第294話 おっさんの妻達の進む道

どうやら家族会議になりそうで・・・・

「他の奥方様もお話があるようですので、今から集える奥方様を呼んでおきますね。」

どうやら他の女性陣も何かあるようだ。

「じゃあ頼むよ。」

おっさん、一足先に会議室に向かう事にしたよ。

そういえば日本人3人って今どうなんだ?

向かい始めた時にふと気が付いたので、2人が寝起きしているところへ向かってみたよ。

そうしたら大塚さんがいたので話を聞く事に。

「白河さんもう大丈夫そうだね。今日はどうしたの?」

「ああ、あの2人はどうしてるかと思ってね。」

「うん、流石に4年近く経ってるからね、こちらにかなり馴染んでるようだよ。会ってくかい?」

「会っても大丈夫かな?」

「大丈夫だよ。白河さんが寝てる時に何度か見舞いに来てくれてたよ。」

「そうか。そこまで回復してるんだね。」

という事で会う事に。

2人に会うのはかなり久しぶりでね。

召喚時は高校生だった彼女たちも今は、日本にいたら大学生って所で。

まだ可愛らしさが残るけど、元々見た目がよかったから生き残った・・・慰め者として・・・・ぐらいだから、今は少し大人っぽくなって、20歳前後かな、今は・・・10人いれば10人が振り向く感じだね。

で、会ってみたら、あかん、話についていけない・・・

どうやらシラカワ領の女性の工員と仲が良くなってるみたいで、そう言った女性たちの流行とか噂とか、色々あるみたいでね。

そんな話を振ってきてもさっぱり。

で、どうやら心配なさそうで、彼女たちも働きたいらしく、おっさん考える事にしたよ。



・・・・

・・・

・・


寄り道しちゃったからか、おっさんが会議室に行くと、既に全員集まっていて、何故かおっさんの後に大塚さんと2人が付いてきていてね。まあいいか。

さあ、何から話があるのかな?


「あ、意外とみんな早かったね。今日はおっさんと同じ召喚者も来たけど、いいよね?」

まあ別に反対はしないよね。

「あ、適当に座って。まあみんな座ってるから向こうの空いてる所でいいかな?」


3人は空いてる所に座ったよ。

「あー最後に来てなんだけど、誰が進行役なの?」

今日は何故かカルダー男爵夫妻とバララーエフ男爵夫妻?おっさんバララーエフ男爵

の奥さん会った事ないけどね・・・・もいたよ。何故?

それにさらにロートレック公爵夫妻も来ててね。

一体何が始まるんだ?

そしてオリアーナの隣にはロニーさんもいるし。

で・・・・上座で何故か皇帝がふんぞり返ってる。両隣にはエルヴィーラとクィンシーがいるし。

何で皇帝がいるんだよ!しかもちゃっかり孫を抱いてやがるし!

「シラカワ侯爵さま私が進行役です。」

「ああ、ジスラン君か。頼んだよ。」

そう言ったら横やりが。

「おいシラカワ!また寝込んだんだってな!お前もしぶといな!」

「何だよ皇帝!何でここにいるんだよ!」

「孫の顔見に来たんだよ!そしたら話し合いがあるっていうから来てやったんじゃねえか!」

「陛下、それぐらいでよろしいでしょうか?始めます。では陛下はお時間もありませんから、陛下関連の話からでお願いします。」

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