第508話 銘木三昧

86層・・・・おっさん大興奮!

だってね・・・・三大銘木と言われている・・・・


ブラックウォルナット

チーク 

ホガニー


揃い踏みだよ!

もうね・・・・特にブラックウォルナット!!

それの大木だよ!


これを伐採して、テーブルにすれば・・・・

あかん、想像しただけで・・・・

おっさん興奮しすぎて、鼻血が・・・・


ティッシュを取り出し、鼻の穴に詰めて、どんどん木を切っていく。


風魔法でスパッとね・・・・

そして、どんどんカバンに収納していくんだよ。


だけどね・・・・誰も手伝ってくれないんだよ?


「なあ・・・・何であいつはあんなに木を切るのを張り切ってるんだ?」

皇帝が何か言ってる・・・・

「どうやらテーブルを作りたいようですわ。」


エルヴィーラが答えてるけど・・・・手伝って?

「はあ・・・・またテーブル欲しいとか言ってるのか?今度はどこに置くんだ?」


何処って・・・色々置けるでしょ?ちょっとこの厚み、幅、長さどうよこれ?

こんな一枚板のテーブル・・・・アカン、興奮してきた・・・・


憧れの一枚板。無垢のブラックウォルナットのロングテーブル・・・・

これに合わせた椅子も欲しいよね・・・・


今から出来上がりを想像してしまい・・・・鼻血がまた出て顔を真っ赤にしながら作業をしていたよ・・・・


おっさん木を採り尽くし・・・・リューク君が手伝ってくれてね・・・・

3人の娘さんも、収納をね・・・・


その間に他のメンツは下に行っちゃったよ。


何だろうね、次・・・・


山?87層は山?


どうやら自然薯が・・・・誰も掘らないな・・・・


あれ美味しいんだよね・・・・


だけどこんな階層で・・・・


一寸掘って、カバンに仕舞う。

3人の娘さんも、レベルが上がってるみたいで、サクサク収穫してくれてる。

すまんねえ。


「シラカワ様?魔法かけますね?」

そんな中、浄化の魔法を使ってくれたよ。

「回復魔法も・・・・しますね?」


ああ・・・そうなんだよ・・・・何故か知らないけど、3人の娘さん回復魔法も、覚えてね。

教えた覚えはないんだけど・・・・


で・・・・次の階層・・・・88層?


どうやら皇帝が興奮している・・・・


何だ?何か出たのか?


すると・・・

「おい!アダマンタインだ!」


おお!皇帝が興奮してる・・・・

何だっけ?アダマンタインって?


「ええ?もしかして知らねえ?」


クィンシーも興奮しているな・・・・だが、知らん!


「お前剣打つんだろ?なら知っとけよ・・・・」


「ミスリルとオリハルコンならわかるんだけどね・・・・」


だが・・・・そんなに貴重な鉱物なのか?

ここは・・・・

「よし!今から魔法で大量に掘るからね・・・・この際だから覚えようか?」


「「「お願いします!」」」



良い返事だね・・・・


確か別の階層で・・・・金だっけ?剣で掘ってもらったっけ・・・・今回は魔法を使用するんだよね。

「いいかい・・・・多分希少な鉱物なんだよこれ。おっさん知らんけど。で・・・・君達には折角だから、魔法でこういった鉱物を採掘できる魔法を覚えてもらえたらと思ってるんだ。頑張ってね・・・・・?」

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