第144話 ダカンとドブニウムの会話

 ドブニウムはダカンの陣へ行き、ダカンと会った。

ダカン:ドブニウムよ。よく来たな。

ドブニウム:大魔王ダカン。あなたが目指しているのはなんですか?

ダカン:超魔王を倒すことしか考えておらん。

ドブニウム:しかし、この世の均衡を保っているのは超魔王のはず。

ダカン:均衡なんてとんでもない。それを理由にやりたい放題ではないか。私から超魔王はありとあらゆるものを奪った。許せん。

ドブニウム:何を奪われたのです?

ダカン:財産、名誉、女性、などだ。挙げればきりがない。そういったものが上にいるのが耐えられるか?

ドブニウム:確かに。超魔王ギジンは自分の都合のいいようにこの世を考えているだけ。大義名分はありますな。

ダカン:そういうことだ。デナリウスと手を組みたい。

ドブニウム:わかりました。では、後は残りの大魔王シェニールを味方につけるだけですな。

ダカン:そうだな。だれに使者に行ってもらおうか。

ケトン:俺が行こう。

ミク:私も。

ドブニウム:頼もしい2人ですな。出身は?

ケトン:なんていえばいいんだ?

ミク:この世の外の世界よ。

ドブニウム:あの世ですか?

ケトン:いや、生きたまま往来できるからあの世じゃないんじゃないか?

ダカン:いや、ケトンとミクだけ特別な存在だろう。

ウラン:ダカン。俺も行きたい。

ローラ:では私も。

ジーコ:ローラ王女が行くなら私も。

ダカン:では5人でいって来てくれ。

 と、ケトンたちは大魔王シェニールの元へ行った。

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