私の名前は

本番、開始。


『さぁ、最初のVtuberは、こいつだぁあああ!!! 次世代を担う歌姫、@iris!!!』


「「「うおおおおおおおおお!!!!」」」


来場客500名、スタンディング席。


白いシャツを着てバンダナをまく男が、ふんすと鼻息を荒くさせた。


「来ましたな@iris嬢。これは見ものですぞぉ」


「オタップV大佐、知っているのか?」


オタップV大佐、彼は有名なVtuberリスナーだ。


Vと名前がついていればどんな現場や生放送にでもいると評判の人間。


ツイッターでも様々なVのレビューを書き連ねる、インターネット界の猛者だ。


「ふむ。拙者も深くはござらんが、とてもキュートで透明感のある歌声の持ち主でござる。ドン☆殿にも聞いたところ、トップバッターにふさわしい実力はあると。ただ誰にも注目されておらんらしい」


「ふ、深いところまで知ってるじゃないか!」


「いやいや、拙者は浅瀬チャプチャプ侍で候。お、来ますな」


照明が切り替わる。


「彼女キュートなキャラでござるからな。きっとかわいらしい演出で来るに違いなーー」


ゾッとした。


空気が、変わった。


あのドン☆が作った空気感は、どこに消えたのか。


キュートでかわいいBGMが流れているのに、なぜ、どうして。


スクリーンに映っているアバターは、こんなにも鬼気迫る表情をしているのか。


そのアバターの、Vtuberの中の人の頭の中はぐるぐるしていた。


(こわい、緊張する、むり、こわい、むり、いや、こわい、むり……でも)


自分にハンカチを貸してくれた少女の顔を思い出す。


(あの人が、見ていてくれるなら――――ッッッ!!!)


おそらく、会場内の人間はオタップV大佐を除いて彼女の生放送を見たことがない。

おそらく画面の前に座っている人間の中でも、10人いればいい方だろう。


――その声は、新人Vtuber歌合戦の最初に切り込むには、いささか熱量があり過ぎた。


かわいくて、きれいな歌声。


そう、かわいくてきれいな歌声。


だが、違う。


その可愛さは地声に由来するものだったのだろう。


椅子に座りながら、歌っていて、迷惑が掛からないように小声で生放送では歌うのだろう。


この声は何だ。


かわいいのに、聞くだけで手に汗握るような、この熱量と気迫は。


(わたし、歌ってる……こんな大勢の前でっ、歌ってる!)


「……なんでござるか、これは」


「オタップV大佐! いいぞぉ~これ~。……大佐?」


「何かが、違うでござる。この大舞台で、化けたでござるか!!」


目を輝かせて、オタップV大佐はズボンからサイリウムを二刀流で取り出す。


「で、出たぁ!? 大佐の二刀流サイリウム!! まさか、こんな序盤に!?」


「えぇい!! 舞わずにいらいでか!!!! 今夜は宴ですぞぉ!!!!」


ステージはサイリウムの海に一気に変化する。


それを見たステージで踊る彼女は、嬉しくて、嬉しくて。


(――ありがとぅ、ありがとう)


涙をこぼしながら歌うその姿は、誰もを魅了するアイドルと言って遜色なかった。


「ありがとぅぅうううううううううう!!!! うぇええええええん!!!」


最後に大きな泣き声が聞こえて、彼女の出番はあっという間に終わってしまった。


『……あ。さ、最高だったぜぇ!! なぁオマエラぁ!!!』


「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」」」」


すぐさま、ニコニコ動画の画面がコメントで埋め尽くされる。


8888888888888   これ最初かよ    888888888 マジヤバい

8888888888888888  チャンネル登録してやれよオマエラ 

8888888888  888888888888888888   なんか書いとけ  88888888  グッドボタンないんだけど  88888888888 ここyoutubeじゃないんだが定期 888888888888  トレンド入った! 88888


Youtubeのコメントも加速していく。


● ドラゴンボール大好き

     マジヤバいわ推します

● アンチ撲滅委員会

   88888888888888888

● 月ノ美しい兎単推し@切り抜き

    これマジで無名なん?

●  江戸職人

       エッッッッ



       ド

       江戸(えど) [1]は、日本の首都東京の旧称であり、1603年から1867年まで江戸幕府が置かれていた都市である。

江戸は、江戸時代に江戸幕府が置かれた日本の政治の中心地(行政首都)として発展した。また、江戸城は徳川氏の将軍の居城であり、江戸は幕府の政庁が置かれる行政府の所在地で

●   阿部総理

       この度こちらの歌を国歌に認定いたします。

●   Vリスナーバク転カードマン

     ↑総理もよう見とる……って誰だお前




「はぁ、はぁ、ぐすっ、はぁ、はぁ」


少女はすぐにモーションキャプチャスーツを脱いで、専用スタジオから控室に戻る。


控室に戻る前に、舞台袖から飛び出したのは、南森だった。


「お疲れさまでした!」


「――、ぐすっ、うぇぇぇぇん」


少女は安心しきって涙をぼろぼろとこぼした。


「次は私か!」


モーションキャプチャスーツを着ている女性が、舞台袖から飛び出してスタジオに入ろうとする。


「ファイトです!!」


「ありがとうくじらちゃん!」


手を振って、次の演者がスタジオに入る。


そして間もなく。歌が始まった。


「すごい、みなさん、本当にすごいです」


気を引き締める南森、そして、個室の楽屋が用意されている不動を思う。


「不動さん……すごいですね。みんな、こんなにすごいです」






大野はオタク系のライブに来るのは初めてだった。


だから全員当たり前のようにサイリウムを持っているのも理解できなかったし、コールも指し示したように出来る客を化け物だと思っていた。サーシャからもらったサイリウムを一本振り回すだけでも、混乱していた。


「な、なんだこの一体感……訳が分からない……そして汗で雲が……!」


「ワンドリンク制だから給水はしてるんだけど結構きついわね……流石に。後汗かくとこの雲の一部になった気分になるから嫌よ……。絶対この中にお風呂入ってないタイプのオタクいるわよ絶対」


「そ、そんなわけないじゃないですか! お風呂やらシャワーなんて絶対入るものであって……」


「あなたね、この業界は、常識に当てはまらない世界なのよ!!!」


「嘘だぁ!?」


「というか、レベル高いわねこのライブ……。一凛ちゃん、大丈夫かしら」


保護者目線でサーシャがソワソワする。


「分かりません……けれど」


大野はすがるようにステージに目を向ける。


「すごく頑張ってたんです。だから、応援しないと」







「終わったぁー!」


「お疲れ様―!」

「おつかれー!」

「ナイスファイトー!」


一人一人の出番が終わると、誰かしら声をかけるのがいつの間にか通例になっていた。


おそらく、声優業界だったり、音楽業界なら普通のことなのかもしれない。


だが、彼らは様々な業界からの寄せ集めで、誰からも見られていないと考えていた底辺も混ざる新人たち。


その新人たちが一致団結して、声を掛け合う姿は、同じチームのようだった。


そして、南森はモーションキャプチャスーツに着替える。


手をグーとパーにして、着心地を確かめる。


「白銀さん!」


最初にライブをした中の人が話しかける。


「私も、見てます!」


その言葉だけで、南森はリラックスすることができた。


「ありがとうございます!」


「私らも見てるよ!」「頑張ってね!」

「ファイト―!」「いけるよ!」


「はぁ、はぁ、あとは頼んだ……」


ライブを終えた演者が息絶え絶えに南森の背中を叩いた。


「っ、はい!!!」


スタジオに入る。


あと何秒かすれば、南森一凛は白銀くじらとして、デビューする。


投稿動画、一つだけ。


MVの内容は、生放送一発撮りのパラパラ漫画と3Dのダンス。


それ一つだけで、この舞台に立つ。


おそらく。


おそらく今まで歌ってきた人たちの中でも、一番誰からも見られない可能性があるのは白銀くじらなのだ。


わかっていた。


わかっていたのだ。


だが。


「――、ぁ」


南森の口から声が漏れる。


ステージの上から見る景色が、画面に映し出される。


誰も、ワクワクしていない。


期待していない。


色は、緑。


誰もが落ち着いている。


そして、小さく赤い色がある。


今すぐに興奮する赤色じゃない。


分かっていた。


分かっていたのだ。


次の出番は、白銀くじらの次の出番は。


――アイギス・レオの歌姫。ギリーなのだから。







客席の声が聞こえる。


「おい、そろそろギリーの出番じゃん」

「正直ギリー目当てで来たからさ、やべーワクワクしてきた」

「多分トリだよな。早く見たいわ」

「でも次の人どうなんかな」

「いや、なんかMV一本しか投稿してないからさー。わかんないわ。見てないし」

「聞いたことないわ」

「うーん名前も知らないし。この空気壊さないでほしいよな」


「オタップV大佐、次の演者は……」


「うーむ。新人にしてはすごい人ですぞ。何せMVを生放送で一発撮りをした逸材。Vtuberというよりはクリエイターでござるな。……故に判断しかねる。拙者たちは誰一人、彼女の言葉を聞いたことがござらん。まぁ、おそらくライブも新人でござろう。下手に緊張して、失敗せねばよいが」





画面越しに、色が見えた。


誰も見ていない。


無関心。


酷い話だ。


心が見える分、関心も良く分かる。


もし、もしこの力が他の子も持っていたらどうなっているのだろうか。


最初の子はステージに立つのを辞めただろうか。


適当にこなしていたのだろうか。諦めて頑張るのだろうか。


誰も見ていないのだろうか。誰も……。


「……おいおい、俺も呼べよ」


「――、あっ」


スタジオの扉が一瞬空いて、繭崎が入ってくる。


映像スタッフから白い目で見られながら、南森の後ろに立ったのだ。


「――繭崎さん」


「南森。あそこ、見えるか。後ろの方」


「え、……あっ」


繭崎の指さした映像を見る。


目を凝らしてよく見れば、サーシャが祈るように手を握っていた。


大野が、息を呑んで、今か今かと待っていた。サイリウムを持つ手に、力が入っていた。


「ほら、あそこにも」


他に指さした方向には、放送部員と、吹奏楽部員がいた。


「……私、頑張らないと……」


突然、手が震え始める。


驚いて手の震えを止めようとするが、次は足が、体が、声が震え始める。


怖かった。


何故か、その視線が怖かった。


「分かるよ。今日のためにたくさん頑張ったもんな。だから、失敗が怖いんだよな」


「っ、っ、は、ぃ」


「失敗していいぞ」


「……ぇ?」


南森には繭崎が何を言っているのか理解できなかった。


それでも彼は彼女を信じていた。


「舞台に立つのは、白銀くじらただ一人だけだ。でも。白銀くじらの中の人は、一人じゃない。俺もいる、サーシャも、魚里も、大野もいる。みんながいる。大丈夫だ。俺たちが、白銀くじらを作ってきた。だから、失敗してもいいんだ。俺たちの頑張りが無かったことになるわけじゃない。次もある。だから」


繭崎が南森から離れる。そして、スタジオの端に移動して、壁に背を持たれて、腕を組んで笑った。


「かましてやれ。白銀くじらは、ここにいるってな」


「――――まゆざきさん」


「本番30秒前!」


スタッフの声が聞こえる。


だが、南森の視線の先には、繭崎しかいなかった。


画面に視線が映る。


いた。


いたのだ。


自分を見てくれる人が、少しでも、いたのだ。


スタジオの外にいる彼女たちは、見ていてくれているだろうか。


わからない。わからないけれど。


「――――」


繭崎は、こんなにはっきりと自分のことを見ていてくれる。


あの日のように。


あの時、自分が交通事故に遭う前に。


オーディションの審査で、失敗をして、帰ろうと思っていた矢先。


井の頭公園で、突然声をかけて、レッスンをしてくれたあの日と同じように。


彼は、南森を一人の人間として、きちんと扱ってくれていた。


信頼が、そこにあった。


「――、繭崎さん」


誰にも聞こえない声で。


「私、Vtuberになります。――Vtuberになれて良かった」


「本番5! 、 、 、」


深呼吸は一つだけ。


カウントを聞くと、生放送でMVを作った日を思い出した。


少しだけ笑って、少しだけ泣いて、ここまでこれた。


南森は、マイクを握って、頭を下げた。


「――よろしくお願いします」







魚里がスクリーンの後ろにいる。


クマのフードを深く被って、顔が見えないように。


「おい、DJ」


神宮司が魚里に声をかける。


「出番だ。アマチュアだろうが学生だろうが関係ねぇ。やれ」


魚里が、ぎょろっとした目つきで神宮司を見つめる。


「……アハァ……」


「!?」


「言われなくてもぉ、……こちとらナチュラルハイでキマっちゃってるんだかっさぁ!!!」


魚里がスイッチを押す。


「そっちこそ乗り遅れないでよねぇ、ねぇ、一凛chang」


照明が落ちた。


真っ暗な中で魚里が奏でるイントロ。


完全なるDJソロ。


トラックの音量を徐々に上げて、上げて、上げて。


フィルターを被せて、スクラッチを入れて。


「ま、頑張んな」


魚里の指が唸った。


「!? てめ……」


神宮司は驚いた。リハと全く違うイントロだったから。


「てめぇ……猫被ってやがったな……」


「――熊、被ってっしょ!」


魚里のプレイは、否が応でも期待値を上げていく。


観客席のボルテージが、上がっていく。


それを見つめていた、ドン☆先一が、口を開けた。


「――私は、間違っていたんだろうなぁ。でも、でも。……すごいなぁ。次は、次は絶対……」


客席にいたオタクたちが叫ぶ。


「大佐ぁ!! これは、これはどういうことでしょうかぁ!!!」


「わ、わからぬ! わからぬが、これで舞わねば、ヲタに非ず!!!」


「た、大佐の秘奥義42種の1つ! 流星スネイクだぁああああ!!!」


サーシャが祈る手に力を籠める。


「一凛ちゃん……っ」


大野の視線が、魚里に、そして、まだ何も映らないスクリーンに移る。


「――、大丈夫だよ、だって、みんなで頑張ったじゃんか。あの時も、……今も。あぁ畜生、俺も、俺も裏にいたかったなぁ」





南森は、目を瞑っていた。


曲がイヤホンから流れていくのを聞いて、少しだけ思ったことがあった。


あぁ、ダメだダメだ。何がダメかって。


(私は、Vtuber。Vtuberって、最初に何をするって?)


(そんなの、決まり切ってる。Vtuberが必ずしないといけないのは)


(――、挨拶って相場が決まってる)


(どんな挨拶がいいんだろう。やっぱり「おは」はつけたいなぁ。でも、それって白銀くじららしいのかな?)


(私らしくって何だろう。わーすごいなぁ。まだ分かんないことだらけだ、そうだよね、くじらちゃん)


自分のアバターに、心の中で問いかけた。


(あんなに一生懸命決めたのに、実際にやってみたら分かんないことだらけだね。……今から創り上げていくんだね)


(白銀 くじらちゃん。もう一人の私。生まれてくれてありがとう。そして)


(――これから一緒に、頑張りましょう)



魚里が叫ぶ。


「カウントダウンぅ!!!」


サンプリングしていたカウントダウンが流れ始める。


10、9、8。


そこで会場内の人間は何が起こるか把握する。


7,6、5。


全員がカウントダウンを絶叫する。


ニコニコも、youtubeも、コメントが加速していく。


4、3、2。


南森は目を開けた。


(――あぁ、私、幸せ者だ)


こんなに真っ赤な色の感情と、真っ白なサイリウムの海が、白銀くじらを待っている。


(ありがとうございます。みなさん)


1。









静かだった。


エフェクトは凪の海に、水滴を落としたようだった。


電子の海から、クジラがやってくる。


彼女は誰か。


誰も知らなかった。


だから、これから知ることになる。


「――、みなさんこんにちは!」


ついに、そのアバターは声を発した。


6か月。その期間を経て。







あなた、どんなVtuberになりたいの?

Vtuberになりたいって言ったって誰も知らないし、変な目で見られる……。

急じゃないぞ。半年後だ。半年後にこのライブで南森がデビューする。これはチャンスだ。

やりたいことを、偽らず。ほんとの自分で……。

さ、合計5度目の全没よ!! まだまだ貴方の創作の軸は確固たるものじゃない!!

感情を揺らすには、自分が最高と思ったことを全力で貫くだけじゃないかい?

アノ、やってみたいって、思ってやればもう出来る、よ。だから、その……やりたいって思ってやろうとするのは、イイコト、うん、イイコト。

いや。どうも急に運営方針が変わってしまってな。オリジナルの楽曲を最低一つ、用意することになった。

……お願いがあるんです!!!

出るぞ、ライブ。こうなったら、参加者全員の度肝を抜かすぞ!!

じゃ、本気でやっちゃいますか!

こんな振り付けでどう? 通しでやるとこんな感じに繋がるんだ。




だからって……っ、だからってMVの期限を今週までに変更するのはないでしょうがっっっ。




……わたしっ、……ばかだなぁ……。

なんでも、できるって思って……、でも、それは……っ、繭崎さんが、がんばってくれてたのに……。

……あぁ、わたし、ばか……、本当に、ばか……、自分のことしか、考えてなかった…………ほんと、私は何も変わってない……あこがれた世界に、あこがれてただけの……何もない…………わたし、なにもない……。




いいんだよー。今あるもの使っちゃえば。

やりたいことやらせてよー。やりたいことやるために、Vtuberやってるんだからさー。

……私の計画は、生放送で、一発撮りで、MVを作成することです。これしかないと思います。

そういえば、なんでスイミーなの?

白銀 くじらのモチーフなんです、このタイトルの絵本。

だから、堂々としなさいよ。頑張ってきてるのなんか、お母さん全部わかってるんだから

絶対に、サーシャさんがっ、喜んでくれるようにっ! やってるのっ………じゃま、しないで……っ!!!!

私は、わたしはぁぁっっっ!!!!







――本当に長い、6か月だった。


だから、叫ぼう。


これは産声だ。


何をするのかもわからなかった少女が。


本気で夢に向き合って生まれた作品が、ここから始まる。


生きた作品の物語。


Vtuberの物語。


「――っ、私の名前は!」


挨拶は、初めまして、だとなんだか違う気がした。


だから、普通に、だけど、思いっきり。


大きな声で、元気よく。


――みんなに声が、届くように。


「私の名前は、白銀くじらです!」


ライブが、始まる。

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