第9話 学園トーナメントで優勝すればいいのよ!

「来週に開催される学園トーナメントで優勝するのよ!」


「たしかに!結衣さんその手がありましたね」


結衣と一ノ瀬は理解したようだ。

しかし、俺は全くわからない。


「ねぇ、二人で進めないで俺にちゃんと説明してくれよ〜」


「凛、学園行事の説明聞いてなかったの?あのね、学園トーナメントは、、、」



結衣の説明によると毎年5月に開催されている全生徒が参加する学園最強の魔法使いを決定する大会とのことだった


優勝者には学園最強の称号とが付いている



「そうか、その願いで最強の中二病って記憶を消してしまえばいいわけだな」



「そうよ!凛が最強の中二病じゃなければ婚約する必要がなくなるしゃない!」


「たしかに!俺も安心してリア充ライフを満喫できるわけだ」



「鳳くん、、、その、リア充ライフとは何?一ノ瀬はきょとんとしてを俺を見ている」



「一ノ瀬さん、それは人生で知らなくていいことだよ、、、」



結衣は残念な目で俺を見ていた。

とにかく、その学園トーナメントで優勝すれば全部解決するってわけだ。




いやぁ、神様は俺を見捨ててはいなかったんだ。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る