第583話 実際皇帝の状態は危なかったらしい

おっさんが皇帝の元から去った後・・・・


どうやらおっさんに無様な姿を晒したくなかったようで、おっさんの前では強がっていたのが、おっさんがいないなくなった後、全く動けなくなったらしいんだよね。

残されたキラスとキウスが、兎に角皇帝に魔力をつぎ込み、持ち直したんだそうな。

そして、おっさん万が一があるといけないと思い、2人にエリクサーとかいろいろ持たせたんだけどね、水と偽って飲ませたそうな。

皇帝はエリクサーを拒絶していたらしい。


で、今はめっちゃ元気になったようで。


皇帝がその後あの精霊2体をどうしたか知らないけど、あの2人?が言うには、おっさんの子が腹に宿っているとか・・・・

まあ黙っておこう・・・・


・・・・

・・・

・・


おっさん和佳と主に書斎にいるんだよね。

おっさん妻と言えど滅多に書斎に人は入れないんだけどね。彼女はおっさんと離れるのを全力で否定してくるし。


おっさんコーヒーを飲みながら、ゆっくりしていたら、和佳が

「マッサージいたしましょうか?」

と突然提案をしてくる。

そう言えばマッサージ・・・・

マッサージチェアあるんだよね。

めっちゃごっつい奴。

たまに寝落ちしたり。



涎垂らして寝てる事もしばしば・・・・

あ、でもさっき色々・・・・


だけどやっぱり誰かにやってもらうのもいいよね。

で、おっさん今書斎の横にあるベッドで寝てるんだよ。

しかも服をはぎ取られちゃったよ。

え?腰とか肩じゃないの?


「無論腰や肩、おみ足や頭も致しますよ?」


そう言って何故か和佳も裸になる。

いや、一寸股間がやばくなるので服着て下さい・・・・


そう言いつつ最初はうつぶせ。

みえないけどその、感触が・・・・って痛い痛い!

力強い!

何処にそんな力が!


お尻も凄い。あれやられるといた気持ち良すぎて悶えるんだよね。

更には腰。おっさん腰痛持ちだからね。

しかしこれは・・・・寝られない。痛すぎ・・・・

後で揉み返しが厄介そう。

肩も凄く凝っていて、こちらは一筋縄ではいかないんだよね。

回復魔法で凝りが取れたらいいけど、こればかりは無理。

おっさんベッドに腰掛け、頭をしてもらう。

首の後ろ、頭をぐっと持ち上げ・・・・ってうが・・・・和佳!!持ち上がってる持ち上がってる!


肩こりって結局この首の、頭の凝りから来てるからね。

しかし・・・・痛い・・・・おっさん耐えられるか?

こめかみもね、やられちゃったよ。


それに意外と腕も効くんだよ。

後は肩甲骨当たりや、鎖骨・・・・女性で言えばデコルテ?のリンパとかね。

しかし何で和佳は知ってるんだ?

「時々見ていましたから。」

え?何を見ていたんだ?


そして最後は・・・・性的なマッサージでした・・・・

いや、おっさん揉み返しが凄く、身動き取れなかったんだよ。

で・・・・和佳の思うがまま・・・・


・・・・

・・・

・・


「さてマスター、この後ですが、エルフの里へ参りますよ?」

「いやそれはいいけど・・・・揉み返しが凄すぎて、身動きが・・・・」

「まあ。ですがゲートで直ぐですからね。また私が運んで差し上げますわ。」


うーん・・・・一寸休ませて・・・・

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