昼の神と夜の神がおわす国。今夜が、夜の神の祭日。祭りはいいものだと再認識しました。
祭りというよりマツリと表現したくなる作品。星野之宣先生の『ヤマタイカ(潮出版社)』を彷彿とさせる内容であり、思わず輪に加わりたくなる。 必読本作。
異世界ファンタジーですが、読んでいてノスタルジックなものを感じました。お祭りの描写がしっかりと書かれていて、どんなお祭りなのかイメージが湧きやすくて良かったです。祭りの始まりから終わりまで……全部書かれているところにも好感が持てました。