第39話 神との遭遇
俺はこの前天照が現れた池に向かった。
「天照。出てこい」
俺は池に向かって叫んだ。すると池の中から天照が出てきた。
「実体か?」
「ああ。触ってみれば分かる」
天照は手を伸ばしてきた。だが俺は触らず聞いた。
「お前。何のつもりだ?」
「何って…何?」
「どうせ今回のミッションはお前が出しているんだろ。だからもう俺を殺そうとしたんだろ。それにあいつらまで巻き込んで…何様だ」
俺は天照に怒りの気持ちを伝えた。
「そのミッションを出してるのは閻魔だよ」
「閻魔!?」
「この地獄に来た時、最初にあなたが会った方。それが閻魔大王だ」
全てはあいつの仕業か!
「それでお前は何をしに来たんだ?」
「私はね、あなたにミッションを全てクリアしてもらって閻魔大王の心を取り戻してほしい」
天照は悪い奴ではないのだろう。
「それで…このミッションの内容を変えることは出来るのか?」
「ああ。だけどそれをするのに時間がかかる。それに23時にやらなければ閻魔大王にまたミッションを変えられる」
「なら…それまで生き残らなければいけないのか?」
「ああ。だから君に力を託す」
「力を!?」
「その力は敵の位置を感知することができる。だからその力を使って生き延びてくれ」
そして俺は力を獲得した。
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