第597話 4大精霊、それぞれの・・・・
おっさんこの時ふと思ったんだよ。
今おっさんの手元にいる4人?の精霊、この目の前の剣をおっさんが打つのに、非常に大きな助けになってくれたんだよね。
その頑張りを報いてあげないと・・・・
だけど、一振りに対し、宿る事の出来る精霊は一体・・・・のはず。
そうすると・・・・
他の2体は何処へ?
今後おっさんの後を継ぐべき子に継がれるの?
まあ、それはそれでいいんだけどね・・・・
おっさんこの時、訳の分からない独占欲に駆られてね。
だけど、剣を無駄に死蔵するのも・・・・
「なあ和佳、どうしたら?」
おっさんふと聞いてしまった・・・・でも困るよね、いきなりどうしたらッて云われても?
だけど和佳はできる秘書だ。
よく分からんけど、ある意味本物の秘書は、主の意を汲み、その意を最大限生かす事の出来うるような図らいをしてくれるものだ・・・・とまあ、おっさんの勝手な妄想なんだけどさ・・・・
だけどその妄想を、和佳は実現すべく考えてくれてる訳で。
「・・・・まあマスターったら欲張りさんですわね。ですがそんなマスターも大好きですわ♪そうですね・・・・」
・・・・おっさん何がって、言ってないのに分かっちゃった?流石だ・・・・
「・・・・その前に、マスターのメインとなる2振りの剣、どの精霊が宿るかはご存じで?」
あれ?違った?おっさんの意を汲んでくれたと思ってたんだけどね・・・・
「え?もう決まってる?」
「ええ・・・・剣と鞘の色合いを見れば一目瞭然と思いますが・・・・一振りは火の精霊ですわ。そしてもう一振りは・・・・」
「・・・・水か・・・・」
「まあ、分かってらっしゃったようですわ。」
「・・・・そうか・・・・土の精霊さんと、風の精霊さんも大いに役立ってくれたんだけどね・・・・彼女らは今後どうなるの?」
すると・・・・和佳が何だか目の前、そう、ちょと体を動かせば唇が触れそうなところまで・・・・そして息がかかり・・・・
「その心配は無用ですわ?先ほど・・・・私言いましたわ?」
「え?何か言った?」
おっさん和佳の息が顔に・・・・・そう、和佳がしゃべるたびに息が掛かるから、何だか興奮しちゃってね・・・・
和佳なんて、おっさんがしゃべったらつばが顔に掛かっちゃって・・・・それを手ですくって舐めてるんだよ?う・・・・そのような趣味が?ベッドの上なら超興奮するんですけど・・・・?
そんな事を思ってたら・・・・
「鞘ですわ。火の精霊と共に・・・・土の精霊が鞘に収まり、もう一振りは・・・・水の精霊と共に、風の精霊が鞘に収まりますの。」
・・・・え?そうなん?
「まじ?」
「ええ。本気と書いてマジ、ですわ!」
そして・・・・赤毛の・・・・火の精霊が代表して声をかけてきた。
「アークマスター、いえ、今後は正真正銘我々のマスターとして、誠心誠意お仕えいたします。その・・・・このような場をご用意していただき、感謝に堪えません。マスターの命が先に尽きるか、我々が先に消滅するかは分かりませんが・・・・その時まで、ずっとマスターのお傍に・・・・」
この後おっさん、4人?の精霊を手招きし、それぞれで抱擁し合ったよ・・・・
そして暫くしてして落ち着いてから・・・・
「ではマスター、次です。他の剣の行き先をお決めくださいまし。」
・・・・そうだった・・・・
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