第7話 俺に婚約者がいる?


凛〜、早く起きないと遅刻しちゃうよ!


結衣、もう少し寝ても大丈夫だよ〜


今日遅刻したら、最強の中二病がまだ有名になっちゃうよ


すごいな、、、一瞬で目が覚めた


俺の日常はこんな感じだ

結衣と俺の家は隣同士で、親同士の仲もいい


俺の両親は仕事の都合でアメリカに住んでいる

俺の一人暮らしを心配して、結衣に俺の面倒を見てもらうように親同士で話し合ったらしいのだ、、、



ご飯できてるよ〜


ありがとう、今日も美味しそうだな

朝ごはんは、ご飯、卵焼き、納豆、味噌汁、酒の塩焼き完全なる日本食だ


結衣のご飯は美味しいなぁ

いつもどおり、ご飯を食べていると


ねえ、凛、、、

これ凛のことじゃない?



結衣が震えながらTVを指差していた


えっ?

俺がTVを見てみると



なんとも渋いイケメンのおじさまが写っていた




我がドイツワーレングループの一人娘と日本の最高の魔法使いである鳳凛君の婚約を発表します



「はっ?」

「何にぃぃぃ〜!」


俺に婚約者ができた、、、

俺のリア充ライフがぁぁぁぁ




「凛!いつの間、婚約者がいたの?」

結衣は声を荒げながら俺に迫ってくる



「俺も訳が分からないよ!」

「てか、婚約者って誰だよ!」


自分自身の人生を冷静に振り返ってみる

俺が今までの人生で関わった人のなかでドイツ人、、、いた

たしかに、一人だけいる



「凛、、、婚約者ってまさか」



その時、インターホンが鳴った

扉を開けると



「おはよう、、、鳳凛」

そこには、一ノ瀬レナがいた

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