第7話 大魔王部下五大将軍の一人ドカント
ケトンとミクはアルザン山脈へ向かった。国王から地図を渡されていたので、その通りに行った。すると、山のふもとに洞窟があった。
ケトン:ミク。洞窟ってこれかなあ。
ミク:たぶんそうだと思う。でも、その賢者の宝石国王に渡したらだめんじゃないかなあ…。
ケトン:ウランが持つべきと言いたいんだろ。だけど、ローラ王女と会わなければ意味がないんだろ。まずはローラ王女に預ければいいんじゃないか?
ミク:う、うん。
ミクは何かうなずき方が中途半端だった。それもそのはずである。本来の子の小説とはストーリーが変わったからである。
ケトン:ミク。考えてもしょうがない。とにかく先に進むぞ。
ミク:うん。
と、そこに何者かが現れた。
???:そこの2人これからどこへ行くつもりだ。
ケトン:賢者の宝石を取りに行くつもりだ。
???:そうはさせない。その賢者の宝石はわれわれ大魔王ダカン様のものだ。
ケトン:何者だ?
???:俺の名はドカントここをどかんと貴様を殺すぞ。
ケトン:ドカント?
ミク:ケトン。ドカントは大魔王の部下の中の5大将軍の一人。勝てないよ。
ドカント:そこのお嬢さんは俺の恐ろしさがわかっているらしいな。
ケトン:しかし、俺たちはウランに賢者の宝石を渡さなければならないんだ。
ドカント:ウランか。お前ら知っているか。ウランの呪いは一生とけないぞなにしろ大魔王様直轄部下の大将の1人にやられているからな。
ミク:その大将って精神攻撃を得意とするマインドのこと?
ドカント:そこのお嬢さん。本当に物知りだね。そこまで知っているとは生かしてはおけない。
ケトン:ミク。下がってろ。
ドカント:ケトンとやら先にお前を始末する。
と、ケトンとドカントが衝突するや否や一閃、ケトンの剣でドカントを倒した。
ミク:うそ。
ドカント:強い。これは本気を出すしかないな。
ケトン:何?
と、ドカントは変身しだした。野獣化したのである。皮膚が甲羅のように硬くなったのである。とドカントは体当たりを仕掛けてきた。ケトンは剣で応戦するが、皮膚が固くて攻撃が効かない。と、そこにミクが。
ミク:雷。
ミクが魔法の杖で雷を呼び出しドカントに当たりドカントは倒れた。
ドカント:お嬢さんの攻撃で敗れるとは…。
と、ドカントは意識がなくなった。
ケトン:ミク。なんかすげえ。
ミク:凄いでしょ。
ケトン:さすがの俺も冷や冷やしたよ。先へ行こう。
と、ケトンとミクは洞窟の先へ進んだ。
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