第43話への応援コメント
幕府(大枠を維持したもの)を近代にまで生き残らせる上で必須なのは旗本などの層がそのまま近代軍制下でも戦える能力を持つことですからね。
官僚的な側面はこの三百年にわたる積み重ねがあるんですけどね。
単純に無駄飯ぐらいを減らして財政的に幕府を助けるという側面もあるのでしょうが。
あとは新規召し抱えには基本 俸禄(金の支給)とするなどはじめ武士の給与体系の移行がどこまで、いつ着手できるのかというあたりが山になるのかな。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
享保13年(1728)には幕府張紙値段が決められていますので、仮想戦記の資金力のある幕府なら直ぐに可能です。
僕が調べられた範囲では、万治3年(1660)には幕府張紙始まっています。
僕が重要視しているのは、俸禄が軍事政権の兵糧であり、駐屯場所に幕府が輸送する義務があるという事です。
僕の他の仮想戦記もそうなのですが、稲作のできない辺境に幕府が玄米を運ぶことで、将兵の食事が保てます。
その辺をこの小説でどう扱うかですね。
第37話への応援コメント
大陸への橋頭保の確保。
思い切った献策が出てきました。
でも無宿人などの大規模討伐したうえで蝦夷への多くの武士を含む開拓団派遣、尾張系列諸藩の大規模新規雇用が行われた日本におそらく万単位は望まれる浪人などの武士層の派遣が可能なんだろうか。
またその質も暫く太平の世だった日本に南蛮人相手に戦える剣の腕や銃などを扱える軍人?なんて数少なくまず日本の防衛に回されそうだが。
日本の軍備の低下に目をつむって国内の尾張系で整備した新軍制の兵士の派遣という形になるのかな。将軍にとってかなり危険を伴う悩ましい問題の一つになりそうですが。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
弱肉強食で、幕末の新選組や会津藩のような戦士もいれば、幕臣で幼子に家督を譲って若隠居するような臆病者もいました。
負けて死ぬと分かっているのに、上野寛永寺に籠城する幕臣もいます。
本土決戦を行う前に、友崩れを起こさせるような臆病者を排斥し、戦う集団を作るために、大陸で戦わせます。
第33話への応援コメント
質問です。
最近聞きかじった話なのですが尾張家にも水戸家に似た家訓ともいうべきものがあって儒教に基づく勤皇反幕の教えが初代義直による軍書合鑑と当初は藩主にのみ口伝、その後はそれらをまとめた書きつけとしてある程度藩士にも伝わる形で遺訓とした形で伝えられ続けたようです。
この話、完全に裏どりをまだしていないのですがこの作品に何らか絡むことはあるのでしょうか。
事実なら結構主人公の設定と尾張藩の設定に影響しそうなので気になりました。
勤皇の水戸家からの血筋だけでなく同様の遺訓がある尾張家という下地をベースにしたうえでのこのお話しとみると変わった目線でまた見れそうです。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
浅学で知りませんでした。
調べられれば新しい作品の骨格にできそうですね。
僕も調べてみます。
第23話銀銀銭交換比率への応援コメント
イギリスの銀を清に吸い取らせてその上前をさらに撥ねる主人公って図式ですね。
アヘン戦争がさらに沸騰しそうだ。
金の流出を止めたうえで更に銀経済の清からこの規模の銀の獲得を狙うとイギリスへの賠償金支払いがかなり厳しいものになるだろう上に庶民の経済活動に大きな影響が出そうだ。
バタフライ効果必至な政策ですね。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
ネタ晴らしになるので詳しくは話せませんが、簡単に清国を負けさせないのも対南蛮政策です。
第50話への応援コメント
薩摩へのかなりの譲歩、プラスマイナス悩ましく感じました。
治水事件がなくても薩摩は長州と肩を並べるほどの反幕思想があると思います。
徳川に負けたというだけでなく家臣を関ケ原などの減封時に減らせず農民のような生活をすることになった家臣たちの反感の矛先をそらしたという背景もあると思います。
最前線ではないものの大陸に大規模に入植することでもともと危険な武力を持っていた薩摩武士に実戦経験迄与えることになり藩レベルでは頭一つ抜きんでた存在になりますね。
ここまでやった以上長州と薩摩のいがみ合いを助長させ結びつくことないように工作だけは怠ることなく徹底しないと今回の譲歩を勘違いした薩摩が今後問題になりそうな気がします。
作者からの返信
潰すか味方にするか難しい所ですが、個人的にはコサック騎兵と潰し合いにさせる予定でした。