第436話 ダンジョンの調査の人選?何で勝手に集まるんだ?

さて・・・領内にて見つかったダンジョンの調査・・・・


人選はどうするか・・・・と、その前に・・・・


確認しないといけない事があってね・・・・


おっさん、いつの間に公爵になってたんだ?本人一切聞いてないよ?


という訳で・・・・


・・・・

・・・

・・


「なあ皇帝さんよ、いつの間におっさん公爵になってたんだ?聞いてないけど?」


今皇帝に問い詰めている。


「・・・・何をいまさら言ってやがるんだ?妹を救出した立役者じゃねえか!しかも俺の娘を嫁に貰ってるんだ!公爵にならずどうするんだ!こっちの立場も考えろ!」


・・・・皇帝は逆切れしてきた・・・おい!切れたいのはこっちだぞ?


「立場も何も・・・・何で勝手になるんだよ!」


「・・・・いいじゃねえかよ!貰っとけ!」


「いや・・・・公爵ってそんな簡単に貰うもんじゃないと思うんだけどな・・・・」


「俺は忙しいんだ・・・・もういいだろ・・・・」


あ、逃げた・・・・


”さ、シラカワは放置でいいだろ・・・それより孫とのふれあいだ・・・・待っててよおお~”


おい、心の声が駄々漏れだぞ?


皇帝は去って行った・・・・


仕方がない、こっちの方はまあ放っておくか。

それよりダンジョンだな。

本当に無害か確認しないとな。


今は被害とか聞かないが、ダンジョン付近に魔物が出るとか分からんしな。


で・・・・人選だが・・・どうすっかな・・・・


・・・・

・・・

・・


舘に戻った訳だが・・・・


「なあ、何でこんなにいるんだ?」


既に沢山の冒険者・・・・というか、知り合い?が集まっている。


最初からリューク君とエリザヴェータ女史の参加は決まっていたが・・・・


まああの時一緒に居たから、エルヴィーラが此処にいるのはわかる。


ついでに、兄弟だからか・・・・クィンシーがいる。呼んでないのに・・・・暇なのか?


で、勇者パーティの・・・今回は5人、ヨーリス君とライナス君、そして・・・名前なんだっけ?女の子3人。えっと・・・武道家?の・・・オーセ、ヒーラーのベトラ、魔術師のキトリーだっけか?


さらにはウェンディ、カトリーン・・・・で、さっき孫がどうのこうのって言ってたよな?何で皇帝が今この場に居るんだよ?つうか何でおっさんより先に居るんだ?おかしい・・・・ゲートで来たから・・・・もしかして別のを持ってるのか?いつの間に・・・・?


「遅かったじゃねえか!さあ!行くぜ!」


「なあ、何で皇帝がここにいるんだよ!さっき孫がどうのこうのって、心の声駄々漏れだったじゃねえか!」


「あ?エルヴィーラが子供とここに居るっつうからこっちに来たんじゃねえか?」


「くんな!城へ帰れ!」


「おいおい皇帝に何つう言い草だ・・・・」


・・・・またかよ、懲りねえな。


「おいクィンシー、お前が何でこの場に居るのか知らんが、父親の面倒しっかり見とけよ?」


「げ!またかよ・・・・」


「ま、エルヴィーラが父親のお守りしてくれるんだよな?」


「・・・・旦那さま、私はお姉様とご一緒するのですわ。」


・・・相変わらずのマイペースだな・・・・


結局、勇者パーティが何故この場に居るか分からないままだが、5人で動いてもらう事にして。


皇帝は身内で固めてもらった。


おっさんはウェンディとカトリーンとだな。


あ・・・肝心のダンジョン、具体的にどこにあるんだ?

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