善と悪のバランス

ストレス無く善人でいられる人間は果たしてこの世にいるのだろうか。
逆に、良心のカケラもない悪人はこの世にいるのだろうか。
もし居るとしたら、それは何かが欠落してしまっているのかもしれない。
ただ、仮にストレスを感じるとしても、良心が痛むとしても、一般的な人間であれば、それを反転させて発散することはしない。
僕には、意気投合するこの二人がとても恐ろしく見えた。