第437話 ダンジョンに向かってみる

・・・・ダンジョンは、館からそう離れておらず・・・・


と言っても徒歩1時間ぐらい?


どうやら、この館のある街?かなり発展してるからもう街だよな?の周囲には魔物の襲撃に備え、壁が設けてあるのだが、実際周りは安全・・・・なはず。


広い農地が広がっているんだなこれが。


で・・・・相当離れた場所に柵が設けてある。


その柵も未だかつて魔物が壊したとかは無く、そうした場所の一画に、大きな岩山があり、そこにダンジョンがあるらしい。


で・・・・小さな子供?から、成人前(この異世界では15歳が成人扱い)の若い連中がしょっちゅうこの辺りに来ており、そうした連中がダンジョンを発見、腕に覚えのある連中が果敢にチャレンジしたらしい。


そして・・・・4層までは魔物がおらず、2層に至っては魔獣?倒すと肉がドロップするのが出現するのが分かり、子供は1層まで入り浸っているらしい。


そうして、噂を聞き付けた冒険者がやって来るようになったらしが・・・・まだ駆け出しの冒険者が多いようで、やっとこさ5層のボスを仕留める所まで進んでいる状況・・・・らしい。ま、例外はあるから、

8層辺りまで行ってる連中もいるらしい?


まあ、4層でやっと魔物が出現だったかな?


あ、聞いた話だとこんな感じ。


1層 果物

2層 肉

3層 鉄鉱

4層 魔物

5層 ボス1体


で、冒険者がいれば・・・・子供も3層に行く事があるようで・・・・どうやら上に行くだけならさほど危なくないようだ。

ただ、5層はボスがいるので、子供は立ち入り禁止。


あ・・・・どうやらこのパターンのダンジョン、こうなっているらしい。



1層 果物

2層 肉

3層 鉄鉱

4層 魔物

5層 ボス1体


6層 薬草

7層 ベリー

8層 金鉱

9層 魔物

10層 ボス2体


11層 材木

12層 根菜

13層 銅鉱

14層 魔物

15層 ボス3体


16層 瓜

17層 魚

18層 銀鉱

19層 魔物

20層 ボス4体


で、5層ごとにボスの出現が多くなり、50層でボス10体かな?


まあいいんだけどね。


で、今回これが正しいか確認しに行くんだよ。

あと、子供が危険な事をしていないかね。

・・・・17層の魚って・・・・川とかあるのか?


後は、場合によっては冒険者は依頼を受け、戦闘の出来ない連中の護衛をしつつ、8層辺りまでは行く事があるようだ。


まあ、大人なら自己責任だな。


・・・・

・・・

・・


早速向かったわけだが・・・・流石に皇帝をここまで歩かすわけにもいかず、城にゲートを設置、目的地に到着したら、ゲートで迎えに行く、となった。


無視したいんだけどな・・・・煩いんだよあいつ。


「遅かったじゃねえか!さあ!いくぞ!」


やる気の皇帝。


まあ、前回のダンジョン程の護衛はいらないだろうけど。


そして・・・・ダンジョンの入り口付近は、何やら荷車が多い。

果物を収穫し、荷車に置いて行くらしい。

場合によっては2層の魔獣を狩って、肉を回収する連中もいるようだ。


3層は鉄鉱らしく・・・・どうすんだ回収?


それと共に子供が沢山いるな。


チャンバラゴッコしてる奴らもいれば、ダンジョンから出てくる連中も多い。

家族で果物採りに来てる奴らもいるな。


農地で育ててはくれないのか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る