威が緩くなりつつあり、相対的に転生者の価値が減るとして危険視、同時にイケメンだということで女神の元へと連れてこられた。

結果はあれだったため、担当天使が処分されかかった最後の足掻きとして狩をする時の姿はかっこいいとのことで、この戦いで試している。


・性格


頑固で融通の利かない職人気質、同時にハンターとしての冷静さと洞察力に優れている。

一方で弟子への教育はスパルタながら、考えており、妥協すれば死ぬことの厳しさを何度も言い聞かせる。

種族として草食なため狩った猛獣は売り物にしているが、それらの金は弟子の育成など懐に入れない善人でもある。

反面、女神との接触後、知らない猛獣を前にして自分がどこまでやれるか試したくてうずうずしている。

誰にも打ち明けていないが、ゲイである。


・能力


細かな動作はゆっくりに見えるが、それを行う手足がべらぼうに長いため、結果として高速で移動している。遠心力を加わった蹴りはそれだけでライオンの身を跳ね飛ばせる。

ハンターとしての知識から追跡は得意、逆に背丈から隠れるのは苦手。

投げ槍

こちらに来てもらったプラスチック製。先端のみ金属製で、長い手足を用いての投擲は70m先の得物に正確に命中させる。

長刀

長い木の柄に内側に曲がった鎌状の刃を取り付けてある。長い手足に長い武器を合わせた威力は絶大で、大地どと相手をぶった斬る。

手先も器用で、接近され、足元に来られても問題なく攻撃できる。


・戦法


最初の投げ槍の一投はご挨拶。

相手に自分の存在を知らせてから戦いを始める。これは狩ではなく戦いの儀式。

距離があるうちは投げ槍を、接近されたら長刀に切り替える。

高く広い視野から周囲にも気を配っており、猛獣の乱入にも対応できる。

殺すこと自体にはあまり熱心ではないが、相手が強者で、見込みがあると思えば、両者の命を懸けて技を授けようともする。

長い手足はリーチを生むと同時に隙だらけであり、反撃でおられることも少なくない。


強者

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