第161話 アメリータ、2人目の解呪に挑む

「飲んで?」

・・・・紅渚、いきなりないない、何だよその怪しげなの?

「ちなみに中身は?」

「・・・・魔力の回復薬?」

・・・・なぜ疑問符?ちなみに魔力の回復ポーションやら回復薬は精神力が回復するんだよね。

地域によって精神力は魔力と言ってるらしく、魔石とかもそのあたりに由来するらしい・・・・。

「大丈夫、ちょっと口移しで飲んでもらうだけだから。ちなみに、異性が口移しで飲ませれば効果が高いのよ?」

・・・・何その嘘っぽい説明。ああでもアメリータぐったりしてるからな。

アメリータに直接飲ませれないの?これ。

「なあ、アメリータに飲ませればいいじゃないか?何でおっさんに飲ませるの?」

「シラカワさまもフラフラだよ?まずは飲んで?」

・・・・聞いてねーな、あくまでごり押しかい・・・・

「あくまで飲ます気だよな?」

「勿論よ?引く気はないわ。ここで引いては女が廃るって言うでしょ?」

・・・・知らんがな・・・・

「ねえ・・・・早くして・・・・」

・・・・アメリータすまないね。

「しゃーない、早くしてくれ・・・・」

・・・・何でそこでガッツポーズなんだ?アメリータもにこやかな笑顔返すなよ・・・・

「ちょっと待ってね。ん・・・ゴクゴク・・・・んん!」

・・・・こっちにこいって?

(*´ε`*)チュッチュ

・・・・むー口移しって意外と難しいんだぞ!あかん、こぼれるわこれ。

「ちょっと待て紅渚!こぼれるからやり方かえて。おっさん床に寝るから上から頼む。」

・・・・これが楽なんだよ、液体の口移しは。ちょっと危ない体勢になるんだけど。

「・・・・わかったわ(´∀`*)ポッ」

・・・・この体勢は中々・・・・

紅渚がおっさんに覆いかぶさるように上になって抱きついてきて、おっさん紅渚を支えるように抱きしめながら支えてね。そして紅渚の・・・・十六夜たちに似て少し切れ長の瞳が・・・・ちょっと色っぽい?ちなみに夜叉の3人は総じて切れ長の瞳をしてるんだよ。そこがグッとくるんだけどね・・・・再び紅渚がおっさんの口に液体を流し込んだよ。ングング・・・

「・・・・名残惜しいけれど、アメリータにも飲ませてね♪」

・・・・どこから出したんだよ、その液体?

「何か元気が出てきたよ!ありがとう紅渚!」

おっさん何故か興奮しちゃって、紅渚を思いっきり抱きしめて、ディープキスしちゃったよ。

ついでにお尻とお胸もモニモニ・・・・

「アンッ♪」


・・・・

・・・

・・


「シラカワさま嬉しい♪あ、アメリータにもお願いね?」

「分かったよ!さあアメリータ!横になってくれ!」

・・・・何だこの奥から湧き出てくる…みなぎる力は!

「・・・・わかったわ。よろしくお願いね。」

・・・おおおお!アメリータが床に寝てる!ハアハア・・・・

おっさんアメリータに覆いかぶさり、あかん、止まらん・・・なんだこれ・・・・思わず胸をまさぐってしまう・・・・モニモミ・・・・あ、飲ませなきゃ・・・・

「アンッ♪」

(*´ε`*)チュッチュ


チョロチョロ・・・・

「ゴクッゴクッ・・・・プハア!・・・・(*´ε`*)チュッチュ」

・・・・ああああああ、なんだよこれ・・・・止まらん・・・・あ、飲ませ終わったから・・・離れないと・・・・

「シラカワさま・・・・ハアハア・・・・回復・・・・したわ・・・・ハアハア・・・・」

そう言っておっさんから離れるアメリータ。

「よかった!回復したか!何だかおっさんもすごく元気でね!なあ紅渚、これ何を飲ませたのかあとで教えてくれないかな!」

「うん♪あっちのベッドでゆっくり教えちゃうよ♪」

「ベッドだな!わかった!アメリータの解呪を見届けたら、行こうぜ!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る