第14話 再会。そしてズァンリへ

皆と別れた時から約一年の時が経った。


俺は必死に修練を重ね続け、今では魔力に区別が無くなった。あれから何度かヴェルトが訪れて来たが、その度にベースグラントスライムの研究成果を延々と話して帰っていった。


俺とは違い一人になる事を選んだヴェルト。でもやはり一人は寂しいのだろう。俺は来る度にヴェルトの話を最後まで聞いた。おかげでベースグラントスライムの生態については詳しくなった。二度と会う事は無い希少種のモンスターに詳しくなってもあまり意味は無いだろうが…


そして、今日。一年前に別れた皆が示し合わせた様に俺達が別れた場所に来る。ヴェルトを通して皆と連絡は取っていた。そして先日ヴェルトから受け取った連絡で再会が決まった。


たったの一年離れていただけなのに、酷く懐かしい気がする。少しだけソワソワして、そしてそれ以上に皆に会える事を楽しみにしている自分に気が付く。

俺にとって、皆は既に無くてはならない存在なんだと改めて認識する。


大きく息を吸って吐く。一年間お世話になった小屋を出て雪山を下っていく。

見慣れた景色のはずなのに、今日はやけに綺麗に見える。


Aランクのモンスターを単独で撃破する。という目標は既に終えている。というのも龍脈山の上部にはそんなモンスターなら沢山いる。相手探しに手間取る事は無い。制御を出来るようになった俺は強いモンスターを狩っては素材と肉を頂いて食いつないでいた。


集めた素材で内職も行っていた。最初からこのお題をクリア出来ない仲間はいないと分かっていた。俺の仲間はそれ程までに優秀で頼もしいから。俺なんか目じゃないくらいに皆は凄いから。


「よう。」


集合場所に行くとまず声を掛けてきたのは健だった。浴衣の様な服に白真刀を差し、口には星のマークが刻まれた煙管を咥え煙を燻らせている。

体が一回り大きくなった…?いや。線がしっかりした様な印象を受ける。

一目で分かった。強くなったと。立ち居振る舞いから滲み出る強者のオーラとでも言うのだろうか?タダでさえ強かった健だが、間違いなく化け物の仲間入りを果たしている。


「強くなってきたぜ。」


「…みたいだな。」


「マコト!ケン!」


次に来たのはシャル。一瞬誰?と思ったが、声色と美しい明るい紫色の髪は間違えようが無かった。


「お、驚いたな…まさか強くなる為に大人になるなんて…」


「驚いたマコトなんて。レア。」


「シャルか?!嘘だろ?!」


「ケンは気が付かなかったの?ダメダメ。」


「気付くかよ?!」


「マコト様ー!!」


ドンッ!


突然の大声と背後からの衝撃。

全く気配に気が付かなかった…プリネラが飛び付ける程近くにいるなんて。


「全然気が付かなかったな…」


「これでいつでも抱き着きたい放題です!」


「分かったから離れなさい。」


「その冷たさ……良い……」


相変わらずらしい。顔を抑えて引き剥がす時に気が付いたが、少しだけ背が高くなったかな。

プリネラの気配には気が付かなかったが、真逆の存在が現れる。

まるで何もかも全てを見透かしている様な気持ちになる瞳。顔付きも変わり長い緑髪が風に揺れる。リーシャだ。


「マコト様。お久しぶりです。」


「あぁ。凄い力を身に付けて来たみたいだな。」


「私なんてまだまだです。これからも精進していきます。」


そして最後に現れたのは長くサラサラの黒髪に蓮の花を模した髪飾り。最も見慣れた綺麗な顔。凛。


「真琴様。」


「凛。久しぶりだな。」


「はい。」


いつもの様にスっと寄ってくる…かと思ったら何やら躊躇っている様子。


「どうした?」


「その……真琴様にお伝えしなければならない事が…」


「ん??」


「私…化学を否定する魔法を作ってしまいました!」


言葉は少なく他の人なら多分凛の言っていることは理解不能だっただろう。でも、生まれた時からずっと一緒にいた俺には何が言いたいのか直ぐに分かった。


俺が魔法を定義した時に言った話だろう。化学的に作れない物は魔法では作れない。その事を指しているのだ。


まるで怒られるのを待っているかの様にビクビクする凛に早足で近付いていく。


ギュッと目を瞑る凛。


「マジか?!凄っ!!なになにどうやんの?!教えて!?」


「……え?その…怒らないのですか?」


「怒る?なんで?」


「ま、真琴様の定義を根本から覆す魔法…ですよ?」


「いや、だから凄いんだろ?」


「……」


「え?俺なんか変?」


「いや。寧ろ凛がなんで怒られると思ってんのか俺には謎だが?

真琴様の事だからそんなのご褒美みたいなもんだろ?」


「おい健。それでは俺が変態みたいじゃないか。」


「いや。変態だゴホゥア!!」


ゴトッ


木の塊が地面に落ちたとは思えないヤバい音が聞こえてくる。まるで鉄球が落ちた様な重い音。健は吹き飛び地面にぶっ倒れている。


「いや……威力……ガクッ……」


「真琴様を侮辱するからです。」


「な、なんだこれ?!すげー!シャル!見てみろよ!」


「うん。リンはやっぱり恐ろしい子。」


「姉様!!」


「なに?プリネラ?」


「私にもご褒美を!」


一年離れていたというのに皆は変わっていなかった。まぁ、健は気を付けないとキツすぎる突っ込みを受けることになったらしいが、健自身が頑丈になったみたいだしプラマイゼロか?


「良かった…」


凛が安心したように呟くといつもの様にスっと寄ってきて定位置に収まった。


「ほら。健。行くぞ。」


「もう少しいたわって……」


「もう一発いきますか?」


「よし行こう!すぐ行こう!」


立ち上がった健はズァンリのある方向を指差して歩き出す。ここに来て一年。やっと俺達の旅は次に進む事が出来る。

次はキーカに会いに行く。確かこの国で唯一の特星龍。健とプリネラが恐怖していた相手だけど…どんな人だろうか?


森を抜けてズァンリへと向かう。

他国の物など通せるか!とか騒ぎになるかと思ったら全くそんな事は無かった。

シャルに聞いたら国同士の付き合いは皆無だけど、別に他種族を完全に排除している訳では無いらしい。寧ろシャーハンドより余程他種族に対しては友好的な人が多いらしい。


龍脈山を挟んでいるから他種族の人達と会う事はほとんど無く、驚きはするけど不快になる様な反応は一切見られない。リーシャに対しても同じ事。奴隷という制度自体がこの国には無いらしく、人を人として見ているのだろう。

そもそも他人をバカにするという行為自体があまり良い物では無いという習慣があるらしい。そんな龍人種の人達や街並みを見ても、日本を思わせる。


「こっちだ。」


健に着いていくと大きな重そうな門が現れる。ズァンリの街並みの西側に位置するとても大きな建物。

ここが例のキーカがいる所らしい。


健が手を門に置こうと両手を前に出す。


バガァァン!


物凄い勢いでに向かって開いた門。健は扉にぶち当たってそのまま通りの反対側まで飛んで行き、塀に埋まった。


「敵襲か?!」


「いえ。違います。キーカさんですよ。」


「え?」


「ま!こ!とーーーーー!!!!」


浴衣の様な服をヒラヒラさせて門の内側から黄緑色の長いウェーブ髪をポニーテールにした女性が。跳躍したとしたらどんだけ凄い脚力なんだ…?というか確かにあれは記憶で見たキーカその人。なんで両手を広げて飛んでくるんだ?


「んー!真琴だー!久しぶりだなー!」


ベタベタと抱き着きながら頭を撫で回される。

記憶の中のキーカはどちらかと言うとカッコイイ感じの女性というイメージがあったのに、なんだこの裏切られた感じ。


「てめぇ!こらぁ!殺す気かー!!」


キーカに向かって走ってくる健。


「あ?一合取ったくらいで私に勝ったとでも思ってんのか?調子に乗ってると泣かすぞこら。」


さっきまでのデレデレした顔はどこへ行ったのか記憶にあったカッコイイ顔に変わったキーカが、健の突進に合わせるように拳を突き出す。


「うぉぉおおお!」


数秒後。健は通りの反対側へと再度飛ばされ塀に埋まっていた。

健を簡単に吹き飛ばすなんてキーカは健の上を行く化け物クラスらしい。まぁ…カラカラと瓦礫を退けて出てくる、ピンピンした健も健だが。


「くっそ!次こそ!」


「またあんたかい!」


「げっ!おばちゃん?!」


「他人の家の塀を何度も何度も!ほら!逃がさないよ!」


隣の家のおばちゃん龍人種が健の首根っこを掴んで塀の中に引きずっていく。


「俺のせいじゃないんだよー!」


「うるさい!来な!」


結果、今回の事で分かったのは。女性はこわ……強いという事だな。うん。

健闘を祈る。健。


そっと心の中で敬礼して門をくぐる。


因みにプリネラは既にどこかへと消えている。


門の中は戦闘があった様に所々ボロボロになっているものの掃除はされている。道場なのか板張りの広いスペースが見えるがそこを通り過ぎて奥の部屋へと通される。


「久しぶりだなー!真琴ー!」


「わ、分かったから!そんなにくっつくなって!」


「久しぶりなんだから良いじゃないかー。」


なんでフィルリア含め年上の女の人ってのは何を言っても関係なしに撫で回してくるんだ…

自分で言うのもなんだが、対応は優しいとは言えないぞ…


「真琴様は未だキーカさんの事については思い出されていませんので、戸惑っておられるのですよ。」


「ん?あぁ!そうだったな!忘れてたわ!」


「どっせーーい!」


「うるせぇ!!」


ドゴッ!!


不意打ちを正面から返されて飛んでいく健。あまりにも美しいカウンターに三回程空中で回転して床に倒れた健は静かな眠りについた。


「南無。」


「死んで……ねぇ……おごぉ?!」


「寝てな。」


倒れた健に容赦の無い追い討ち。

お、鬼か……スっと静かになった健を放置して話を先に進める。


「早速で悪いんだが…」


「おぅ!任せとけ!」


「ぉぶ?!」


手を差し出そうとしたら頭をスライムさんに埋め込まれる。そんな事しなくても大丈夫だから!

よく分からないまま視界が白く染まっていく。


ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー



「真琴様!」


「分かってる!凛!合わせてくれ!」


「はい!」


ソーリャが更なる危険に巻き込まれてしまってはいけないとガイストルを出た俺達は龍脈山へと入っていた。

毎日毎日モンスターとの戦闘が続き、既に一週間は経っている。眠る時も交代で見張りをしているものの、モンスターの襲撃に飛び起きて対処しているので、皆既にボロボロで精神的にもかなり疲労している。

それでも追っ手を近付けさせない為にはこの向こうにあると言われている龍人種の街、デュトブロスへと行く必要があった。

龍脈山という天然の防御壁が追っ手を近付けさせない為には必要だったし、プリネラが得た情報の中にあった星龍という恐ろしく強い人達がこの先には居るらしい。

出来ることならばその人達に会って話をしたかった。凛達を守る為に。


一週間も森の中を進み続け、雪の上を歩いた俺達はやっとの思いで龍脈山を越え、今は下山を始めた所だ。そこで出会ったのが今目の前にいるキングスケルトン。ここまでは厄介そうな相手は避けて来たが、隠れる場所も無い雪の上に大量のスケルトンが居たら流石に避けて通る事は出来ず、戦闘を開始した。

体調が万全ならばいざ知らず、現状で相手をするにはかなり面倒な相手。スケルトンをポコポコと生み出して攻撃を仕掛けてくる。手数が圧倒的に違い過ぎて防戦一方。下手に魔力を使い過ぎればその時点で人生が終了する。俺自身もかなり魔力を消費しているし、回復に要する時間が少ない為カツカツの状態。

何か手は無いかと考えていると、突然奥にいるスケルトン達がバラバラになって飛んでいく。


「うるせぇ骨だなぁ!」


その中心地点に見えたのは黄緑色のウェーブがかかった髪をポニーテールにし、刃こぼれの酷い大剣を振り回す女性の龍人種だった。

圧倒的なパワーで振り回された大剣は、一撃で周囲のスケルトンを一掃してしまう。


乱暴な攻撃に見えるが、振り抜かれた切っ先はピタリと止まり、片腕で大剣のコントロールを完全に掌握している。あれは乱暴なのではなく剛と柔の剛という感じだろうか。


周囲からスケルトンが失せると大剣を肩に担ぎ、空いている手で変わった服の中からこれまた変わった形の棒を取り出して口に咥える。


「お。誰かいたのか。」


俺達の事に気が付いたらしい女性は眉を上げて声を掛けてくる。


「人種なんて珍しいな。誰か火魔法使えるか?」


スケルトン越しに聞いてくる女性。火魔法は確かにスケルトンにはある程度有効だが…


「使えるなら私に向かって適当に打ってくれねぇか?」


何言ってんだこの人は?


「頼むよー。」


何か打開策があるというのだろうか…?えぇい!ままよ!


俺は火の玉を女性に向かって発射する。


「おっ!来た来た!」


スケルトンを燃やしながら女性に近づいていく火の玉。本当に大丈夫だろうかと見ていると、火の玉が当たる直前に大剣をぐるりと回す。火の玉は大剣の風圧に負け四方に飛び散って周囲のスケルトンを燃やしながら消えていく。


「真琴様の魔法を…」


「ふぁー!火が無くて困ってたんだよ!」


変わった形の棒を口に加え直すと煙かフワフワと上がっていく。

煙草に火をつける為に俺に火魔法を打たせたのか?あの人頭おかしい系か?とは思ったが、容易く俺の火魔法を吹き飛ばした事を考えると想像より遥かに強い人なのだろう。


「手こずってんなら私が吹き飛ばしてやろうか?火をくれた礼だ。」


「……頼む。」


「素直で可愛い奴らじゃねぇか。そんじゃどいてろよ!」


大剣を大きく振リ下ろすとまたしてもスケルトンが一気に消える。女性からキングスケルトンまでの道が開けた。

一足で数メートルの距離を一瞬にして詰め、反応すら出来ないキングスケルトンの体を大剣が打ち砕く。


強過ぎる。確かにキングスケルトン自体は他のAランクのモンスターよりは個体として強さは見劣りするが、それでもAランクのモンスター。弱いモンスターでは無い。物理的な攻撃は魔法より効くし、質の良い防具を冒険者から剥ぎ取ったりして身に付けている事が多い。今回も例に漏れずそれなりに良い防具を身に付けていたのだが、それを普通のスケルトンかのように一撃で…


キングスケルトンが討伐されれば後は数を減らしていくだけの単純な作業。簡単に処理する事が出来た。


「なかなか強いじゃないか。」


戦闘が終わると煙を燻らせながら近付いてくる女性。


「あんたみたいな強い人に言われると嫌味に聞こえるのは俺だけか?」


「くっくっくっ…それはすまなかった!私はキーカだ。」


「俺はグラン。ティーシャ。ジャイル。そしてプリネラだ。助かったよ。」


「良いって良いって!それよりこんな所にいるってことはズァンリに向かってたのか?」


「あぁ。下山してたらキングスケルトンに会ってな。」


「最近じゃここを抜けてくる奴らなんざほとんど見なくなったのに、こんなガキ共が越えてくるなんてな。」


「グラン様をガキ呼ばわり?!」


「ティーシャ。この人は強い。ガキ呼ばわりされても仕方ないさ。素直に受け止めるよ。」


「しかし!」


「あー。すまないな。そんなつもりは無かったんだ。私はこう見えて結構歳を取っててな。気に触ったのなら謝るよ。」


「気にしなくていいさ。それよりキーカはこんな所で何してたんだ?」


「ちっと素材を取りに来たんだ。モンスターのな。」


「素材?」


「あぁ。直剣を作る素材なんだが、適当に歩いてりゃ見つかるかと思ってたんだがなかなか見つからなくてな。」


「その大剣の代わりにするのか?」


「あー。いや。違う。私の真似事をしようとしてる奴がいてな。

そいつの素質やら何やらを考えると大剣は合わないんだよ。直剣でも作らせて渡してやりゃ諦めるかと思ってな。」


「……それなら力になれるかもしれないな。」


「ん?」


「武器の作製が出来るんだ。素材もそこそこ持ってるし助けてくれた礼に何か作るくらいの事はするぞ?

まぁ贔屓ひいきにしてる店があるならそっちに頼んでくれれば良いんだけどな。」


「本当か?!そいつは助かるな!!是非頼むよ!」


「出来た物が気に食わなければ素材だけ渡すから他に頼んでくれたら良いしな。」


「作ってくれるだけで有難い!それに武器の性能も確かに重要だけどな。それより自分の腕がありゃどんな武器でも関係ないからな!」


「ボロボロの大剣でキングスケルトンを一撃の元に下したキーカが言うと説得力が違うな。」


「くっくっくっ。ようし!そうと決まったなら着いてこい!」


キーカが先頭に立って歩いていくと直ぐにズァンリへと辿り着く。龍脈山よりこちら側にも強いモンスターは当然居るが、反対側よりはモンスターとの遭遇率も少ない様だ。

キーカの存在がモンスターを遠ざけていたのかもしれないが…


デュトブロスは他の国とは完全に国交を絶った国として知られているが、他種族を嫌っていたり、拒否したりしているという事は無いらしい。

そもそも街に入れるのかと危惧きぐしていたが、街の住民は他種族に対してかなり友好的だった。

ズァンリの西側、キーカの家、大きな門のある剣術道場に連れていかれる。


「道場主だったのか?」


「まぁ一応な。と言っても門下生なんか一人もいないがな。」


「なんでだ?キーカの腕なら弟子入りしたい奴なんて後を絶えないだろ?」


「まぁ来るには来るんだがな。この門も開けられない様な奴は私の教えには着いてこれないさ。」


コンコンと大きな門を叩くキーカ。確かにかなり大きな木の門だが、これくらい誰にでも…


「重たいな?!」


「こいつの中には鉄塊が入っててな。半端な力じゃビクともしないのさ。」


「魔法を使えば開けられない事は無いが、それじゃ意味無いわな。」


「そう言うことだ。こいつを開けられたのは…いつだったかな…確かテュカが最後だったな。」


「テュカ?」


「今回直剣を渡す相手だよ。」


「そいつは門下生じゃないのか?」


「確かにギリギリ開けられたが、私の剣を教えてもテュカにとっては不利益にしかならないからな。」


「剣術ってのは難しいんだな…」

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