第301話 おっさん、罠に引っかかる?

気になって、おっさんそのゲートを使ってみたんだけど・・・・

ゲートの先は・・・・ここ何処だ?

なにやら建物の中のようだけど、見た事が無い。

それに何か生臭い臭いがする?

おっさんゲートから出たんだけど、そうしたらバチッ!

痛い・・・・

何やらおっさんの身体に衝撃があってね。

あまりもの痛さに意識が飛びそうになったよ。

左手に何だか強い痛みがあるから見てみると、何やら左手の表面が焦げていてね。

何があった?

そしてもう一度ゲートに入ろうとしたらまたはじかれてね。

今度は右手の指先が痛くなってね。

何が起こった?

おっさん身の危険を感じて身体強化と気配遮断のスキルを使用しようとしたんだけど、どういう訳か発動しない。

気配察知のスキルも。

おりょ?スキルが使えない?

ひょっとして何かの罠?


そう言えば何か書斎の中の配置が変わってたりしてたからおかしいとは思ってたんだよ?

これはひょっとして侵入者がいて、ゲートに罠を設置した?

それで見事におっさんが引っ掛かり、先ほどの衝撃でスキルが使えない?

超やべー

もうこれ詰んだ?

そして適当な魔術を使おうとしても使えない・・・・。

やべー。

ここにさらなる罠があればもっと大変な事になるぞ。


そうして周りを見渡すと・・・・

何やらもぞもぞと動く物体が?

よく見ると3体いる。モンスターか?

おっさんピンチ!

これはやばいから収納カバン・・・持ってきてないぞ!

しゃーない、とっておきのがあってね。

万が一の為にベルトに収納カバンを仕込んでるんだよ。

そこには必要最低限のポーションやゲート、武器防具等が入っていて、取り敢えずおっさんソード(仮)を仕舞ってるからそれを出して構えたよ。

そうしたら、何やら動く物体?は突然止まって身震い?し始めたよ。


徐々におっさんの目が慣れてきて、その物体が姿を現したので、おっさんまじまじと見たんだけど、どうやら生き物のようでね。

そしてよく見ると、手足らしきものがって、それが動いていて。

それに何やら顔のようなのがあるんだけど、ひょっとして人間?

酷く水膨れしてるし、目がほとんどあいてないし、何やら口らしきものから何か喋ってるようだけど、はっきり聞こえない。

おっさん、さらに様子を見ると、どうやらおっさんを襲う様子はないみたい。


そしておっさん、気付くべきだったんだけど、何やら服を着てるみたいで、1人?は少女?

もう1人はまだ幼児の男の子?そして最後の一人?は成人してる女性?


おっさんさらに見ると、益々違和感が感じられたよ。何だろうこの違和感は?

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