【KAC 20203参加作品】パパは童貞《チェリー》ボーイ✨😆🎶✨💕ねぇ、パパの股💟の聖💟 エ💟スカリバーは、いつ活躍するの❓❓ うるさい❗ ほっとけェ~ー~ー❗❗ どんだけ伏せ字なんだよ❗❗

オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白

第1話 パパは童貞《チェリー》ボーイ😆🎶✨

 世の中には二つのタイプがある。

 ひとつはツイてるヤツで、もうひとつはツイてないヤツだ。

 もちろん僕は後者のツイてないヤツだった。



 突然、初めてのデートの最中、目の前に謎の美少女、アリスが現れた。


 彼女が邪魔したお陰で、僕の初デートは散々だ。デート初日で失恋ふられてしまった。


 信じられない事に彼女は僕、上矢カミヤ ヒカルの娘、【カミヤ アリス】だと名乗った。

 全くあきれて話しにならない。


 まだ僕は、二十歳だ。

 こんな大きな娘がいるはずはない。


 近未来風の服装コスチュームは、ともかく、どう考えても未来からやって来たとは思えない。


 しかも僕は童貞チェリーボーイだ。

 その僕に娘なんて……


 もちろん結婚した相手の連れ子ならあり得るが、彼女すら出来た事がないのだ。

 結婚する相手も当然、居ない。



 にわかに納得できないがアリスの説明ではニ十年後の未来から父親パパに会いにやってきたそうだ。


 そのパパが、二十歳の童貞チェリーボーイ【カミヤ ヒカル】だと言う。

 それらの条件で当てはまるのは、他ならぬ僕だろう。


 しかしド💟えもんじゃ有るまいし、そんな漫画マンガのような創作つくり話しを鵜呑うのみには出来ない。



 アリスに自分の家へ帰れと言っても、この時代に家も家族も居ないと拒否された。

 ただの厄介な家出少女のようなモノだ。



 

 しかしはかなげな美少女を無下むげに追い返すワケにもいかず、僕の自宅へ連れてきた。


 自分で言うのも烏滸おこがましいが、僕の家なら安全だろう。

 なぜなら僕は人畜無害の草食系男子だからだ。


「ほら…、ここだよ。アリス」

 部屋の中へ案内した。


《ここが、パパとアリスの新居ねぇ😆🎶✨》

「別に、新居じゃねぇ~よ」

 部屋へ通すとアリスは、すぐに寝室のベッドへダイブした。


《フフ…✨😌✨✨ ここで、ゆっくりパパと合💟《ジョイ💟ト》ライブが出来るのね》


「おバカか❗❗❗ 出来ねぇ~よ❗❗

 どんな深夜の合体アニメだ❗❗

 公開停止になるだろ❗❗」

 怖いヤツだな……

 別々の部屋に寝ようか。


《え、じゃ、パパは童貞チェリーボーイのまま、お星様になっちゃうのォ~😆🎶✨》

 残酷な言葉とは裏腹に満面の笑みを浮かべた。


「ならねぇ~ッて❗ 童貞のまま、お星様になってたまるか❗❗❗

 何をたのしそうに笑ってンだよ……❗❗」

 絶対、コイツは僕の事をバカにしてるだろう。


《ねぇ、パパの股💟のオンボロ【聖💟 エ💟スカリバー】は、いつになったら活躍するの❓❓》

 脚を伸ばし、爪先で僕の敏感な股間を突っついた。


「はァ~ーー❗❗ ッたく、うるさい❗❗❗

 なにが、オンボロ聖剣だ❗❗

 そこを突っつくなァ~ーー❗❗❗

 ほっとけよォ~ーー❗❗

 伏せ字だらけで、何を言ってるのか全然わからねェ~だろ❗❗」

 

《大丈夫よ。アリスはパパの言わないタイプの娘だから……😆🎶✨》

 また股間を突っついてゲラゲラと笑った。


「わァ~ー、止せッて……。ッたく、どんなタイプの娘だよ……😳💦💦

 何をニコニコして、悪態ディスッてンだ」

 怖いな……。このは未来から遙々はるばる、僕をバカにしに来たのか。

 ま、未来ッて言うのは怪しいが……

 

《良かったわァ~ーー😆🎶✨

 パパが、こんなに可愛い子で》

 幼稚園児のように頭を『よしよし』と撫でられた。


「あのなァ~、子供か❗ 頭を撫でるな❗ 

 どう見てもアリスの方が年下だろ。

 いったいアリスはいくつなンだよ」


《あァ~ーー❗ 女子に年齢を訊くなんて、重大なセクハラ案件よ❗❗》

「いや……、だって、未成年だと何かとヤバいだろ」


《アリスは、そう言うの。大丈夫なタイプのだから……》

「なんだよ。その大丈夫なタイプのッて❓」


《アリスは無類の童顔だから若く見られるけど、身体はスッカリれた熟女だから》


「嘘をつけェ…… どこがれた身体なんだよ❗❗❗」

 どう見てもピチピチの美少女ロリータ体型だ。

 胸だって良く言えば美乳だが、悪く言えば貧乳だ。


《何よ❗❗ じゃ、見てみるゥ~❗❗

 アリスは脱いだらスゴいのよ❗❗

 パパ、座りションベンを漏らすわ❗❗》

「な、何ィ……」

 アリスはベッドの上に立ち、服を脱ごうとすそまくし上げた。一気に、おヘソが丸見えだ。


「わ、わ、わァ~ー❗ 脱ぐなァ~ーー❗❗

 おバカかァ~ー❗❗」

 懸命に、僕は服を脱ぎ掛けたアリスを抑えた。


《パパァ~✨😆🎶✨ 今夜はたっぷり大人の女性おんなを教えてあげるわァ~ー》


「わ、わ、わァ~ーー 止せェ……❗❗」

 慌わて、ふためいて僕は部屋の中を逃げ回った。

 そのあとをアリスは、《キャッキャッ》とはしゃいで追いかけてきた。


 まったく今後、どうなるのか、先が思いやられる。





 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆




 未来からアリスが来て、三日が経った。

 スッカリ部屋の中は彼女に占拠された感がある。

 部屋はピンクに染まり、甘い匂いが漂っていた。


 夜、アリスには僕のベッドへ寝て貰い、僕は床に布団を敷いて寝ていた。

 だが、アリスの事が気になり眠った感じがせず、ほぼ毎日、寝不足だ。



 朝からアリスは入浴タイムだ。

 僕はリビングのソファに寝転び、テレビを見ながらくつろいでいた。


《キャァ~ーーッ》

 不意にバスルームからアリスの悲鳴が聴こえた。

「な、な、なんだ……😲💦💦💦💦」

 驚いた僕は立ち上がり、バスルームの方を見た。


《パパァ~😆🎶✨ 大変よォ~ーー》

 風呂から上がったばかりなのだろう。

 ビショビショに濡れ、バスタオル一枚を巻いたままの姿だ。


「わ、わ、なんて格好だ…… ちゃんと着替えて来いよ❗❗」

 慌てて僕は顔をそむけたが、濡れたアリスの胸元が無性に気になった。

 今にも可愛らしいオッパイが顔を出しそうだ。

 無類の巨乳好きなのだが、やはり生の胸の膨らみを見るとヤケに興奮してきた。


《そんな事、どォ~~でも良いでしょ❗❗

 大変なのよ❗❗》

「いやいや、ど~でも良くないッて❗❗❗

 ビショビショだろ。早く拭いて着替えろよ」

 オッパイも見えそうだし……✨💕💕


《ねぇ、聴いてよ❗❗ パパはの❗❗》 


「え……😳💦💦」何を言ってるんだ。

 このは…… 理解不能だ。

 風呂かどこかで頭をぶつけたのだろうか。

 オッパイは見えそうだけど……✨💕💕


《だから安心して❗❗ のよ❗❗》


「ン……❓」何を安心するんだ。 

 何度、聞いても意味不明だ。大丈夫なのか。コイツの頭の方は……

 それよりビショビショのオッパイを隠せよ。


《だって、パパは二十歳なのに童貞チェリーボーイでしょ❗❗》


「いや、あの……😳💦💦 それは」

 このは僕の傷つく事を平気で言ってくる。

 オッパイが見えそうなクセに……


《オンボロ【聖💟 エ💟スカリバー】は、役立たずで毎晩、自主トレばかりでしょ😆🎶✨》

「どんな自主トレだよ。何を言ってるのか、全然、意味がわからねェよ……」


童貞チェリーボーイだから❓❓》

「別に、童貞だから聞こえないワケじゃねェよ…… なんなんだよ。パパはパパじゃないッて」

 意味不明だ。オッパイが見えそうだし……


《パパのフル名前ネームは……》

「え、僕は、ヒカルだよ。上矢カミヤヒカル」

《そう、アリスのパパもカミヤ ヒカルッて言う二十歳の童貞チェリーボーイなの❗❗》

「いや、本当か、どうかは知らないけど」

 勝手に、このがそう言ってるだけで、既成事実になっているが……

 実際の所、カミヤ ヒカルが父親だと言う【証拠】は何ひとつない。


《ほら、良く見てェ……》

 手をかざすと手首に巻かれたブレスレットが輝き、画像が現れた。


「あ…… スゴい」空間に、平面画像が示された。やはり未来から来たと言うのは本当の事だろうか。


《ちゃんと調べたら、アリスのパパは、神矢カミヤ ヒカルだったのねェ……》

 空間画像に【神矢ヒカル】と表示された。


「ン…、神矢カミヤ…… ヒカル❓」

 確かに読み方は【カミヤ ヒカル】で僕と一緒だ。


《ね、パパ❗❗ これだけ説明すれば、童貞チェリーボーイでもわかった❓》


「いやいや、童貞チェリーとか関係ないから……

 アリスの説明が下手だから今までわからなかっただけだよ❗❗」


《だから、パパはパパじゃなかったのォ~ーー😆🎶✨💕》

 ビショビショのまま、僕に抱きついてきた。

「おバカか! ちょっと濡れるだろ」

 抱きしめた僕もビショビショだ。


《フフ…、本当の事を言うと…… アリスにパパは居ないんだ》


「え……」居ない……

《アリスは…… 人工授精で産まれたの》

「人工…… 試験管ベイビーか」


《そう……、解った事は、パパが【カミヤ ヒカル】ッて、名前で、この時代だと二十歳だッて事だけだったの》

「ンゥ~…、そうか……」

 天然に見えて、アリスも大変だったのだろう。


《でも…、良かったねぇ✨😆🎶✨》

「え…… 何が?」


《これでパパも安心してアリスと合💟《ジョ💟ント》ライブが出来るわァ~ーー❗❗》


「な、な、な、出来るワケねぇ~だろ❗❗

 いくら実の父親じゃないッて、解っても❗❗ 美少女ロリータと合💟《ジョ💟ント》なんかァ~ーー❗❗❗」


《大丈夫よ✨😆🎶✨💕 アリスはロリ顔でも身体はだからァ~ー》


「どこがだァ~ーー❗❗ 止せェ……❗❗」

 転がるように僕は逃げ回った。


《待ってェ~ーパパァ~ーー……😆🎶✨ 

 キャッキャッキャァ~ーーッ》

 スゴくたのしそうにはしゃいだ。

 アリスに取っては、パパとの追いかけっこなのかもしれない。


 僕に必要以上のスキンシップを取るのは、これまでパパとの触れ合いがなかったからだろう。


 だったら、僕が【パパ】の代わりに遊んで上げよう。

 いくらでも【Uターン】出来る。


 今まで寂しかった分も……



 アリスの気が済むまで……





 この後、僕とアリスは、時に喧嘩もしたが仲良く笑って暮らした。

 

 



 無事に、僕がしたのは、それからかなり年月が経ってからの事だった。







 めでたし、めでたし……





 おしまい……😆🎶✨





 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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