第163話 超魔王10大弟子10人目モーメント

ギジン:最後の1人か。モーメントよ。自信はあるか。

モーメント:私が全員倒してまいりましょう。

 一方、ダカン側は、

ミク:相手はモーメントみたいだね。

ダカン:では私が行こう。

 と、ダカンとモーメントの対決となった。

ダカン:先手必勝。喰らえ「百竜剣。」

モーメント:秘奥義「力学のモーメントの法則。」

 モーメントはかわした。

モーメント:ダカンよ。甘いな。これでも喰らえ「催眠術。」

ダカン:うっ。

 ダカンは催眠術にかかった。

モーメント:ダカンよ。自らの足に剣をさせ。

ダカン:ううぅ。

 ダカンは自分の足に剣を刺した。

モーメント:ダカンよ。貴様は我が術中にはまった。残りの者を一人残らずかたずけてこい。

 ローラ側は焦った。

ミク:まずいよ。どうする。

ローラ:私がダカンの催眠術を説く呪文を唱えるけど、その呪文は1分かかるの。それまで持ちこたえて。

シェニール:では、私が行こう。

 大魔王ダカン対シェニールの戦いになった。

ダカン:ううぅ。「デスソード。」

シェニール:そんなの効かん。「豹魔剣。」

ダカン:かーっ。

 ダカンは跳ね返した。

シェニール:相手はダカン。暗黒剣程度は効かんだろう。永遠暗黒剣は危険すぎる。

ダカン:「百竜剣。」

シェニール:ダーッ。

 シェニールはすべて跳ね返した。

ローラ:シェニール。呪文が終わったよ。

シェニール:おおっ。

ダカン:隙アリ。「ファイネルエクスティンクション。」

シェニール:うあああああああ。

ローラ:ダカン。元に戻って。「リバース。」

 ダカンは元に戻った。そばにはシェニールが倒れていた。

ダカン:シェニール。そうか。私は催眠術にかけられて…。モーメントよ。許さんぞ。

モーメント:催眠術にかかる貴様が悪い。もう一回かかるか。「催眠術。」

ダカン:ミラー。技を借りるぞ。「ミラーウォール。」

モーメント:何?

 モーメントかかけた催眠術はモーメントにかかった。

ダカン:モーメントよ。本気の技を喰らえ「ファイナルエクスティンクション」

モーメント:ギャーッ。

 モーメントは消えた。

ダカン:シェニールよ。大丈夫か。

シェニール:俺のダメージは最大だ。生きてるのがやっとだ。

ダカン:シェニールすまん。

 と、ダカンはシェニールを抱えて自陣に帰った。

ギジン:我が弟子たちよ。大魔王を4人倒したとはでかした。それに他の者の手の内もわかった。ダカン。聞こえるか。一気に勝負だ。

ダカン:望むところだ。

ケトン:ダカン。こっちは5人いる。1対5で戦った方がいいんじゃないか?相手は超魔王だぞ。

ギジン:ダカンよ。ケトンの言うとおりだ。1対5でも構わんぞ。

ダカン:とにかく倒せればいい。遠慮なくそうしよう。

 と、1対5のスーパーバトルが始まろうとしていた。

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