「底辺領主の勘違い英雄譚~平民に優しくしてたら、いつの間にか国と戦争になっていた件~」

 今回は。馬路まんじさんの「底辺領主の勘違い英雄譚~平民に優しくしてたら、いつの間にか国と戦争になっていた件~」です♪タイトルから分かる通り、かなり勢いのある作品となっています。ではでは、どうぞ!


 ※何も知らない状態で楽しみたい方は、このページを閉じてください。大丈夫な方は、そのままスクロールをお願いします!














 荒廃した、最悪の土地と呼ばれるベイバラン領。十代にして家督を継いで領主になった「リゼ」は凶悪な領民に殺されないために、生き残るために、あることを心に決めます。そう――領民に媚びへつらうこと!“王族や貴族にのみ与えられた神の力”と言われる魔法を領民のために使いまくって、幸せな暮らしゲットだぜ⁉考えなし領主による最悪の領地運営譚、開幕です……!


 ……サトシ、ごめんな。という感じでですね~、はじめにも書きましたが文章にとても勢いがありまして。その勢いに乗って、楽しくなれちゃう作品です!今まで出会ったことのない異世界ものという感じで、たくさんのキャラクターが出てきて。しかもどのキャラクターも、とにかくキャラが濃い……(笑)主人公のリゼは勿論、よく出てくる「アリシア」と「イリーナ」という女の子もすごいのですよね。特にアリシアは愛をポジティブな方向に拗らせちゃった感じで、好きなキャラクターです♪


 個人的オススメポイント~。いきなりですが、心理描写などを深く考えて読むのって、疲れてしまうときが私はあるんですね。しかしこの作品は読んでいるうちに、良い意味で考えることを辞めてしまいたくなるというか(笑)異世界ものではあまり見かけなかった作風で、とても面白いです!


 考えているようで考えていない⁉そんなリゼが読んでいて楽しい。バラエティー番組を観ているのかな?ってレベルで笑いっぱなしで読んでました(*´ω`*)


 以上、「底辺領主の勘違い英雄譚~平民に優しくしてたら、いつの間にか国と戦争になっていた件~」の読書感想文でした。誤字脱字、情報の誤りなどはコメント、または近況ノートでお知らせください!

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