第16話 令和2年3月17日(火)塾の経営の会議

 今日も家の中から始まります。駒沢塾の会議です。家の中で会議が行われます。ではスタート。

深沢宝徳:涼香。通信教育と塾とどっちがいい?塾はやるなら4月から始めようと思うけど。

深沢涼香:そうね。生徒全員に聞いてみたら?通信塾と通学塾のどっちがいいかって。

駒沢愛理:私は通学塾がいい。

深沢涼香:愛理に聞いているんじゃなくて、生徒に聞くのよ。

深沢宝徳:俺の予想だと、通信塾、通学塾とわかれると思う。

深沢涼香:テレビ電話だと一度に複数は無理よね。1クラス10人以上いるからね。

深沢宝徳:通信塾だと、添削が大変だな。

深沢涼香:でも、通信塾の方が生徒のレベルに応じてそれぞれに教えてあげられるよね。

深沢宝徳:コロナ前に働いてもらっていたバイト生にまた戻ってきてもらうか?

深沢涼香:でも、給料がないよね。東大生は1コマ1万円だったからね。

深沢宝徳:じゃあ、今度は東大生じゃなく一般から才能をある人を集めるか。

駒沢愛理:どうやるの?

深沢宝徳:一般の人から誰でもO.K.学歴不問でテストで満点だったら雇うとか。

駒沢愛理:なるほど。

深沢宝徳:で、4月から体制を整えるからついでに塾の名前も変更しようか。駒沢塾から深沢塾に。

深沢涼香:お父さんがなんていうかなあ。

深沢宝徳:だけど、愛理さんが結婚したら駒沢家は駒沢の苗字がなくなるんだぞ。名前だけ駒沢じゃあ、なんかしっくりこないだろ。

深沢涼香:それもそうね。

駒沢愛理:で、実際の塾の運営はどうするの?

深沢涼香:私は通信と通学と両方やってみるのもいいと思う。ただ、やり方だよね。通信でわからないところを通学で教えることがいいかもね。

深沢宝徳:それいいなあ。そうしようか。4月まで、テキストを速攻で作らなきゃな。

駒沢愛理:今は私は小学生で、姉さんが中学生で、宝徳さんが高校生だったよね。このまま行く?

深沢宝徳:そうだな。じゃあ、とりあえずテキスト作るか。

深沢涼香:そうね。

 と、会議が一応終わった。

深沢宝徳:一息つくか。

深沢涼香:何の飲む?

駒沢愛理:ミシュラン☆1つのミルク。

深沢涼香:宝徳さん。愛理に何か言った?(怒)

深沢宝徳:冗談ぐらいいいじゃないか。

深沢涼香:まあ、いいよ。森永の4.6の牛乳を上げる。

深沢美優:ギャー。ギャー。(お腹が空いたよ。)

駒沢愛理:姉さん。美優がミシュラン欲しがっているよ。

深沢涼香:ミシュランは止めなさい。

駒沢愛理:姉さんのミルクは高級だって言っているのに何で不機嫌なのよ。

深沢涼香:私を食べ物扱いしないでちょうだい。

駒沢愛理:じゃあ、飲み物ならいいの?

深沢涼香:美優。愛理おばちゃんのようになっちゃだめだからね。

駒沢愛理:姉さん。私を無視?

深沢美優:(愛理おばちゃんさわがしいなあ。)

 と、今日はこんな話で終わります。ではまたね。

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