第601話 おっさん温泉に入ると・・・・

こういう時の予感って当たるんだよね・・・・


そう思いながら・・・・

温泉に入ると・・・・


そこには出来上がった野郎3人の姿が。

そして、水着姿のキラスとキウス・・・・あれ?おっさんの店にあるやつか?

着用しながら、3人のお酌をしていた・・・・


おいこら!色々突っ込みどころ満載だが!

何で皇帝が酒飲んで温泉に入ってるんだ?

ロニーさんもロニーさんだ!

それに、ロートレック公爵・・・・

何しに来たんだよ!

精霊に酒の酌をさせやがって!


「あ、アークマスターさま!」

「みてみて!マスターも元気になったの♪」


2人そんなキャラだったか?


「なあ皇帝さんや?」


「なんだうっせーな、用があるならさっさと言えや!」


相変わらずの皇帝だ・・・・


「なんだよ、死にかけてたんじゃねえのかよ!」


おっさん全力で突っ込んだよ!


「てめえ、精霊共にエリクサー持たせやがったな?」

「そうだっけ・・・・キラス、キウス、そうなのか?」


「ええ・・・・あのままでは確実に死にましたので、水と偽り使いましたわ♪」

「おかげさまでこの通り!夜も3Pとか言って凄いのですわ。」

・・・・いやそんな事聞きたくねえし!


「そんな事は言わんでいい!」

皇帝が怒ってるが・・・・


「まあマスター、恥ずかしいのですか?」


「うっせえキラス!少し我慢しろ!」


ナニヲガマンスルンデスカ


「でもマスターのあそこは我慢できなさそう・・・・」

「キウスも黙れ!そして触るな!」


ナニヲサワッテルノデショウカ


「おい皇帝!言っておくががその2振りの剣の精霊キラスとキウスはな、あんたにあげたんじゃない!時の皇帝に使ってもらうために渡したんだ!勘違いすんな!」


「何?」


お、

反応したな。


「一応ここにいるロニーさんとロートレック公爵用にも剣は用意したよ?あ、ロートレック公爵領用にも・・・・あったかな?」


「え?シラカワサマ私にもくれるんですか?」

「ああ、だってロニーさんは年中あちこち移動してるし、危険じゃないか?万が一は精霊が対処してくれる。」


「おお!あの目の前の精霊みたいのが私の・・・・」


ロニーさん、目がおかしいよ?

「シラカワ殿、もう枯れて久しいのじゃが・・・・復活するかの?」


・・・・止めてそんな話・・・・

「ええ?まだそんな歳じゃないよね?」


「そうは言っても60代じゃ。妻とはずっとご無沙汰じゃしな・・・・今更若い娘とよろしくとかのう・・・・」


む・・・・どうしたもんか。


「よっしゃあ!今から出せ!今すぐ出せ!」

「いや、個人的に渡すし?こんなところで乱交されても困るし・・・・なあ、キラスとキウス、今更なんだが・・・・精霊ってなんで女しかいないの?」

「え?普通に男もいるよ?」

「だけど、アークマスターには男は来ないかな・・・・」

「それ何でさ?」

「女の方が強い!」

「男の精霊は、女に弾かれここまで辿り着けない。」


「おい!シラカワから剣を出させろ!」

おい皇帝、むちゃな命令は・・・・


「皇帝エトムント・リーネルト、如何にマスターの命とはいえ、アークマスターを害する命は受け付けぬ。」

うん?

「立場をわきまえよ。」


精霊の様子がおかしい。


「おいシラカワ、これはどういうこった?」

「おっさんに言われてもな・・・・」


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