第65話 ティルス防衛戦Ⅰ

「市長! ここの決裁お願いします!」

「市長! 町で喧嘩が起きてます!」

「市長! 工場の倉庫で火事です!」

「市長! 橋が壊れそうとの報告が!」

「市長! 税金未払いが多すぎます!」

「市長! 取材のお時間ですよ!」

「市長! 市長! 市長! 市長!!」

 ……


「ひぁ~、コピーロボット欲しい! 気安く受けるんじゃなかった! 誰か助けて~!」


 愚痴るボクに突っ込む人は居ない。

 市長就任初日、ボクは密室に閉じ込められて書類の束と独り格闘中なのだから――。


 もう1回だけ大声で愚痴を言わせてもらうね。


 「中学1年生の女の子に、市長なんてやらせるなぁ~!!」



 で、思うにミュラーという人は本当に有能だった。

 こんな煩雑な作業をほぼ1人でこなしていたんだもん。組織化されていないうえに、全てがアナログ。今更ながら、日本の科学技術を築き上げた方々の偉大さに感服。


 全力全開魔法、《コピペ》発動! アナログ作業よ、消えて無くなれ!とはならないんだよねー。


 というわけで、ボクは現在、前代未聞のアホ市長をやっている。


 後世の歴史家がボクをどう評価するのかわからないけど、今はこれが精一杯だし、これしか打つ手がなかった。




 ★☆★




 昨晩、ガジル邸からギルドに戻ったボクは、今まで味わったことがない戦いに身を投じていた。明日、歴史が動く――ってほどじゃないけどね。


(アイちゃん、助けて~!)


(話はわかりましたが、わたしたちがフィーネに到着するのは魔族侵攻の前日ですよ? お手伝いしようにも手が届きません。何事も経験ですので、リンネさん頑張って下さい!)


 軍師アイちゃんにも見放された。

 もう、歯を食いしばってやるっきゃない!



 翌朝、ボクはギルドの会議室に全員を集めた。

 メルちゃん、レンちゃんを始め、ギルド支部長スルトさん、新しい軍団長になったダヴーさん、洗脳が解けたガジルさん、反ネルヴィム家の豪商フーリエさん、議会の議長さんと長老会のおじいちゃんたち、さらには解放された奴隷26人。

 ボクを含めた総勢40人――このメンバーだけで何とかしなきゃ!


 長老会の承認のもと、ボクは魔族侵攻まで臨時の市長をすることになっている。主にボク自身の要求を認めてもらうという条件付きでね。

 メルちゃんは気づいたみたいだけど、本音は魔族侵攻で犠牲を減らすための組織作り。


 この世界は法治国家ではなく放置国家だ。法規はあるにはあるが、体系化されていないし、慣習法が罷り通る世界だからね。


 ボクは、最低限の骨子は必要だろうと思い、日本国憲法を縮小した30条からなる最高法規を昨晩のうちに作り上げた。

 マッカーサー草案だって、ウソかホントか10日足らずで作られたって習ったし、その縮小版なんて2時間もあれば余裕だった。

 小6で習ったばかりで助かったよ。真面目に勉強してて良かった良かった!



 そんな真面目なボクが組織作りとしてまず行ったことは、三権分立の体制を作り直すこと。

 勿論、日本の立法・行政・司法とは中身が異なる。いろいろ弄くり回して、肝心のチェック&バランス機能を持たせることに注力した。



【立法】

 10人議会と6人長老会の二院制とし、議会議員はティルス市民から4年毎に選挙で選出、長老会は欠員が出た際に他の会員からの推薦により選出とした。

 議会には内閣の解散請求権を、長老会には市長の解職請求権を持たせた。

 立法府には、当面、ボクが抜けた後の市長以下の選任を課題として動いてもらった。最初は選挙の時間が取れないため、立法府の推薦という形にした。



【行政】

 市長及び副市長を1人ずつと、5人の大臣を設けて内閣とした。それぞれの仕事を明確に説明した後で、各々任命式を行った。

 臨時市長はボク。副市長はガジルさんにお願いした――ら、速攻で断られたので、メルちゃんにお願いした。

 5大臣は、財務大臣に豪商フーリエさん、軍務大臣にダヴーさん、教育大臣にレンちゃん、交通大臣にガジルさん、厚生大臣にマールさんを任命した。レンちゃんがムチャブリに文句を言っていたけど、アイちゃん曰く何事も経験ですよ。

 元奴隷の皆様方には申し訳ないけど、しばらくは25人を5人ずつ5グループに分けて、各大臣の元で働いてもらった。



【司法】

 正直、司法権の独立の概念すらなく、領主が主観的に裁いていたようだ。いわゆる“大岡裁き”というのかな。

 ボクは、ギルドの会議室で公開裁判が出来るようにし、ギルド支部長を裁判所長官に据え、その他の裁判官を3人任命するようにした。ギルド内の人事ならあまり外から圧力は掛からないと思ってね。

 また、刑法・民法及び両訴訟法を整備するよう、各部署に課題を出した。



 こんな感じで見切り発進したティルス新体制は、最初こそボクにおんぶだっこ状態だったけど、発足から3日目には、やるべき仕事の内容や方法が確立してきたのか、早くも軌道に乗り始めた。


 財政は透明感を増し、人材登用もスムーズにできた。治安も、見てすぐわかるくらいに良化した。壊れた道路や橋が計画的に修復された。

 何だかんだ文句を言っていたレンちゃんも、旧ネルヴィム旅館を改築して10~15歳からなる6年制の学校を作り上げ、生徒や講師を募集し始めた。

 メルちゃんはボクに負担が掛からないようにメイドスキル全開で奮闘しているみたい。

 クピィはボクの頭の上ですやすや寝ているし、スカイとスノーのゲージにも異常は無い。ちゃんとご飯を貰えているのかだけが、ちょっと心配――。




 ★☆★




 早朝、まだ5時くらいだと思うけど、アイちゃんからの《念話テレパシー》で目が覚めた。


(リンネさん、おはようございます!)


(おはおは!)


(リンネさん、市長生活楽しんでいるみたいですね!)


(いやいや、辛いってば! でも、みんなが真剣に協力してくれるから嬉しいの。アイちゃんたちは、今どの辺?)


(わたしとアユナちゃんはフィーネに到着しました! リザさんは、しばらくはエルフ村を守るために残るそうです。わたしたちはギルドでお風呂も済ませましたので、お迎えよろしくお願いします!)


(おっかえり! すっごく待ってたよぉ。今すぐ行くね!!)


《転移!》



「……」


「……」


 久しぶりのフィーネに、いや、アユナちゃん、アイちゃんに会えることに興奮したのが原因か、ボクは無意識にギルドマスターの部屋に《転移》してしまった。

 パジャマ姿がめちゃくちゃ恥ずかしい!


 一応、途中の村で起きたこと、ヘルソーサラーに襲撃されたこと、ティルスで奴隷を25人解放し、三凰を潰して新体制を作ったこと、ボクが臨時の市長になって――。


 そこまでは黙って聴いていたギルドマスターだけど、いきなり忠誠ポーズを――って、そういうの要らないんだよーっ!


 何だかティルスの支部長スルトさん、自らの保身のためか、詳細な報告を怠っていたらしい。もぅ!


「ギルドマスター、そんなことより魔人ザッハルト率いる魔族侵攻は明日の夜ですよ。今、ルークからアイちゃんとアユナちゃんが帰還したので迎えに来ました。これからティルスに戻り、防衛戦に専念します」


 それから、慌てて入室してきたアイちゃんたちの報告を聴き、ボクたちはティルスへと《転移》した。




 ★☆★




「アユナちゃんおかえり! 元気そう……うわっ」


 アユナちゃんがいきなり抱きついてきた。う、よく見たら鼻水垂らして泣いてるし。

 もうっ、可愛いんだから! ボクは抱きつかれたまま、背中の羽をなでなでしてあげた。


「リンネちゃん、会いたかったよぉ! 私、頑張ったんだからね! なのに、リンネちゃんたちは市長さんごっこで楽しんでてずるいよ! 私も仲間に入れてよ!」


「それが涙の理由かいっ!」


 全然ごっこじゃないし! 凄く苦労したんだし! アイちゃんはアユナちゃんに何をどう伝えたの!?


 ――というのは心にしまい、笑顔で褒めてあげる優しいボク。


「よく頑張ったね! 凄く成長したね!」


 どさくさに紛れたセクハラは封印し、羽で我慢しておいた。ついでにアイちゃんの頭もイイコイイコしてあげる。



 再会の喜びもこの辺までにして、今度は魔族との戦いに向けた本気の作戦会議だ。


 集まったのはボク、メルちゃん、レンちゃん、アユナちゃん、アイちゃんに、ギルド支部長スルトさん、防衛大臣のダヴーさん、元奴隷13人を合わせた総勢20人。


 元奴隷の方々は、ボクに命を預けて戦おうと志願した13人だ。そのうちマールさんたち戦闘に不向きな方々は裏方に回ってもらい、5人がボクたちと一緒に戦うことになった。皆、仕事の引き継ぎは済んでいる。




 ボクはアイちゃんの方にチラチラ何度も視線を送る。

 アイちゃんは苦笑いしながらも、作戦の概要を即興で語り始めた。


「まず、魔族を率いるのは魔人ザッハルトです。推定魔力値は200です」


 会議場がざわめく。

 迫り来る絶望への嘆きと現実を直視した溜め息が、場を支配していくのがわかる。


 その空気をアイちゃんが一変させる。


「皆さん、魔人は確かに強い。但し、今回攻めてくるのは魔人序列第8位。ちなみに、勇者リンネ様は先日、第3位のカイゼルを討伐なさいましたが、カイゼルの推定魔力値は――400です!!」


 張りつめていた空気が、突然爆発したかのように虹色に輝く。


 一瞬の沈黙の後、嘆きは歓声に、溜め息の理由が感動に塗り替えられた瞬間だ。


 いやぁ、ボク自身もびっくり。

 そんな数字、アイちゃんはどこで調べたんだろう。ボクがよく使う《必殺魔法テキトー》じゃないよね?


 というか、カイゼルは皆で倒したんだけど?

 何だかこの場のボクを見る目が眩しすぎて痛い。処刑ルートに片足が乗ってる予感がします……。



「先程確認した情報では、魔族軍は1700~2000、対するティルス防衛戦力は総勢200人。内訳は、ティルス軍所属の護衛兵50人、ギルド冒険者30人、残りはわたしたちリンネ隊10人と志願兵及び傭兵110人です」


 リンネ隊って……やだ、恥ずかしい。


「最も被害を少なくするためにはどう戦うか。組織的に、役割を担いながら戦うことです。では、どのように役割分担すべきか。答えは簡単です。少数精鋭で魔人を討ち、真っ先に敵の組織力を叩き潰す! こちらは守備隊が攻撃を受け止め、攻撃隊が相手陣を切り裂き、遊撃隊が殲滅する――これで確実に勝てます!」


 まだ戦ってもいないのに、アユナちゃんとレンちゃんは手を繋いで万歳まで始めたよ。他の皆も既に勝った気でいる。ここはちょっと焦らせないと――。


「油断はできませんよ。敵は魔人が統率する魔族軍。野生の魔物とは違い、知能が高い。下級魔族レッサーデーモンですら魔力は50以上です。敵は一個体がとにかく強い。必ず3人で1体を相手にするよう、連携を心掛けてください」


 また空気が変わる。

 場が再び緊張に包まれる。


 ボクはアイちゃんをチラ見。


 アイちゃんはにこやかに微笑んで、所属毎の適性から部隊編成や役割を具体的に指示していった。さすが軍師枠で召喚した逸材! 素晴らしく良い仕事をしています!!



 そして――決戦当日の朝を迎える。

 想定外には慣れてきたけど、今回もそうだった。


 ボクたちは作戦の細部を詰めた後で、メルちゃんと一緒に各部隊の訓練を見回っていた。街中が緊迫していた。


 既に全市民への説明は済んでいる。

 安心はできないが、絶対に城壁内に魔族を入れない。市長として! 勇者として!



 そんな時、ボクの頭の中にあるスノーとスカイのゲージに変化が起きた!

 ゲージが一気に3割も削られたのだ―。


「メルちゃん、スノーとスカイが魔族と戦ってる! ボクはあの村に行くよ!!」


「私も行きます!」


「でも……」


「あの村が今襲われてるってことは、きっと本隊じゃないですね。すぐに殲滅して戻りましょう!」


[メルがパーティに加わった]



「わかった! アイちゃんに《念話テレパシー》しておく!」


(アイちゃん! 例の街道沿いの村に魔族が来た! ドラゴンたちと戦ってくるね、すぐに戻るから後はよろしく!)


(わかりました! 気をつけてください!!)


「《転移》!」




 ★☆★




「スノー! スカイ!!」


 村の入口にスノー、中央広場にスカイが見える。たくさんの大蛇と戦っている!

 メルちゃんはというと、躊躇うことなく混戦に突っ込んで行った。



鑑定魔法リサーチ:ナーガ/下級魔族。体長5mを超える人型の大蛇で知能が高い。《土魔法》が得意で《氷魔法》が苦手。魔力値60》


「ナーガだって!《土魔法》に気をつけて!」


「はい! 数は25、やはり別働隊!」


 ボクはスノーとスカイを下がらせてヒールを掛ける。これでHPゲージは大丈夫だ。


 魔族との、過去の戦いが頭をよぎる。


 フィーネ、ヴェルデ、大迷宮、そしてエリ村――。


 話し合いは尽く決裂し、戦う道しか残されていなかった。

 それでも、ボクはボクのやり方を貫きたい!!


「メルちゃん下がって! スノーとスカイは村人を護るんだよ!」


「わかりました!」

『ギュルル!』

『シュルル!』



 さて、どうしようか。


「ナーガの皆さんに、和平を提案します!」


『『コロセ! コロセ! コロセ!』』


 ですよね――。

 ガンジーさん、貴方ならこの場面でどう戦うのか教えてください!


 魔人に洗脳されているのなら《雷魔法》でバチバチすれば良さそうだけど、たぶん魔力の無駄。

 ナーガが爬虫類なのか哺乳類なのかわかんないけど、もうアレに賭けるしかないよね!

 

「《空中浮遊フライ》!」


 ゆっくりと空に舞い上がったボクは、フェアリーワンドを両手で握りしめながら強く強く念じる――。


「おうちでお休み!《水魔法/下級ウォーターシャワー》!」


 上空から穏やかに降り注ぐ雨は、すぐに村全体を霧で覆っていく。


 雨粒は次第に大きさを増していき、こぶし大のみぞれとなって地面を激しく打ち鳴らし始めた。


『『シャァ、シャァー』』


 ナーガの弱点が《氷魔法》だってことは、きっと寒いと冬眠するはず。だから、一か八かで25%くらいの濃度の食塩水を作ってみたんだ。

 極限まで冷やした水に食塩を溶かすと、ホントかウソかわからないけど、-20度くらいまで温度が下がるって聞いたことがあったから。


 辺り一面には既に大小様々な氷柱が林立し、南極さながらの雪景色となっている。


『『シャァ、シャァー……』』


 お?


 何体かのナーガが《土魔法》で地面を掘り始めた。もう少し頑張れば!


「皆さん、ゆっくりでお休み!《水魔法/下級ウォーターシャワー》!」


 1時間以上も継続して《水魔法》を掛け続けた結果、ようやく全てのナーガが地面に消えて行った――。



「リンネちゃん……寒いです」


「うぅ、我慢だよ……ぅぅ」


 元気なのはスノーだけ。でも、嫉妬はしない。2匹を平等にねぎらってから、ボクの指環に帰還させた。




 村は、ナーガの襲撃とボクの魔法によって半壊していた――。

 30人くらい居たはずの村人たちは、1人として見当たらない。


 そういえば、緊急時には村長宅の地下室へ避難するように指示を出していたんだった! 無事に逃げているはず、そう信じたい。



 ボクとメルちゃんは氷を踏みしめて村長の家に向かった。


 立派だった建物は、天井が半分ほど吹き飛ばされていた。これはボクじゃない、はず。


 物音ひとつしない屋敷内を歩き、瓦礫と氷を退かしながら、やっとの思いでトイレまで辿り着く。メルちゃんに床板を持ち上げてもらうと、隠し階段が現れた。


 ボクたちは冷えきった手をしっかりと繋ぎ、村人の無事を祈りながら下りて行く。


 そして、震える手で地下室への扉を開ける――。




「お邪魔します。誰か居ますか~?」


「あ、貴女は……」


 暗がりから、もわっと現れたのは――村長さんだった。


「村長さん! 無事で良かったです。他の方は?」


「申し訳無い! 申し訳無い! 本当に、申し訳無い!!」


 村長さんは、いきなりボクの前に倒れこんだかと思うと、両足首をがっちりホールドしてきた。蹴るに蹴れないこの姿勢――とりあえず、ボクは両手でスカートを押さえることに全力を尽くした。


 ゴツンッ!


「ぐわっ! いよいよ地下室にも魔物が!?」


「ちょっと落ち着いてください! メルちゃんも叩かないであげて!」


「あぁ! 私は何と愚かなんだ!」


「確かに痴漢は愚かな――」


「あの魔族の大軍団に勇敢に立ち向かった竜神様を……私らは……見捨てて……逃げてしまった……」


 あー、そっちかい。でも、竜神様ってあの2匹だよね!?

 確かに、スノーもスカイも綺麗な姿をしてるから納得だね!


「そういうことね! それならもう大丈夫、大丈夫ですから。魔族は全部撃退しましたよ。あ……でも、村が壊れちゃって――ごめんなさい! ごめんなさい! 本当に、ごめんなさい!!」


 村の真下で冬眠中だとは言えない。


「あれを、撃退!? それで、竜神様は……ご無事なのですか?」


「はい、スノーは凄く元気でしたよ、スカイも一応は元気ですよ。でも、村は――」


「村なんてどうでもいい! 竜神様が無事なら!」


 村長や村人たちは地下室で泣き崩れてしまった。

 あぁ、あの子たちはこの村の英雄になったんだね。


 話を聴くと、どうやら皆さん早々に逃げ出したらしく、全員が無事だった! 本当に良かった!

 スノーたちがたくさんお世話になったみたいだし、魔人を倒したらまた挨拶に――というか、ご飯を貰いに来ようかな。


「今晩、魔人率いる魔族軍本隊がティルスを襲います。それを撃退したらまたご挨拶に来ますね! しばらく魔族は来ないでしょうが、気をつけてください」


 そして、ボクたちは再び決戦の地ティルスへと戻った。

 既に魔力を8割も使っている。少し休みたいな……。

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