第38話 狙われているのは誰か?

俺は腕をナイフで刺されたので、ハンカチで止血をした。


「痛っ」


すると弥生が目を覚ました。弥生は俺の腕を見て、すごく驚いていた。


「ど…どうしたの!?」


「ああ。今日のミッションが皐月という人物に殺されるなっていうやつなんだ。だから朝殺されかけた」


「え!? それはまずくない?」


「ああ。多分神は俺をすぐにでも脱落させたいんだろう」


だがこれはせこいだろ。それにどうせ皐月は神が送り込んだ刺客だろう。だって皐月は見たことがないんだから。


「ねえ。どうするの?」


「弥生が教えてくれた日替わりの場所に行く」


「今日は何になってるかだね」


よく見ると弥生は迷彩服を着て、肩から銃をぶら下げている。


「弥生。それは何だ?」


「え!?」


弥生はとても驚いていた。もしかしてと思い、布団をめくると、如月と睦月も迷彩服に銃をぶら下げている。


「なあ。お前らのミッションって…」


俺は机の上にあったミッションが書かれた紙を見た。そこには…


【如月、睦月、弥生のミッション

・皐月を殺せ】


おいおい。神様って奴は…本当に自分勝手だ

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