応援コメント

第3話 興味の芽生え」への応援コメント

  • 魔術師の少年も傲慢な王子も、このようなキャラクターになるに至った経緯まで無駄なく描かれていて素晴らしいです。
    しかし無知や無分別は免罪符にならない訳で。
    宰相がとりなさずに死罪が確定した場合、王子が何をどう思ったかを知りたいと思いました。
    たぶんまだ自分の浅はかな行いがイズマイルを殺すところだったとは全く理解できてないと思うので。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    本当にその通りで、今回はたまたま難を逃れただけで、危うくイズメイルを死に追いやるところでした。
    仮にイズメイルの死罪が確定していたとしたら、エウリアスは自分の行いが人を死に至らしめたことに動揺し、ショックを受けただろうと思います。ですが、自分の行いを省みるのではなく「俺はそんなこと望んでいなかったのに周りがあいつを殺した!」と周囲へ責任転嫁していたのではないかと。幼い頃から彼と向き合い道理を説いてくれる人が身近にいたらまた違っていたのかもしれませんが……。
    無自覚に傲慢で自分本意な気質はエウリアスの短所ですが、そんな彼も今後少しずつ成長していくはず……です(*´-`)


  • 編集済

    お邪魔します。

    まだ三話までですけど、「これ絶対好きなお話だ!」というのは、もう分かったような気がしています。
    まず、文章が大変丁寧で、どのシーンも詳細まで情景が目に浮かぶようでした。
    特に魔法のシーンはそれが顕著で、幻想的な風景が動画のように見える気がして、何度か読み返してしまいました。

    エウリアスもイズメイルも、まだ三話なのにしっかりキャラが立っていて、これから彼らがどんな物語を織りなすのかが楽しみです。
    それにしても、王族というのは思いのほか寂しい立場なんだな、というのは感じました。
    喧嘩も自由にできない……喧嘩両成敗なんて言葉がありますけど、当然そんなことにはならず、自分でない方の相手が一方的に悪くなってしまう。
    これって、複雑だなと思うんです(以前までは、王族に盾突く者に罰が与えられるのを不思議に思わなかった、という描写にもはっとさせられました。王族に生まれた者からしたらそうなのだろうな、とは思うのですけど、我々は王族ではないので、そこに触れるのって結構深く移入しないと難しいと思います。どうしても書き手目線で物を見てしまうところがあるので……純粋に、すごいな、と感じました)

    イズメイル、これからどうなるのでしょうか。エウリアスが上手く動けると良いのですけど、それでもなかなか難しそうですね。
    続きもまた、じっくり読ませていただきます。

    作者からの返信

    Ifさん、こんにちは。
    読んでくださってありがとうございます!

    魔術のシーン、印象的な場面にしたくて試行錯誤しましたので、読み返して頂けたとのことでとっても嬉しいです。

    王族は本当に難しい立場なのだろうと思います。立場を理解せずに軽率に振る舞うことで、良くも悪くも一般人とは桁違いの影響を及ぼすことになりますもんね……。

    幼い頃から皇族の立場や地位を当然のものとして享受してきた人間特有の無自覚の残酷さや慈悲のなさ、身勝手さがエウリアスの性質のひとつでもあるので、その辺りの描写に目を留めて頂けたことに作者としてはガッツポーズしたい気持ちです!
    とはいえ自分とは違った立場での描写はやはり難しいです……。

    今後主人公二人は変わったり変わらなかったりを繰り返しながら成長してゆくのですが、なんせエウリアスは不器用なのでどうなることやら……。
    今後もお付き合いくださればありがたく思います。

  • 率直コメント企画へ参加いただきありがとうございます。

    いやぁ王道ですね!好みです。
    読者を裏切らないであろうめくるめく要素が用意されており
    雄弁な語り口にずっと浸ってたくなる物語です。
    率直に申し上げて、なにもコメントできることがございません(笑)
    好きな人にはたまらない物語だと思うので、みんなで一緒にこの世界観を楽しもうぜ!としか申し上げられません……(笑)

    作者からの返信

    夜宮さん、コメントをありがとうございます。

    率直な感想、とのことでしたので、ドキドキしながらお待ちしていたのですが、思いの外温かいお言葉でありがたい限りです。
    世界観……好いてくださる方に楽しんで頂けるよう今後も執筆してゆきます。
    お忙しい中お読み頂き、またコメントもくださって本当にありがとうございます。