第18話 1枚目:イベントリザルト

 そして開いてみたステータスがこちら。



[Name:ルミル

Talent:ノーエレメント・ドラゴン・パピー・ゴーストLv74(next:4)

Skill:*【魔力耐性貧弱】Lv19

   *【属性耐性虚弱】Lv3

   *【物理耐性脆弱】Lv10

   *【貧弱魂質】Lv7

   *【意志薄弱】Lv11

   *【影響力低下・中】Lv22

   *【環境耐性低下・極】Lv20

   *【霊体】Lv9

   【浮遊】Lv13

   【非実体】Lv6

   [*【偏食・宝石】Lv30]Locked!

   [【大食】Lv10]Locked!

   [*【虚弱体質】Lv15]Locked!

   【竜の血脈】Lv6

   [【生命力・極】Lv5]Locked!

   [【人化】Lv5]Locked!

   【成長強化】Lv5

Inactive:【鑑定】Lv5

     【採取】Lv5

     【格納】Lv0

     【錬金】Lv0

     【絆】Lv0

     【共通言語】Lv5

     【魔物言語】Lv5

     【心眼】Lv5

     【魔力感知】Lv5

     【魂体操作】Lv0

     【魔力制御】Lv5

     【暗視】Lv5

     【霊視】Lv5

     【瞑想】Lv5

     【魔力回復強化】Lv5

     【威嚇】Lv5

     【体力回復強化】Lv5

     【隠れ身】Lv5

     【忍び足】Lv5

     【精密動作】Lv5]



 マイナススキルに経験値が入っていないのは了解済み。訓練室で使えなかったスキルが上がっていないのも納得。種族レベルは18+3で21上がって、スキル枠が2つ増えた。


「ピッキュ!(よし【成長強化】がメイン入りした!)」


 思わずガッツポーズ。いや、これ、本当に勿体なかったんだ。今までの経験値が。だって【成長強化】って、スキルや種族レベルが上がった時に、その性能や能力値にプラスボーナスが付くスキルなんだ。つまり、これを習得した状態でスキルを上げないと、ボーナス分が勿体ない。

 今までも控えにあったから多少は効果がある。あるが、それでもメイン枠に入っている時ほどではない。そしてスキル経験値の方も、本来ならもっとレベルが上がって、つまりボーナスが大きくなってる状態の筈だ。


「ピーゥ(もうメインから降ろさないぞ)」


 ……いやまぁ、スキルが上がりそうにない行動をするときは、緊急で入れ替える事がある、かも知れないけど。スキルが上がりそうにない行動って何だろう。今回みたいなイベントで見学だけしてる時とか? スキルを使わないなら入れ替える必要も、ないな?

 という訳で自主的固定枠決定。塵も積もれば山となるという事を教えてやる!

 ……あれ、それでいくとスキルがほとんどスキル書になったのは、ある意味良い事……?


「キュッ。キュピ。キューゥッ(いや良くない。全然良くない。確かに経験値は勿体ないかもだけど不便が勝つ)」


 ふるふると頭を振って迷走した考えを追い払う。さて、これでイベントの後処理は終わり。ここからはまた地味で作業じみたレベル上げだ。

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