第9話軽い昔話
「彼?ボス、その助手ってのは一体・・・・」
「エリオット・アーカイブ。そう言えば、分かるんじゃないかな?」
『!?』
エリオット・アーカイブ・・・・・・ええ?嘘でしょ?冗談?
ライアと同様にキルも似たような顔つきで。
信じられないとしか言いようがない人物である。この世界━━━━ストラディ・カイブ機械大陸を統べる統一家それこそがエリオット・アーカイブを語る全てである。
そんな人物がボスの元助手?
一体何故、我々殺し屋もといギルド案内兼育児所の腐れゲーマーでサボり魔なボスがこの世界を統べる人物と接点が持てるのだろう?
というか、昔からの間柄なら裏社会を今よりも牛耳れたのでは?下手をすれば首を跳ねて入れ替わることだって・・・・・・
「ま、細かい話はいいからさぁー。早くしないとリリムちゃん達が紙芝居を急かしに来るしさ。ちゃっちゃと終わらせよう♪早く新作のゲームもしたいし。」
「・・・・・はいはい。ほら、キル。早くしないとリリムちゃん達が寂しがるよ」
「う、うん。分かった」
・・・・・今の話は一旦保留だね。
ライアは二人の背中を押してリリム達の所へ向かって行った。
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