第58話 ジャグリ

数万人の兵士。それが輪を描くように配置されている為、大火力の魔法を打ち込んで吹き飛ばしても、一区画の兵士が居なくなるだけ。魔力消費を考えると、効率が悪過ぎる。


「ジャグリがあの兵士達を操っているなら、ジャグリさえ倒せば兵士達の動きは止まる。」


「狙うは大将って事か。」


「そんなに簡単にはいきませんよね?」


「あの数の兵士達に、ジャグリ本人も強いとなれば、近寄る事も難しいだろうな。」


「どうするかねー…」


その後も、色々と案は出るが打開策には程遠い。


兵士達の後ろに控えるのは武器とも呼べない武器を持った村人達。戦えない者達なら下がっていて欲しいものだが…そうもいかないらしい。加えてその村人の中には吸血鬼も居る。その中に範囲魔法を叩き込めば間違いなく村人も巻き込んでしまう。


「このままここで見ててもらちが明かないな。」


「かと言って突っ込んでも返り討ちに合うだけです。」


「ジャグリ以外の連中は強くも無いし、単体では脅威にはならない。それが唯一の救い。」


「何とかして無力化する方法を……」


「無力化……無力化……あ…」


「何か思い付いたのか?」


「あの死者の兵士達って魔道具で操られているんだよな?」


「そうですね。体の中に埋め込まれていますが…」


「もしかしたら……死者の兵士達はなんとかなるかもしれないな。」


ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー



「なかなか攻めてこねぇなー。」


「これだけの兵士が揃っていますし、怖気付いて既に逃げたのでは…?」


「シーザとヤトリフを殺った奴らだ。これくらいで逃げる様な奴らじゃねぇよ。」


「そうですかね…?」


「………ん?」


「どうされました?」


「来たな。」


「……たった六人?!あれだけの人数にこの兵士達を用意したのですか?!」


「見て分からねぇのか?これでも恐らく足らねぇ。ありゃドラゴンとかと同じ様な化け物の類だ。」


「ただの人種に見えますが…?」


「……」


「何をしているのでしょうか?ただ立っているだけの様に見えますが…」


「……」


「………」


「いかん!」


「な…なんですかあの魔法陣?!」


「分からんが俺の勘が警鐘を鳴らしてやがる!兵士達を引かせるぞ!」


「はい!」


死者の兵士達の中を通り抜ける魔力の渦。およそ人のものとは思えない濃密な魔力。

魔力の渦が通り抜けた先から死者の兵士達がバタバタと倒れていく。


「い、一体何が…」


「間に合わなんだか…」


悠々と歩いてくる漆黒の悪魔。あれだけの魔力を放っておきながら、まるで低位の魔法を放っただけの様に涼しい顔をしている。


「化け物…」


「だが、まだまだ兵士達は残っておる!」


周りに配置させていた兵士達が一斉に漆黒の悪魔の元へと走り寄る。


「そんな……」


「ぬぅ…」


しかし、走り寄っていく兵士達は、漆黒の悪魔に一定以上近付くとバタバタと倒れてしまう。


「何が起きているのだ…?」


「このままでは…おい!あいつらを止めろ!」


「はい!行くぞ!」


死者の兵士達が使い物にならないと判断して、下級、中級の吸血鬼達が、武器を掲げて走っていく。

死者の兵士達が倒れてしまう距離以上に近付いても、吸血鬼達は何も感じないらしく、そのまま近付いていく。

どうやっているのかは分からないが、漆黒の悪魔は死者の兵士達を無力化する力を持っているらしい。


「なかなか楽しませてくれるじゃねぇか…」


兵士達が使えないとなると、大きく戦闘状況が変わってくる。しかし、そもそも死者の兵士達は数が多いだけで弱い。シーザ達を殺った奴を倒せるとは思っていなかった。次の段階へ進むタイミングが早まっただけの事。

話では漆黒の悪魔なんて大層な名前を持っていやがるくせに、民間人を巻き込む事を極端に嫌がるらしい。村人と吸血鬼の混成部隊を前に出せば問題は無い。


先に漆黒の悪魔へと向かった下級、中級吸血鬼達。


狙っているのは当然この魔力の渦を作り出した漆黒の悪魔。しかし…


「……なにが…起きたのですか…?」


上級吸血鬼如きでは何が起きたかさえ理解出来ないだろう。変わった剣を持っている、煙管を咥えた黒髪の男。あいつが近付いて行った血鬼達を全て一撃でほふっているのだ。

あの男だけではない。漆黒の悪魔の周りにいる奴ら、全てが同格の化け物。あのシャーロットでさえ強者にのみ許されるオーラを纏っていやがる。

一団が一歩、また一歩と足を踏み出す度に背筋がゾクゾクとして身の毛が逆立つ。あれは危険な相手だと本能が告げてくる。


「ジャグリ様…」


「この世にあんな化け物が居るなんてな…

あれが…漆黒の悪魔。」


「ジャグリ様…?」


「こんな高揚感こうようかんは久しぶりだ…吸血鬼になる前以来か。」


吸血鬼になってから、全ての潜在能力が底上げされた事によって、というものとは無縁になった。吸血鬼になる前でもこの世に相手はいないと思っていたが、吸血鬼になった事でその自負は確信に変わった。故に、俺はこの世界をどこか虚しく見ていた。命を掛けて互いの技や思いをぶつけ合うという事が無くなった世界を。

だが今目の前に、命を賭して戦っても尚、届かないであろう敵が居る。これ程心おどる事があろうか。いつの間にか口角を上げている自分に気が付く。

胸の中心がカーッと熱くなり、武器を握る手に自然と力が入る。


吸血鬼と村人の混成部隊が一団に辿り着くが、吸血鬼の基礎能力の高さが仇となっている。村人と比較して見ると動きが違い過ぎる為、一目でどちらかという判断が出来てしまう。見分けが付くならば、吸血鬼だけを殺し、村人達は無力化するという事もあの化け物共には容易い事だろう。

こんな事になった原因としては、死者の兵士達が使い物にならなくなった事と、その後の中級、上級吸血鬼が瞬殺された事が、吸血鬼の兵士達に多大な影響を与えた所に有る。全力で向かわねばならない相手だと脳裏に焼き付けたのだ。これでは混成部隊にした意味が全く無い。だが、吸血鬼の兵士達を責めるのは酷というものだろう。なにせ、俺でさえ体の震えが止まらないのだから。

時間を掛けて揃えた兵士達が、次々と灰となって消えていく。村人達は元々肉壁程度にしか考えていなかった為、期待などしていない。


「くく……ぐはははは!」


「ジャグリ様…?」


「吸血鬼になってから、今程にその事を感謝した瞬間は無かった。あの化け物達と対等に戦える力を振るえるのだからな。」


「ジャグリ様…!」


「攻撃を続けろ。最後の一兵まで突っ込ませるのだ。」


「分かりました!」


武器を握る手に、より一層の力を込めて足を踏み出す。

俺の動きに敏感に反応し、こちらを見る漆黒の悪魔。視線を向けられただけだと言うのに、凄い圧力だ。


ズンッ!


圧力を無視して無理矢理踏み込んだ足が地面を揺らす。


俺と漆黒の悪魔の間の兵士達が自然と間を開けていく。


「これだけの数を相手にしながら、散歩でもする様に歩いてきやがって。化け物共が。」


「ジャグリ。」


「こんなに化けるなら、しっかりと繋いでおくべきだったな。シャーロット。」


「私はお前達の玩具じゃない。」


ピリピリとした空気がその場を支配する。これぞ戦場の空気感。これぞ戦場の緊張感。


「ぬんっ!」


手に持った武器をシャーロットの脳天をを目掛けて振り下ろす。頭を潰しても死なないが、一時的に戦場から離脱させる事が出来る。だが、目の前でとんでもない事が起きる。俺の攻撃を避けたシャーロットの体が突然成長して大人へと変わったのだ。大人になっただけならばまだ良い。赤い雷を纏い、信じられない破壊力を見せ付けてくる。咄嗟に近くにいた下級吸血鬼の兵士を投げ付けて防がなければ危険な一撃だった。


シャーロットの一撃を受けて灰となる吸血鬼の兵士の後ろから再度武器を振り下ろす。当たったと思った瞬間。何故か動いてもいないのにシャーロットの体が武器から離れていく。何が起きたのかと思ったが、シャーロットの前に出てきた煙管の男が俺を蹴飛ばしたらしい。シャーロットが動いたのではなく、俺が吹き飛ばされたのだ。

なんとか着地した自分の鎧に目を落とすと、高位のエンチャントが成された鎧が凹んでいる。ただ足蹴にされただけで。


ゾクリと背筋が凍る感覚を覚える。昔よく戦場で感じた死が近づいてくる感覚。何も確証は無いが、この直感のお陰で俺は今まで生きてきた。直感を信じて前屈みになると、俺の首があった場所を通り過ぎる二本の刃。髪が一房ひとふさ刈り取られ、パサリと地面に落ちる。いつから居たのか、そしていつ消えたのか…まったく分からない。武器を振ろうとした時には既にそこには誰もいない。音も気配も無く背後を取られた。


「ぬんっ!」


棍棒を地面に突き刺す。周囲の地面を木の根が覆い尽くし、ウネウネと波打つ。第七位木魔法。ウッドウェーブ。地面が木の根へと変わり揺れる事で普通は立っていられない。木々の根の間へと落ちたなら、その体は簡単に擦り切れるだろう。


ここが好機と見て俺は木の根を蹴り一気に距離を詰めに掛かる。


ヒュン!


突然戦場の只中ただなかに一本の真っ赤な線が引かれる。それが矢の引く線だと気が付いた時には既に目の前にまで迫っていた。手に持っていた棍棒で叩き落とす為に大きく振る。そしてその矢が普通の矢とは違う事を知った。

棍棒が矢を捉えると思ったタイミングでカクンと進行方向を90度変える。当たると思った棍棒は当たらず、進行方向を変えた矢は、その後に二度も進行方向を変えてガラ空きになった俺の首元へと飛んできた。理解不能な矢の軌道。ギリギリ地面に届いた棍棒で体をズラさなければ確実に首に刺さっていただろう。矢は鎧を掠め、後方に居た下級吸血鬼の額を捉える。


「邪魔だな。」


漆黒の悪魔が呟くと、地面を覆っていた木の根が一瞬で燃え尽きる。死者の兵士達を無力化した魔法といい、今回の魔法といい、常識の範囲を大きく逸脱した威力。どれだけの力を持っているのかと想像すると、笑いが止まらなくなる。


燃ゆる炎の奥から俺の方へと飛んでくるのは、これまた理解に苦しむものだった。木魔法。確かに木魔法であるのだが、あの炎の中を燃えながらも、悠然ゆうぜんと伸びてくる木の根。いや、よく見ると、周りの炎が燃え移ったのでは無く、炎の外皮を持った木の根だ。木魔法にとって炎は天敵。そんな相反する二つの組み合わさった魔法など聞いたことが無い…


「ちっ!」


舌打ちをして、伸びてくる燃える木の根を棍棒で叩き折る。好機と見て距離を詰めたが、看破されたどころか、こちらが押される結果となってしまった。


一度離れると、間にあった魔法が全て消え、悠々と歩いてくる漆黒の悪魔とその仲間達。


「良いじゃねぇか…こんなに楽しいのは久しぶりだ。」


俺の指示通り周りの吸血鬼達も次々と襲い掛かっている。それが足止めにさえなっていない。普通の人種なら開始数秒で片がつく連中の集まりを屁とも思っていないのだ。


「最高だぜ……行くぞオラァ!」


棍棒を振り被り、まず狙うのはあの弓使いの女エルフ。要所要所で的確に痛い所を狙ってくる。しかも勘が良いのか、それとも見えているのか、死角からの攻撃を見もせずに避けていやがる。常に冷静沈着な奴は戦闘が長引けば長引く程厄介な存在になる。


「簡単に近付けるわけがねぇだろ。」


「ぐぉっ?!」


当然の様に煙管の男が一瞬で俺の間合いへと入ってくる。どんな力を使えばあんなスピードで動けるというのか。魔法の武具のお陰でなんとか攻撃は防げるが、それも長くは続かないだろう。一撃を貰う度に鎧が少しずつ凹んできている。

棍棒を振る腕を掠めた白い刃が目の前を通り過ぎていく。危機から一転して、煙管の男の危機となる。

完全に振り抜いた体勢。どこに打ち込んだとしても当たる。取った。そう思った。誰が見ても入ると感じただろう。だが、数秒後、攻撃を食らっていたのは俺の方だった。目の前に居たはずの男の姿は無く、俺の足に刃が通っていた。俺が見ていたスピードは、まだ全力では無かったのだ。

斬られはしたが、俺は最上級吸血鬼。この程度の傷ならば瞬時に回復する。


「勘の良い奴め。」


煙管の男は俺の足を切断しようとしたらしいが、切り傷で留めた俺に悪態を吐く。


「ぐはははは!良いぞ!良いぞぉ!!」


「戦闘狂が…」


「戦闘狂の何が悪い!ぐはははは!」


棍棒を振る腕に血が通う。全身が熱くなり目の前がチカチカと光る。これぞ戦場。これぞ俺の生涯求めるもの。それ以外のものなどほとんどは些細な事だ。


振り下ろす棍棒が地面を割り、その触感が腕に伝わってくる。魔法を放つ度に自分の中から魔力が抜けていくのを感じる。何合、いや、何十分間戦っていたのだろうか…気が付けば俺の体は何度も切り刻まれ、鎧は破壊され、棍棒も中程で折れてしまっている。


「はぁ…はぁ……」


「吸血鬼とは言え体力までは回復しないみたいだな。」


俺以外の連中はほとんど戦力にはならない烏合の衆とは言え、人数差は途方も無い程にある。だと言うのに、疲れているのは俺の方で、悪魔達は息切れさえしていない。何度か俺の攻撃が体を掠めたはずなのに、恐怖で怯むどころか、倍以上の攻撃を当ててくる。

正直に言ってしまえば、このまま戦ったとしても勝てない。それは目に見えている。そして戦う前からそれは分かっていた。だが、このままでも戦えると信じたかったのだ。俺の力はこの悪魔達を凌駕りょうがするものだと。

結果的にその独りよがりは自分がこのままでは勝てないと証明しただけだったが…


「ちっ…お前もかよ。」


俺が取り出したのはシャーロットの血。ヤトリフ曰く、この血を飲めば今までより更に強くなれるらしい。だが、体は変形してしまい二度と元には戻れない。最上級吸血鬼である俺達はシャーロットの血を以前に摂取した事で、ある程度体が慣れているからこそ変形で済むが、他の吸血鬼が飲めば間違いなく破裂して死に至る劇薬だ。

独りよがりの我儘はここまでだ。俺達には成すべきことがある。こんな所で死ぬわけにはいかない。


シャーロットの血は、小瓶の中でも固まらずチャプチャプと揺れる。一気に小瓶を傾け、全て飲み干す。


喉をドロリと通る濃い血の匂い。喉が焼けるように熱くなり、胃が痙攣しているのを感じる。


「ぐっ……おぉ……」


激痛が全身を駆け巡り、自分の体からボコボコという音が聞こえる。


「ジャグリ様?!」


「……くく…ぐはははは!」


自分の力が更に強くなった事を感じる。全ての感覚が冴え渡り、今ならばどんな事でも出来るという全能感に包まれる。


「これはいい。」


「ジャグリ…様?」


隣に居た上級吸血鬼の頭にボコボコに変形した手を置く。


グシャッ!


ほんの少しだけ力を入れたつもりが、上級吸血鬼の頭は木端微塵こっぱみじんとなる。


「ぐははははは!」


近くに落ちていたミスリル性の大きな戦斧せんぷを握り締め、肩に乗せる。


「ここからが本番だ。」


片手で戦斧を振り下ろす。スピードもパワーも先程までとは桁違いだ。煙管の男は大きく距離を取っている。


「ただでさえ厄介だってのに…」


「そらそらどうした!?」


右に左にと戦斧を振り回すと、周囲にある物が全て破壊されていく。

魔法を使えば、周囲の地面ごと全てを抉りとる。


「ぐはははは!効かんわ!」


剣戟も、魔法も、矢も、全てが俺の前では無意味。どれだけ攻撃を受けようとも一秒も掛からずに回復していく。

それでも善戦している悪魔達の強さには本当に脱帽する。だが、俺に攻撃が効かない以上は悪魔達に勝ち目など無い。


アンザニの話では俺達の仲間になる事を拒んだらしいが、この強さ。実に惜しい。


「俺達の仲間になる気は本当に無いのか?」


「白いオバサンにも言ったが。絶対にそれだけは無い。」


「……ぐはははは!そうか!ならば…最期の時を楽しんで逝けぃ!」


ズガンッ!


戦斧が地面を割り、足元を揺らす。体勢を崩した煙管の男に懇親の一撃を見舞う。


ガギィ!


俺の戦斧は男の目の前に現れたクリスタルのシールドに阻まれる。戦斧がシールドに食い込んでいる。残念ながら煙管の男には当たらなかったらしい。


「やりおる。」


戦斧を引き抜き、魔法を発動する。木の塊を叩き付けるだけの荒っぽい魔法だが、魔力量の上がったお陰でかなりの破壊力がある。それを後ろにいる弓使いに向ける。

咄嗟に避けて躱したらしいが、大きく体勢を崩している。


「ぐはははは!」


戦斧を弓使いに投げる。クリスタルシールドが邪魔をするが、さっきの一撃より力を込めた戦斧はシールドを突き抜けて弓使いの元へと飛んでいく。


ザンッ!


鮮血が飛び散り、戦斧が刺さる。


だが、刺さったのは弓使いではなくシャーロットの肩だった。ギリギリで弓使いを庇ったらしい。


肩口が完全に裂けて骨や筋肉の断面が見える。


シャーロットは動く方の腕で戦斧を抜き取り、地面に投げ捨てる。傷口に飛び散った血が戻っていき修復していく。


「相変わらず凄まじい回復力だな。」


俺達最上級吸血鬼でさえ到達することが出来ない回復力。


「いくら求めても手に入らないものもある。」


「ぐはは!そうだな!言う通りだ!」


「私達も疲れた。そろそろ先に進ませてもらう。」


「言いおる。お前達に俺を殺す手段は無いだろう。」


「……マコトは私を殺す事の出来る力の持ち主。本当に殺せないと思っているの?」


「なに?」


シャーロットの言葉に嘘偽りは無い。あの悪魔が本当にシャーロットを殺せる力を持っているとすれば、当然俺を殺す力を持っているという事になる。

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