第72話 砂漠の王

凛は片足を、リーシャは腹の一部を砂の弾丸を防ぎきれず、完全に失っていた。


「凛!リーシャ!」


「くぅぅ…」


「直ぐに治す!」


「させるわけ無いだろう?」


俺の背後に迫っていたサンドドラゴンの存在に気が付かなかった。冷静さを保っていたつもりが、実は気が動転していて気が付かなかったのだ。


サンドドラゴンの腕が振り下ろされていく瞬間がスローモーションに見える。これは死んだと思った。避けても間に合わない。シールドも恐らく簡単に破られるだろう。


「マコト様!」


しかし、突然体が後ろへと引っ張られる。腰を見ると、闇魔法の縄が巻かれている。背中が地面に激突する衝撃で視界が揺れる。だが、サンドドラゴンの一撃は俺には当たらなかった。この魔法を使うのはこのパーティーの中で一人だけ。たった今腕を治すために回復薬を飲ませたはずのプリネラだけだ。


体を起こすと、プリネラが俺の真後ろに立っている。彼女が俺を助けたのだ。


「プリネ」

バチンッ!


頬がガーッと熱くなる。プリネラに平手打ちを受けたと気が付くまで少し時間が必要だった。


「頭を冷やして下さい!毎回誰かが怪我をする度に動転していたら皆死んでしまいます!」


「……そうだな。すまない。いや、ありがとう。頭が冷えたよ。」


一瞬。プリネラの姿がフィルリアに見えた。間違いなくフィルリアなら同じ事をしていたと思う。プリネラ自身の判断なのか、フィルリアから何か言われたのか分からないが、プリネラの平手打ちはよく効いた。

ただの平手打ちではない。俺が死ぬ事への恐怖。皆が死ぬ事への恐怖。それを乗せた平手打ち。俺が死んだらその時点で治癒魔法も、最大火力も、同時に失う事になる。俺はもっと自分が死なない様に気を付けなければならなかった。


プリネラは平手打ちをした右手を酷く痛そうに握り締める。多分、俺が打たれたよりずっと、彼女の右手は傷んでいるだろう。それだけの思いが無ければプリネラは俺に平手打ちなどしない。


「凛。リーシャ。少し待ってろ。」


健がサンドドラゴンを牽制し、既にシャルが二人を避難させてくれていた。なんて情けない主だろうか。


「……こんなの…へっちゃらです。」


「簡単には…死にませんよ……」


「いい返事だ……健!」


「おう!」


「こいつを倒した後二人を治癒する為にこれ以上魔力は使えない!」


「俺とシャルとプリネラでなんとかしろって事だな!」


サンドドラゴンと向き合う背中から大きな声が聞こえてくる。


「……マコト様…あの…」


辛そうな顔をしてプリネラが俺を見上げてくる。


「プリネラ。言ったろ。ありがとうってな。情けない主で済まないな。」


「そんな事!」


「あるさ。だが、プリネラの平手打ちで目が覚めた。今すべき事をする。三人であのデカブツを殺せるか?」


「…はい!」


「頼んだ。」


「プリネラ!凛が元気になったら真琴様を殴った分お仕置して貰えるぞ!」


「本当ですか?!じゅる…」


「それにはこいつを俺達三人で倒さねぇといけないがな。」


「グハハハ!六人で無理な所を半分でだと?」


「おいおい。デカいの。役不足かはやってから決めろや。」


「ほう……空気が変わったな。」


「俺達の主様からの命令だ。お前を殺せとな。」


「私達に課せられた命令はたったの二つ。」


「死ぬな。殺せ。」


「……グハハハハ!良いぞ…良いぞ!これ程の威圧感を放つ人型は初めてだぜ!」


「悪いが最初から全力で行かせてもらうぞ。時間が無いんでね。」


「ならばこちらも全力で行かせてもらうぞ!」


またしてもサンドドラゴンがブレスを放とうと魔力を集め始める。


「させない。」


瞬時に顎の下に移動したシャルが、左拳でサンドドラゴンの顎を打ち上げる。


バゴッ!


無理矢理閉じられた事で、溜まっていた魔力が霧散する。


「ぐっ……」


シャルの左腕の骨は完全に粉々に砕け、ブラブラと揺れている。自分の骨が砕ける程の威力で殴るなど……相当頭にきているらしい。

シャルは、そのまま右手に持った赤雷の大槌を体を回転させた遠心力でサンドドラゴンの顔面へと叩き込む。


バチバチッ!


「ぬぅ!!やりやがる!だがその体勢では避けらないだろう!」


左腕を持ち上げるサンドドラゴン。しかし、シャルは避けようとはしない。


「相手は一人じゃないこと。忘れてんじゃねぇぞ。」


シャルの後方から飛び出してきたのは健。


「まとめて潰してやる!」


「龍雲牙!!」


サンドドラゴンの左腕と、健が交差する。


「ぐあぁっ!」


叫び声をあげたのは、サンドドラゴンの方だった。

左腕は肘の辺りから完全に切り離され、断面から血が飛び散っている。


「舐めるな!」


健の逃げ道にサンドドラゴンが尻尾を振ろうとする。その時初めて、自分の尻尾に違和感がある事に気が付いたらしい。

尻尾の上にプリネラが乗って、黒椿と鬼血を振り下ろそうとしている所だった。


ガッという闇魔法で強化された二本の刃が、鱗を突き抜ける音がする。


黒牙赤突こくがせきとつ。」


プリネラが呟く様に言うと、刃の延長線上に放出される闇魔法の刃。前に一度見せてくれた魔法刀技の牙突、その二本バージョンだ。ただ、威力も闇魔法の刃のサイズも随分と増大している。太くゴツゴツした尻尾をX型に突き抜けた攻撃によってサンドドラゴンの尻尾には相当な激痛が走ったらしい。


「ぐぁぁ!!」


痛みに喘ぐ声を出しながら尻尾を振り回し、プリネラを振り落とす。


「三人がなんだって?」


「ぐっ…」


「私達はマコト様を失望させる事が死ぬより怖い。当然お前なんかよりずっとね。」


「グォォ!」


サンドドラゴンが魔法を行使しようとする。何か仕掛ける気だ。


その時、いくつかの白い小さな物がサンドドラゴンの顔に向かっていく。俺がプリネラに渡した手裏剣だ。


「くっ!」


手裏剣のうちの一つが眼球に当たりそうになり、反射的に顔を逸らしたサンドドラゴン。それだけでは発動しようとしていた魔法が霧散する事は無い。だが、発動を遅らせ、僅かな時間の猶予が生まれる。


「しまっ…」


サンドドラゴンが気付いた時には、既に三人はサンドドラゴンの眼前に迫っていた。


健は龍雲牙、シャルは赤雷の大槌、そしてプリネラは鬼断をサンドドラゴンの顔面へと叩き込む為に。

健の龍雲牙はサンドドラゴンの頭頂部から斜めに走り、額を割る。そこに捩じ込む様に打ち付けられた赤雷の大槌。それだけでもサンドドラゴンを殺せずとも戦闘不能には出来たかもしれない。しかし、俺が三人に頼んだのはサンドドラゴンをこと。それを忠実に守ったのはプリネラだった。頭の上に乗り、交差した両刃がサンドドラゴンの首へと向けられる。


「グハハハ!負けたぁ!!」


そう豪快に笑いながら言ったサンドドラゴンの首がドサリと砂の上へ落ちると、首から下も力を無くして砂の上に横たわる。


「凛!リーシャ!」


俺が途中でサンドドラゴンから背を向けて二人を治癒しようとすれば確実に俺を狙っていただろう。俺を見る赤い瞳から光が消えた事を確認すると、直ぐに二人へ治癒魔法を掛ける。

凛の足も、リーシャの腹も、完全に修復される。残念ながら服は治らずセクシーな感じになってしまったが。

二人の顔から苦痛の表情が抜けた事を確認すると、魔力が大量に失われた事と、安堵でその場に腰を落としてしまう。


「真琴様!」


「大丈夫…少し安心して脱力しただけだ。」


「姉様!リーシャ!」


「良くやってくれましたね。助かりました。」


「皆様。ありがとうございました。」


「間に合ったか。良かった。」


もし、二人の傷が切断だったりして血が吹き出していたら出血多量で死んでいたかもしれない。白く発光する程に熱された砂が、完全に傷口を焼いてくれたお陰で出血はほとんど無かった。

サンドドラゴンの魔法が切れた事によって、砂嵐が少しずつ晴れていく。


「また暑さとの戦いか…この後また歩くと考えると泣けてくるぜ…」


「それより…姉様…」


「プリネラ。真琴様に平手打ちをしましたね。」


「……」


いつもならば喜んでいてもおかしくない場面。さっきはそれで喜んでいたのに…凛の顔を見れずに服を握り締めて下を向いているプリネラ。まるで悪い事をした子供の様な反応だ。

いつもとは違う様子に思わず前に出る。


「今回は俺が悪かったんだ。急を要していたし、プリネラが正しかった。だから…」


「それは真琴様を平手打ちして良い理由にはなりません。」


「いや、たれたのは俺だし…」


「真琴様。」


「な、なんだ?」


「私は真琴様の従者としての話をプリネラにしているのです。真琴様は主様であり、決して私達従者が打って良い相手ではありません。そんな事をする手は私が切り取ります。」


「そこまでする?!」


「と、言いたい所ですが。真琴様がそこまで仰るのであれば、私から言う事は何もありません。」


「だろ?!うん!それが良い!」


「ですが……もう一度でも同じ事をしたならば、必ず切り取りますからね?」


「だ、大丈夫!俺がしっかりするから!な?!プリネラ!」


「二度としません。」


「ではこの話はここまでにしましょう。」


なんで俺が打たれた話なのに俺が必死で止める側なんだ?という疑問は口に出来ませんでした。本当に凛は自分の事ではほとんど怒らないくせに俺の事になるとキレやすい若者代表になるから怖い…

あのドMのプリネラが凛のブラックスマイルを見て震える程だからやはり怖いのだろう。

だが、今回は本当に俺が情けないだけの話だった。プリネラは何一つ悪い事をしていない。寧ろ良い事をしてくれた。いや、凛のことだ…それが分かっているはず。俺に平手打ちをするのではなく、プリネラの手を守る為に…という理由をくれたのかもしれない。精神的な平手打ちだ。どちらの平手打ちも、とてつもなく効く一撃だ。肝に銘じておかなければならない。


「ん?………おい!あれ見てみろよ!」


「なんだ?」


「オアシスじゃねぇか?!」


健が見ている先には、確かに砂の中にポツンと緑地がある。水も見える。


「確かに見えるな…」


蜃気楼しんきろうじゃねぇよな?!」


「蜃気楼は光の屈折だ。近付いたらどっちかハッキリするさ。ただ、俺の見たところ、あれは本物だな。」


「よーっしゃ!俺が一番乗りだ!」


「あ。狡い。」


「プリネラ!行こうぜ!」


「兄様…?」


「なんだ?まだしょげてんのか?さっさとしないと俺が真琴様に一番のオアシス水をあげちまうぞ?」


「聞き捨てなりませんね。」


「げっ。違うのが釣れた。」


「プリネラ!行きますよ!」


「……はい!姉様!」


「おいおい…走ったら転ぶ」

「ふぼらぉ!!」


「健なら良いか。」


「酷い……」


走っていく皆の背中を追い掛けながら、やはり俺は仲間に恵まれているのだと、心底感謝する。


ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー



砂漠地帯のオアシスを通り過ぎ、更に数日間歩き続けると、やっと砂の世界が終わる。


「これは時間が掛かりそうだな。」


「未開の地に入ってからずっとそんな場所ばかりだったが、これはその中でも格別だな。」


「高いですね…」


俺達がポカーンと口を開いて見上げているのは、山。山というより…垂直な壁だ。高さは……よく分からない。というか、雲が掛かっていて上が見えない。


俺達の知る高い山と言えば、龍脈山。その姿はまだ記憶に新しい。その龍脈山が子供の遊び場に思える程の断崖絶壁と標高を持った壁が延々と続いている。迂回しても結局同じ壁沿いを延々と歩かされるだけだろう。


「なぁ…」


「なんだ?」


「これを登るのか?」


「気持ちはよーく分かるぞ。俺も登りたいとは思わないからな。出来ることならば登らなくても良い道を探してそこから行きたいが…」


「ずーっと先まで続いていますからね…」


「登るしかねぇのか…」


グラビティコントロールで一気に行くというのも当然考えた。だが、この巨大な壁の中には、大量の魔石が含まれていて、その魔石がドラゴンの仕業なのか結界の様に近付く魔法を不安定にしているのだ。グラビティコントロール自体が完全に阻害される事は無さそうだが、不安定にはなるし、維持する為に消費する魔力も極端に増えてしまう。途中で魔力切れで意識を失って真っ逆さま…なんて冗談ではない。という事で結局一歩一歩確実に登っていくしかない。

超絶切り立った崖だが、歩いて登れそうな部分もいくつかある。残念ながらロッククライミングしなければならない場所もある様だが、肉体派がこれだけ揃っていればそれ程難しい事でも無いだろう。

千里の道も一歩から。先は長くともいつかは必ず辿り着く。狭く急勾配な道無き道を一列になって歩いていく。


「どこまで続いてんだろうな。」


「考えると嫌になるので、考えさせないでください。」


岩が剥き出しになった道。人の通れる様な安全の確保された道など当然無い。一歩踏み外せば転げ落ちていくだけだ。まだまだ壁の下の方だと言うのに、下を見ると随分と高く見える。

小石を蹴ると、カラカラと音を立てながら下まで落ちていく。

植物は所々に申し訳なさそうにポツポツと生えているだけで、他は全て岩と土しか見えない。


「流石にこんな所にモンスターは居ないな。」


「落ち着ける場所が無いからな。とはいえ油断は禁物だぞ。飛行型のモンスターには関係無いだろうし、こんな場所にも生息している生き物はいるからな。」


敢えて危険な場所に済むことによって外敵から身を守る生き物はいくらでもいる。ニホンカモシカが良い例だろう。こんな危険な山岳部に生息する有名な動物だ。

モンスターへの警戒、滑落への警戒の他に、俺達は頭上にも気をつけなければならない。


「危ない!落石です!」


ガンッゴンッ!


聞くだけで背筋が凍る音が真上から響いてくる。落石を認識するより早くクリスタルシールドを屋根の様に斜めに配置する。


バカッ!


クリスタルシールドに当たった大きな落石がバラバラに砕け、ガラガラと下へと落ちていく。壁肌が風雨に晒され、土が徐々に流された事で不安定になった岩が何かの拍子で自然に落ちてくるのだろう。一度落ちてきたということは、この壁際にある岩はどれも既に不安定だと考えて進んだ方が良い。


「こえぇー…」


「足元の岩も崩れるかもしれないな。」


「怖いこと言うなよー…」


「健が乗れれば皆乗れるからな。頼んだぞ。」


「いい笑顔で言うな!」


「大丈夫です。落ちても助けませんから。」


「うん。そうだね。凛はそう言うと思ったけどね。助けて欲しいんだよ?俺は。」


「あはは。面白い冗談ですね。」


「冗談じゃないよ?!」


「からの?」


「どこで覚えたそんなの?!」


「筋肉バカが言っていました。」


「自業自得?!」


「イラッとしたので使ってみました。」


「凛には似合わないから使わない方が良いかな。」


「二度と使用しません。

筋肉バカのせいで真琴様の好感度が下がってしまいました。責任として命を差出して下さい。」


「重っ?!責任重っ!!」


「こんな狭いところで遊んでないで行くぞ。」


その日から毎日山登りという日々が始まった。切り立った崖を登っていくのは非常に時間が掛かるため、一日に進める距離は下から見たらほんの少しだろう。

数日後、いつもの様に上を見上げて登っていると、やっと壁の頂上を見る事が出来た。


「あれが頂上か?!」


「みたいだな。」


「やっとここで半分って所だぞ?!」


「そんなものだな。」


「ぐはぁー!」


「先が見えないよりマシだろ。ほら、さっさと行くぞ。」


「うぃー…」


この山には魔法を不安定にする効果があるからか、飛行型のモンスターが何種類か見えたが、どれも近寄って来ようとはしなかった。

一応昆虫や小動物は居るようだが、それも半分を過ぎるまでの事。半分を過ぎると、生き物という生き物の気配が完全に消える。

目の前にまで雲が近付き、空気もかなり薄くなっている。疲れが出るまでの時間が早くなり、どれだけ息を吸ってもどこか苦しい。


「よし。今日はここまでにして、数日体を慣らそう。」


「空気が薄いと、これ程に苦しいのですね…」


「ずっと喉の奥に鉄球を押し込まれているみたいだな。」


「横穴作るぞー。」


「お願いします!」


魔法で岩の形状を変化させて全員が入れる横穴を作り出す。毎日の事なので随分と慣れてしまった。


「はぁー……先に呼吸整えねぇと動けねぇ…」


「日が落ちる前には終わらせるぞ。」


「あいよー…」


野営の準備を済ませ、横穴から外を見る。


「これは…絶景だな。」


俺達が通ってきた道、その全貌が上から見下ろせる。砂漠地帯、大木の森、沼地。所々に穴が空いているのは俺達と言うよりドラゴンのせいだ。それらが一望出来る。

俺達の通ってきていない場所には極寒の地があったり、ひょろ長いキノコばかりが生える怪しい場所なんてのも見える。


「こうして改めて見ると、凄く広いですね。」


「南半球のほとんどが未開の地だからな。」


「そんな地をここまで進んで来たんですね。」


「大変だったし、ここから先は更に大変になるとは思うが…ちょっと嬉しいな。」


「はい!」


凛と共に下を眺めていると、突然横穴の入口が何かに塞がれて暗くなる。直ぐにまた明るくなったが、凄い風が目の前を通り過ぎて行った。

それが岩肌に沿うように上昇していく。

天災級のドラゴンだと気付いたのは何事かと横穴から顔を出して上を見上げた時だった。


真っ直ぐ横に広げた翼が風を切りながら、一気に上まで飛んで行く。エメラルドの様な緑色の、綺麗な鱗で全身を覆ったドラゴン。本当に一瞬しか見えず、直ぐに壁の向こう側へと飛んで行ってしまった。それでも、翼を広げた大きさは20m近く、とても美しく見えた。もしかしたら、あれは名前を持ったドラゴンなのかもしれない。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る