勇者の悪ふざけのせいで呪われてしまった
よっしぃ
第1話
【序章 鎧の魔物との戦闘】
”45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる” に出てくるリューク君が主人公の話です。
時系列が前後しますが、名前だけ出ていた登場人物も何人か出ますし、色々出てきた登場人物が別の目線で出てきます。
一応残酷描写があるので年齢制限を設けます。
宜しかったらこちらの作品も読んで頂けると嬉しいです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894446409/episodes/1177354054894446425
45歳のおっさんとは世界観は共有していますが、ステータス表示等多少違いがあります。
● ここより本篇です ●
「おらあ!」
ザシュ!!
「グハッツ!」
ドサッ
「おい!イディオ!勝手に倒れてるんじゃねえ!おいアルフォンシーナ!イディオを回復させろ!前衛が俺一人じゃあどうにもならん!」
「しかし勇者様、もう殆んど魔力がありません。後一度しか回復させる事ができないのですが・・・・」
「おいおい、今やらなくていつやるンda?今でsyo!」
「勇者様・・・・言葉が少し変ですが・・・大丈夫ですか?」
「気にすんなyo!それより早くsiro!」
「ビーチェはいいのですか?」
「今はイディオだろ!あの鎧を倒さないとどうにもならん!おいリューク!ビーチェはお前が守ってろ!荷物持ちでもそれぐらいはできるだろう!」
「は、はい!」
・・・・
・・・
・・
・
僕の名前はリューク・キッケルト。最近16歳になった・・・・と思う。
15歳?でスキルの確認をしてから1年近く経ってるから。孤児の僕には誕生日なんてわからないし。
で、今僕は勇者のサポートをしてるんだけど。現在はとあるダンジョンで中層と呼ばれてる所にいて、鎧の化け物と対峙しててパーティーの中堅ビーチェが負傷して、僕が防御をしてる。
ビーチェは聖女様のお付きらしいんだけど、聖女様をかばって倒れてしまって。
今は僕と聖女様がビーチェの近くに。
で、目の前で勇者様と勇者様の幼馴染である戦士イディオさんが鎧に挑んで、イディオさんが負傷しちゃった所なんだ。
そして、僕の後ろには魔法使いのレーツェルと呼ばれている・・・・本名は分からない・・・・女性が何か魔法を展開しながら後方に。
「それでは回復魔法をかけます。リュークさん、私は魔力の枯渇により暫く身動きが取れなくなると思うので、後は宜しくお願いします・・・・」
そう言って聖女様はイディオさんに回復魔法を唱えて・・・・倒れちゃった。2人も守れるだろうか・・・・
前線に復帰したイディオさんは・・・・何やら勇者様とニヤニヤしながら目配せみたいにしてるように見えたんだけど、気のせいだよね?
あ、女性タイプの鎧が倒れた・・・・そして暫くして、もう一体の鎧が倒れた。流石は勇者様。
「フーやっと倒れたか・・・・あーアルフォンシーナも倒れちゃったか・・・・」
うーん、何か勇者様の雰囲気に違和感を覚える・・・・
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