フェアリー病という可愛らしい病

新時代に発生した難病、フェアリー病という可愛らしい名前の病。
その名前とは裏腹に、その病は悩みは簡単ではないし可愛らしくもない。
患っているものは悩みもあれば苦しみもある。
一人のフェアリー病の少女が迎えた誕生日。自分を置いて進んでしまう世界に対し、心の中で様々な思いが渦巻く。そんな描写に導かれ、あっという間に物語の世界に引き込まれ読了してしまいました。
もっと続きがよみたくなるような作品でした。