恋愛経験に乏しい私が言うのも憚れる気がするが、正直「なるほど」と内心思った。
男子側から見た恋愛とはゲームであり、就活であり、人生の勉強であると心の底から考えさせられた。
特に女子とあまり関係が発展していない時。1年も引きずっては他の男子に取られたり、親しくなりすぎてかえって恋愛相手として見られない可能性もある。
時期、関係性、相手の心情、性格。全てのバランスを図りながら行うのが告白というわけである。
この難しくて複雑な行為をいわゆる陽キャや大人は経験しているわけで、人生という坂をどう登ってエンドを迎えるかを考えさせられてしまうのだ。
私は恋愛に今のところ興味はない。だが、恋愛している男女には興味がある。
この作品は生きることやその中での恋愛の難しさを教えてくれた。