第596話 精霊達とのお風呂

おっさん今、寝湯にて・・・・


おっさんの領地の・・・館にはね、寝ながら湯につかるという、あの寝湯があるのだよ!ふふん!どうだ!!


え?どっかの温泉にもあるでしょって?すいません舞い上がってました・・・・


今当然ながらおっさん素っ裸なのだけど、今は和佳と、4体の精霊さんが・・・・裸で一緒に・・・・

というか、多分水の精霊さん、おっさんの背中に潜り込んで・・・・息どうしてるの?おっさん仰向けに寝ながら、背中をマッサージしてくれてるんだよ?

さらには他の精霊さんが、足、腕、肩、首・・・・まさかの同時マッサージで・・・・

気持ち良すぎて寝ちゃってました・・・・


気が付けばもう全身何だかすっきり・・・・

何故か股間もすっきりした気がするけど・・・・

「気持ちよかったのですから、深く考えてはいけません!」

と何故か和佳が念押してくるんだよ。

何かおっさんされてたの?


「全身マッサージですから・・・・何からお尻のアレまで・・・・」

え?おっさんまさかの・・・・掘られた?

そう言えば何だか・・・・


「まあ前立腺マッサージですけどね?」

え?何それ?


気にしたらまた負けなんだそうな・・・・相変わらず何に負けるんだか。


まあ裸の付き合いは大事なわけで・・・・

突き合ってないからね、風呂では。

「突き合うって・・・・突かれたいのですか?」

「え?」


何故かお尻を見てくる和佳。

おっさん思わずお尻を隠したよ、手で。

「まあ。尻隠して前隠さずですね。」


あれが元気してました・・・・


・・・・

・・・

・・



よく分からないまま風呂を出たんだけどね、いよいよ・・・・

この4体の精霊さんに、新たな剣に移ってもらうと言うのを実行してもらおうと・・・・


おっさんさっきまで打った、そしてそのセットの鞘・・・・まあ鞘に剣は収まってるけどね、それを全部テーブルに並べて置いたんだよ。


そしたら・・・・


一体どれだけあるんだ?出るわ出るわ・・・・


50振りぐらいあるんじゃないこれ?


テーブルに収まりきらないから・・・・

新たなテーブルを出し、そこに並べたんだよ。


その中でも異彩を放つ2振りの剣・・・・


それとは別に、何振りか気になる剣が・・・・


「これは、今後シラカワ領の当主となる方のための剣ですわ。」

和佳がそんな事を言う。

「これか?」


おっさん気になる剣を示すと

「その通りですわ、マスター。この2振り・・・・今後、恐らくはリュシエンヌ様の御子がこの領地を受け継ぎ、次の公爵となられますので、その方に、そして今後は、後のシラカワ公爵が代々引き継ぐべき剣ですわ。」

・・・・剣を引き継ぐ・・・・?じゃあおっさん用と思ってたのは?

「それはマスターが生涯を共にする剣ですわ。恐らく無限の命を得る事になりましょうし。」


え?何それ怖い?

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