地獄編ー弥生の話

第26話 孤独の向こう側

俺は気付けば自分のベッドの中。


「また眠ってたか」


俺は机の上のミッションが書かれたカードを取った。


「今日のミッションはっと…」


【今日のミッション

澤村さわむら 弥生やよいの自殺を食い止めろ】


「えーーーー!?」


「どうしたの? 三月」


「大丈夫?三月お兄ちゃん」


なぜか俺の部屋に如月と睦月がいた。


「お前ら何でここにいるんだ?」


「「色々あったもんねー」」


二人は顔を見合わせていった。


なんか怪しいなと思ってたが、今はそれどころではない。今は弥生という人の部屋に行かないと。


「おいお前ら。澤村弥生って人の部屋、どこだか分かるか?」


俺は急いで聞くと、如月が澤村弥生という人の部屋まで案内してくれた。


「ここだよ」


俺はノックもせず、澤村弥生の部屋のドアを開けた。だが…


澤村弥生は首を吊っていた。


「 死んでるー!?」


俺は…終わった。

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