第594話 精霊を使い剣を造る

おっさん剣を一振り赤毛の精霊さんがやってくれてる?のでいいのか知らんが、焔を当ててその間にハンマーで打ちまくった剣を一度台に置き、

「水ぶっかけて!」


「畏まりました、アークマスターさま。」


そう言って青っぽい精霊さんが剣に水を・・・・何も見えねえ!

「風で水蒸気とばして!」


「承りました、アークマスターさま。」

見事な金髪をなびかせ、風で水蒸気が消え、視界を確保。

おお・・・・いい感じじゃないか!


これを何度かして、最後に風で・・・・

「針みたいな鋭いの出せる?」

「できますが、近くでないと拡散いたしますが、いかがなさいますか?」

「じゃあおっさん、その鋭い部分に剣を差し出すから、風は固定で頼むよ。」

「では・・・・は!」

なんだかすごい集中力とでもいうのかな?

おっさんそこに剣を当て・・・・ありゃ?金髪さんのスカートがめくれちゃってるよ・・・・それにしても細くてきれいな・・・・スカートの中だね・・・・

何であんなむしゃぶりつきたくなるような造形なんだ?


あ、しまった・・・・あほな事考えてたら・・・・

剣に綺麗な文様が入ったよ。

あ、剣自体には色付きの文様?紋様?そう言えばどういうんだこれって?が走ってるんだけどね、それとは別に入れたかったんだけど、何だか知らない間にちょーかっこえー紋様になっちゃった。


これを何度かね・・・・

因みに今度は青っぽい精霊さんのスカートが大変な事になってね。

もうガン見しちゃったよ。

駄目だ精霊は、まったく別の生き物だ。

何であんな綺麗な足なんだ!


おっさんまたまたあほな事考えながら作業してました・・・・


当然その後、赤毛さんや秘書さん、それとお役御免とか言いながら、おっさんのサポートで残ってくれたブロンドさんの精霊のスカートもね・・・・

というか、作業するのに何でスカート?


お陰で何度も拝ませていただきました!

たまにおしりも見えたりね・・・・


しかし・・・・そんな事考えたり、見ながら作業してたって世間にばれたら・・・・おっさん変態扱いだな。


・・・・

・・・

・・



ふう・・・・終わった・・・・

あ、終わった宣言した途端、4大精霊?がおっさんにもたれかかってきたよ?

おお!これはもしやベッドでの複数プレイを所望・・・・って違った!力を使いすぎてダウンしちゃったみたいだ・・・・すまん!


「それにしても色んな意味で凄い集中力ですわ、マスター。」

「あ?どういう事?和佳。」

「10日、寝ずにですよ?」

「え?10日も経っちゃった?」

「ええ・・・・剣を一振り打ち終わるごとに、食事やトイレ以外はひたすらに、もうそれはすさまじい集中力でしたわ。」


・・・それは・・・・スカートの中がすごかったからです、ごめんなさい精霊さん。


「これで剣は完成いたしましたから・・・・手伝った精霊にご褒美を与えねばなりませんね?」

あ、精霊が・・・・ダウンしてた精霊が皆起き上がったぞ?

「ご褒美か・・・・もうみんな魔力尽きてそうだしね・・・・おっさんの魔力がいるのか?」

おっさんそんな事を聞いたらね・・・・

「確かに、魔力の・・・・補充になるかも、ですわ。」

うん?何かおかしかったか?

「では・・・・館の例のお部屋にて準備いたしますわ。」

「うん?例の部屋ってなんだ?」

おっさんこれからナニが起ころうとしているのか、気が付いてなかった・・・・

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