第24話 本来のストーリーその3

 ケトンとミクは話をした。

ミク:ケトン。サマンサ王国は本来ウランが説得するのよ。

ケトン:おれが、ウランの代わりになってしまったわけか?

ミク:うん。

ケトン:で、本来はウランはどうやって説得したんだ?

ミク:ウランが大臣を倒したからよ。だけど、ケトンが倒せるかどうかわからない。

ケトン:どういうことだ?

ミク:ウランが大臣を倒したときはウランは賢者の宝石で封印が解けていたから、パワーアップしていたから大臣に勝てたのよ。本来ウランは封印が解けたらもの凄い力を発揮するんだから。

ケトン:俺じゃあ、大臣は倒せないのか?

ミク:大臣は、金縛りの術が使えるのよ。ケトンじゃあ難しくない?

ケトン:なるほど。だが、なんで大臣を倒さなきゃならないんだ?

ミク:ウランは、大臣を倒してサマンサ王国を味方味したの。本来のストーリーではね。

ケトン:その大臣と言うのがくせもんなんだな。

ミク:うん。

ケトン:じゃあ、俺は大臣とは戦わないほうがいいわけなんだな。

ミク:そうね。

ケトン:わかった。まあ、とにかくサマンサ国王に会ってみよう。

 と、ケトンとミクはサマンサ王国の城へ着いた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る