第167話 ミク対ギジン

 ミクはジアースの電光石火習得のため時間を稼がなければならなかった。

ギジン:お嬢さん。一人では無理ではないかな。

ミク:私の魔力を舐めないで。「雷スペシャル巨大。」

 ギジンはミクの技を喰らった。

ギジン:やってくれるじゃないか。これでも喰らえ「フラストレーション。」

ミク:「バリア。」

 しかし、ギジンのフラストレーションには底がない。

ギジン:私のフラストレーションをどれだけ受けきれるかな。バリヤが破れた時が最後だ。

ミク:「反射バリア」

ギジン:反射させようとしても無駄だ。

 ミクの反射は弱かった。

ミク:え?バリアにひびが入った。何か空気が漏れて入ってくる。

ギジン:ミクよ。私のフラストレーションを受けたら、ミクは欲求不満でいっぱいになり私の操り人形になる。

ミク:キャ。バリアが破れる。

 そしてミクのバリヤが破られた。

ミク:きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ。

 ミクはギジンのフラストレーションを喰らってしまった。

ギジン:ミクよ。ミクは人を殺したくなる欲求不満になる。まずはケトンを殺せ。

ミク:うぅ。……。「雷。」

 ミクはケトンに雷を打った。

ローラ:え?「バリア。」

ケトン:ミク。どうした。

ミク:ケトン。死んで。

ローラ:ケトン。ミクはギジンに操られているだけよ。

ミク:「雷巨大。」

ローラ:「バリア。」

 ローラはバリアで防いだ。

ケトン:ミク。……。

ローラ:私が何とかしてあげる。ミク。これを受けて「エンジェルクリーン。」

 ミクはローラのエンジェルクリーンを受けた。

ミク:ケトン。……。ごめん。愛してる。

ケトン:ミクが元に戻った。

 その後、ミクは倒れた。

ケトン:ミク。

ローラ:ケトン。もう「電光石火」打てるよ。

ケトン:よし。ギジンを倒してやる。


 つづく。





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