リューク君が主人公の新作です
● 作者からのお知らせ ●
何やら小次郎からお知らせがあるので、読んであげて欲しいです(関連作品の新作発表です)。
☆ 小次郎 ☆
やあ、久しぶりだねえ。おっさんだよ、ほら白河小次郎だ。
随分とご無沙汰したと思うんだが、遂にリューク君が主人公の話がスタートしたからお知らせを、と思ってね。
勇者の悪ふざけのせいで呪われてしまった
https://kakuyomu.jp/works/16817330659374953511/episodes/16817330659375711757
謎の多かったリューク君の事がよくわかると思うから、是非読んで欲しいと思っている。
因みに若かりし頃のアルフォンシーナとか他にも懐かしい野郎の若かりし頃とか出てくるので楽しんでほしい??
● ここより本篇 ●
「おらあ!」
ザシュ!!
「グハッツ!」
ドサッ
「おい!イディオ!勝手に倒れてるんじゃねえ!おいアルフォンシーナ!イディオを回復させろ!前衛が俺一人じゃあどうにもならん!」
「しかし勇者様、もう殆んど魔力がありません。後一度しか回復させる事ができないのですが・・・・」
「おいおい、今やらなくていつやるンda?今でsyo!」
「勇者様・・・・言葉が少し変ですが・・・大丈夫ですか?」
「気にすんなyo!それより早くsiro!」
「ビーチェはいいのですか?」
「今はイディオだろ!あの鎧を倒さないとどうにもならん!おいリューク!ビーチェはお前が守ってろ!荷物持ちでもそれぐらいはできるだろう!」
「は、はい!」
・・・・
・・・
・・
・
僕の名前はリューク・キッケルト。最近16歳になった・・・・と思う。
15歳?でスキルの確認をしてから1年近く経ってるから。孤児の僕には誕生日なんてわからないし。
で、今僕は勇者のサポートをしてるんだけど。現在はとあるダンジョンで中層と呼ばれてる所にいて、鎧の化け物と対峙しててパーティーの中堅ビーチェが負傷して、僕が防御をしてる。
ビーチェは聖女様のお付きらしいんだけど、聖女様をかばって倒れてしまって。
今は僕と聖女様がビーチェの近くに。
で、目の前で勇者様と勇者様の幼馴染である戦士イディオさんが鎧に挑んで、イディオさんが負傷しちゃった所なんだ。
そして、僕の後ろには魔法使いのレーツェルと呼ばれている・・・・本名は分からない・・・・女性が何か魔法を展開しながら後方に。
「それでは回復魔法をかけます。リュークさん、私は魔力の枯渇により暫く身動きが取れなくなると思うので、後は宜しくお願いします・・・・」
そう言って聖女様はイディオさんに回復魔法を唱えて・・・・倒れちゃった。2人も守れるだろうか・・・・
前線に復帰したイディオさんは・・・・何やら勇者様とニヤニヤしながら目配せみたいにしてるように見えたんだけど、気のせいだよね?
あ、女性タイプの鎧が倒れた・・・・そして暫くして、もう一体の鎧が倒れた。流石は勇者様。
「フーやっと倒れたか・・・・あーアルフォンシーナも倒れちゃったか・・・・」
うーん、何か勇者様の雰囲気に違和感を覚える・・・・
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