第5話 賢者の宝石を取りに行く

 カイン国王はケトンをミクを呼び話した。

カイン:ケトン、ミクよ。そなた達は賢者の宝石を知っているな。まずはそれを持ってきてほしい。その賢者の石は呪文を唱えると唱えた者に世界最強の力を与えられるのだ。その力で魔王を倒してもしい。

ミク:カイン国王。それは本来は勇者ウランが手に入れるものです。

カイン:ウランか。本に書いてあったことだな。残念だが、ウランは罪人だ。勇者ではない。

ミク:でも、ウランにしか魔王は倒せないはず。

カイン:いいか、ミクよ。勇者と言うのは完璧なのだ。

ケトン:しかし、完璧な人間などいないのでは?

カイン:いらぬ詮索は無用だ。早く賢者の宝石を手に入れてきてまいれ。場所はアルザン山脈の洞窟だ。わかりやすい場所にある故すぐに手に入るはずだ。行ってまいれ。

ミク:でも。

ケトン:ミク。行くぞ。俺たちはこの世界に冒険しに来たんだぞ。

ミク:わかった。

 と、ミクとケトンはカイン国王から100Pのお金を受け取った。

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