第422話 ゲートの回収、そして・・・・

さて、ゲートを回収しに行こうかね・・・・


あそこに放置という訳にもいかないからね・・・・


リューク君をクィンシー達に押し付け、ゲート部屋へ。


「侯爵さま、どちらへ行かれるのですか?」


ジスラン君が待機していた・・・・


「よく僕がここに来るのが分かったね?」


「そうでなければ侯爵さまの・・・・いえ、当たり前の事ですから。」


「まあ・・・・ゲートを回収しに行くだけだから。まあ、行ってくるよ。」


「かしこまりました・・・・」


何やら言いたげだな・・・・あ!嫁さんか?嫁さんまだだよな?


「ああ、ジスラン君と、ゼヴラン君の嫁だったね。帰ったらでいいかい?」


「・・・・言いたい事はそんな事ではないのですが・・・・気を付けて下さい。」


違った?まあ、帰ったら探そうか?


そんな事を考えつつ、ゲートで移動を。


・・・・

・・・

・・


やってきました・・・ダンジョン!

あ・・・リビングアーマーの残骸が転がったままだな・・・・


回収は・・・まあいいか?


それより、このダンジョンだな。どうなってるんだ?


あの奈落の底だっけ?あれは何処まであるのかまだ分からないし、この階層というべきか、これらは下に行けるのか?そして・・・・そもそもおっさんは知らないけど、リューク君は最初どうやってここから脱出できたんだろう?


アルフォンシーナは・・・・何か言ってた気がしたけど、忘れちゃったよ。探して、見つかった?


リューク君は比較的見つかりやすい所にいたって事かな?


今回の・・・・エリザヴェータ女史は・・・・・その時には見つからなかったというのは何故かな?


移動してた?それとも違う階層・・・・・リューク君より下に落ちてしまった?


ああ、それともうひとつ・・・・もう相当前の話なんだよね・・・・20年ぐらい前?

なのにあの女史は、若い顔だった・・・・20歳になってるかどうか、だ。


それを言うならリューク君もだよね。


リューク君を見つけてから5年経ったわけだけど・・・・あの時より大人びてるから、普通に歳とってる感じだけど、本当なら彼は40代だよ?


だけど、どう見ても20前半だよな?


デュラハン?になってた間は歳とってなかったのか?


色々疑問はあるけど、まあ、あまり考えないようにしとくか?


あ、魔石は回収しておこうか。面倒なので結局鎧ごと回収。


さて・・・・他に何かないか?見落としは?


・・・・特にないね・・・


まあ、ゲートやら色々置いてったものを回収したし、下に行ってみるか?

どうせエリザヴェータ女史の回復はもう少し時間がかかるだろうしね。


じゃあ、降りてみますかアイア▼マンスタイルで。


そうして降り始めたけれど・・・・早速トラブルが・・・・


突然背後に強い衝撃を受け、バランスを崩しそのまま落下しちゃったよ・・・・うげえ・・・


あちこち身体を打ち付けつつ、何とか体勢を立て直す。


着地できる場所が見えたので、何とかそこへ到達。うう・・・さっきのは何だったんだ?

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