第509話 どうなってんのこの3人の娘さん・・・・
いや・・・・どうなのこれ?この3人の娘さん・・・・
妙に覚えが早いんだよね・・・・
何度かおっさん、岩を切って、アダマンタインをゲットしてるんだけどね・・・・
最初は風魔法で切ってみせてね。
何故かものの1時間ほどで3人供風魔法を・・・・流石にアダマンタインを切れるほどの威力はないけど、覚えたんだよ。
おりょ?
あ・・・・浄化の魔法か?あれ風魔法と・・・・水魔法だっけ?
じゃあ水魔法も?
「君達凄いね!何でこんなに簡単に覚える事ができるの?」
あれか?おっさん高卒だからね・・・・しかも、お世辞にも頭の方は・・・・いいいとは言えなかったんだよね・・・・
だけど、この目の前の3人は・・・・きっとものすごく賢いんだよね・・・・
差を感じる・・・・
「何を仰るんですか!シラカワ様の教え方が上手なんですよ!」
「そうです!素人の私達に、凄くわかりやすく説明して下さって・・・・」
「ええ!それに・・・・簡単ではないですよ!それをいともたやすく私達が覚える事ができたのは・・・・シラカワ様の教え方ですよ!」
・・・・そうなのかな?うーん・・・・日本に居る時は、何時もおっさんの所に、そう、仕事でね、職場に新しい人が配属になったら、必ずおっさんが教えてたんだよ。何で・・・・またかよ・・・・すぐにいなくなるのに・・・・あ、すぐにいなくなるってのはね、おっさんが教えたら、同じ部署の違う場所へ行ってもらうって意味だよ?そうなら最初からそこで覚えてもらえよ!と思うんだけどね・・・・必ずおっさんの所。
きっとこういったのがあるんだろうね・・・・
で、複数の人が来たら、おっさん以外の場所にも配属になる訳で・・・・後で聞くと、分かりにくい・・・・説明が専門的過ぎ・・・・とか言うんだよ。専門的ってね、ある程度慣れた人ならわかるけど、素人にはわからん用語が沢山あってね。
おっさんが教える時は、自分が何で困ったとか、どういうミスをしたかとか、そう言う経験を生かした教え方するんだよね。
無論おっさんも誰かに教えて貰ったけど、ぶっちゃけ人によって教え方が違う。
場合によっては正反対の事を言われたり。
ああ・・・そうか、教えるって・・・・大変だよね・・・・
何せ、教えられる側は、何もわからないんだから。
そうかそういう事か・・・・おっさん独りで納得しちゃってたよ。
は!いかんいかん!今はこの3人だ・・・・
もうね、風魔法を完璧に扱ってるんだよ。ただ、威力だけはどうにもならないからね・・・・
次は・・・・
「よし!次は水魔法でカッターみたいに切るよ!これ危ないからね・・・・絶対人に使わないでね?威力が増せば、つまりレベルが上がれば、人体なんて簡単に切断できるからね!穴も開いちゃう!でね・・・・こんな固い岩も、スパッと切れるんだよ、こんな感じでね。」
おっさんまず見本を見せたよ。
「「「わあ!」」」
おっさんの魔法の切れ味に驚く3人。
「何度か試すから、真似してみてね・・・・こう、頭でイメージをしながらだね・・・・」
おっさんの場合、スキルを強奪したから魔法を使えるようになったけど・・・・いるんだね、こういった・・・・こういった女性がきっと天才やら秀才と呼ばれる存在なんだろうね。
おっさんしみじみ思ったよ・・・・
こうして、3人の魔法使い・・・・女魔術師?ウィッチ?とでもいうのかな?の・・・誕生?した瞬間だった・・・・よ?
今後どうするか知らんけどね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます