第8話 ケトン対ウラン
洞窟を先に進むと行き止まりになっていた。そこに光った石が置いてあった。
ケトン:ミク。これが賢者の宝石なんじゃないか?
ミク:1個しかないね。
ケトン:持っていくか。
???:おい。そこの2人その石を俺に渡せ。
そこ突然一人の男が現れた。
ケトン:何者だ。
ウラン:俺はウランという。俺にはその石が必要だ。俺にくれないか?
ミク:ウランさんよく聞いて。その宝石はローラ王女の呪文がなければ呪いが解けないのよ。だから、カイン王国へ行ってローラ王女に一緒に会いに行こう。
ウラン:なんか、俺の事情を言っているらしいな。だが、俺はカイン王国のお尋ね者になっている。カイン王国にはいかれん。それに呪いを解く呪文の話は信用できん。賢者の宝石を渡すだけでいいんだ。よこしてくれ。
ケトン:俺ら言うことを信じてもらえないか?
ウラン:くどい。早く渡さないとお前と倒すぞ。
ケトン:ミク。魔法の杖を使え。
ミク:勇者ウラン相手にできないよ。
ウラン:貴様。いま、俺に何かをしようとしたな。許さん貴様を倒す。
と、ケトンとウランの剣による戦闘になった。
ケトン:クッ。
ウランの攻撃はすさまじかった。ケトンが押され始めた。
ウラン:どうした、貴さまの腕はその程度か。
ケトン:俺を甘く見るなよ。
ケトンが反撃に出た。今度はケトンが押し始めた。
ウラン:なかなかやるな。では奥の手を出すか。
と、ウランは金縛りの術を使った。ケトンの動きが止まった。その隙にウランの一撃がケトンに入った。ケトンは倒された。
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