第162話 エルフの薬?の威力を思い知る

・・・・何だ・・・・アメリータ、2人目の解呪はじめたな。

「ネワル・スユジイカヲ・イロノノ・タナア」

おお!また青く光ってる!

お?今度はそのまま行けるのか?

「ワルゲア・テイトモイ・ロノノツ・トヒウモ」

おお?赤く光ってる!さっきと同じだな!

・・・・

・・・

・・


どうやら終わったようだな。

「シラカワさま!終わったよ!もう大丈夫!因みにアイテムの方はお母さまでも大丈夫だから、さあ、あっちに行きましょ♪」

「おお?そうなのか?それよりアメリータ、大丈夫なのかい?最初はもう立っていられないほどぐったりしてたじゃないか!」

「シラカワさまに飲ませてもらった薬の相性がよかったのかしら?凄く元気よ!さあ、2人で紅渚の所へ行きましょ!」

「おう!そうだった!おーい、紅渚、早く説明してくれよ!何だかまだまだ力がみなぎってくるんだよ!」

「紅渚、効果抜群よ!私もまだまだイケるわよ!」

「アメリータ、よかったわ!私も少し飲んだからすごいのよ!」

・・・・少し会話が変なような気がするけど、あまり考える余裕がないな!あそうだ、アルフォンシーナに後は頼もう!

「アルフォンシーナ!後は任せて大丈夫なの?」

「旦那さま、大丈夫ですわ。娘と紅渚、よろしくお願いしますわ。後で親子丼しましょうね♪」

「親子丼って何?食べさせてくれるのかい?確かに腹減ったよ!」

「私も終われば駆け付けますので、先ずは若い娘を堪能しておいてくださいませ。後にお口直しに熟れた果実でもどうぞ♪」

「おお?果物があるのかい?それは楽しみだよ!」

・・・・あれ?何かおかしい気がするんだけど、何がおかしいんだ!もうテンションマックスだよ!

「ああああ、アルフォンシーナ!!!!頼んだよ!!!!」

あかん、思わず抱きしめてしまった・・・・

「旦那さま♪先ずは向こうの若い果実をどうぞ♪」

「そうだった!教えてくれてありがとう!おーい、紅渚、ベッドに果物があるのか?頼むよ!」

「さあイきましょう!」

「シラカワさま、こっちよ!」

おっさん

紅渚とアメリータに両腕を組まれ、フラフラとベッドに行ったよ。


・・・・

・・・

・・


おっさん、反省してる。

怪しいとは思ったんだよ、あの液体。

でもね、もう止まんないの。

アメリータがね、”シラカワさま♪約束だからね!”

なんて言って服を脱ぎ始めちゃったらもう抑えきれないじゃない?

その後はもうハッスルしすぎて、それでも収まらず、紅渚もね・・・・


最後はアルフォンシーナが解呪終わったと報告してきて、

”若い果実はいかがでしたか?では待望の親子丼をどうぞ♪”


と言われちゃってね。

もう、朝になるまでハッスルしたらしくって。

今は翌日の昼なんだけど・・・・

今は落ち着いてるんだよね。

で、やっちまった感半端なく、落ち込んでるんだよ。

そして、床に正座して反省している3人。

まさかのアルフォンシーナの入れ知恵でね。

どうやら紅渚、ファートとサージュに里からの帰路につく前に、怪しげな秘薬をいくつか貰ったらしく、早速おっさんに使ったらしいんだよ。

しかも、アメリータと共謀でおっさんが断れない状況にしてからね。

やっぱりこいつらが黒幕だったか?

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