第4話 本来のストーリー
ケトンはミクと別室で話した。
ケトン:ミク。この物語はどういう物語なの?
ミク:本当はローラ王女は崖から落ちて奇跡的に助かったところを勇者のウランと出会うのよ。だけど、勇者のウランは呪われているんだけど、王女と出会って、王女の愛情でウランの呪いが解けていくの。そして、呪いが解けた勇者はローラ王女と一緒に魔王へ倒しに行くのよ。だけど、ローラ王女が崖から落ちるところを私たちが助けちゃったからこれからどうなるかわからない。
ケトン:なるほど。
ミク:で、本当はローラ王女が勇者をこの国に連れてきて、勇者として迎えられ、ローラ王女と共に魔王を倒しに行くの。
ケトン:ということはローラ王女に連れられたのは俺たちだから、俺たちが勇者になっちゃうのか?
ミク:え?そうなっちゃうの?そしたら試練があるのよ。国王に勇者の器があるかどうか試されるのよ。それに、魔王は勇者しか倒せないのよ。どうするの?
ケトン:ということは、ウランとローラ王女を合わせればいいんだろ。何とかなるんじゃないか?
ミク:なるほど。
門番:ケトン殿、ミク殿王様が会いたいとおっしゃっている。ついてきてください。
と、ケトンとミクはカイン国王へ再び会った。
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