…3ノ月02ノ日…


…3ノ月02ノ日…

 魔物が出た…。

 その言葉から緊迫した時間が進むようになって4日が経った。

 未だその魔物らしい影は、ココから見えた事は無い。

 それはとても喜ぶべき事だけど、居るかどうかが分からない…て、そんな時間が続くのは目の前に魔物がいるのと同じぐらい辛い。


 みんな、不安な表情から疲れた表情に変わってきてる。

 男の人たちも、女の人たちも、子供たちも…、そして私も。

 毎日の不安が積み重なって、交代でやってる見張りの疲れも溜まって、早く終わってよって毎日寝る前に祈るようになった。


 もうすぐ日が昇る。

 今日の日記は見張りをやった後、交代してから書いてい


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