第82話 おっさん、久しぶりにスキルを確認してみる

さて、インダルチャンス王国へ行く前に色々とあるんだけど・・・




今日は、ファートとサージュが来ている。


そしてこの場には、十六夜とカトリーンも。


おう?女ばっか。


今はメーネアちゃんと香苗ちゃんはここにいない。何故なら、今回インダルチャンス王国へ行くメンバーとしておっさんが考えているのが、おっさんを含めこの5人だからなのさ。


メーネアちゃんと香苗ちゃんはどうみても冒険向きじゃないしね。


で、今はスキルを見直そうという事になっててね。


ファートとサージュの話だと、”一度確認してみてね、フフフ”らしい。


きみたち、おっさんに何かしたんかい?


で、そういえばおっさん、最近自分のステータスチェックしてなかったなあと気が付き、見てみる事に。


あ、大きいプレート作ってね、あと、数枚のプレートをリンクさせてね、同じ表示が出るようにして、全員に見てもらう事になったのよ。


で、結果・・・・



<名前:白河 小次郎>


<種族:人間>


<年齢:45>


<性別:男性>


<職業:労働者:冒険者:商人>


<力:強め>


<体力:普通+>


<知力:普通>


<精神力:まあまあ高い>


<俊敏:早い>


<魅力:地味に高い>


<運:高い>


<保有スキル:鍛冶・鑑定・いんたーねっと?・異世界売買・話術・魔術(土・火・風)・社交・気配遮断・情報操作・農作業・建築・テイマー・転移 召喚(限定)・言語>



<譲受スキル:道具作成・交渉・絶倫・細工・木工・釣り・陶芸・合成・魅了・洗脳・奴隷商・スキル譲渡・錬金術・空間 回復魔法(特殊魔法)・身体強化・剣術・柔術・水魔術・サバイバル・採取・闇魔術・無魔術・光魔術・隠密・馬術・護身術・投擲術・気配察知・槍術・窃盗・隠蔽・調合・調薬・調理・調停・運営・経営・操作・付与・精神強化・錬成・創造



*スキル所持上限解除*


<称号・賞罰:おっさん・G使い・スキルホルダー・商人・冒険者・ドラゴンスレイヤー・ドラゴン使い・伯爵・魔術師・皇帝の友人・$%&’”’>




えー突っ込みどころ満載なんだけど・・・・


スキルの数が多いというか、把握できねえ・・・・


誰かに譲渡したほうがよい?


何でしょうね、よくわからない物が多いうえに、称号・賞罰の最後、文字化け?気になる・・・・




「薬が効いてる。」


「ダーリン、流石ねえ!これだけのスキルを一度に所持した人今まで見た事ないわあ!ふふふ!」


「なんと!主はなぜこれほどのスキルを所持できておるのだ?」


「流石はご主人さま。これだけのスキルがあれば、月女の救出、問題なさそうですね。」




おい待て!今ファート、薬が効いてるって言った!なんだ薬って!


あれか?よく見たらスキル所持上限解除って、あれの事か?




「レベル表示してない・・・・」


「え?何それ?レベルって?」


「ダーリン知らなかった?レベルってスキルにも、自身にもあるものなのよ?例えばダーリンの魅了、常人ではなしえないレベルになっているわね。」


「主の魅了はすさまじいのじゃ!妾でさえ抵抗できなんだしのう。」


「ご主人さまはどうやってそこまで魅了をあげる事が出来たのでしょうか。他のスキルもですけれど。」




えーここにきて新事実!


何でそんな重大なこと教えてくれなかったの?




(作者はちゃんと考えていましたよ?むしろ当初は別の作品を書こうと考えていて、このスキルはレベルがあってレベル次第で強くなるというもの)




?何だ今の声は?何か心の中から聞こえてきたような?




「レベルはね、基本は1から10までなんだよ。例えば鍛冶ね。1が知識があるだけ、5なら劣悪品を作成できるレベルかしら。8で達人、10なら神々が作成するレベルかしらね?ダーリンは・・・・凄いわね!」




え?教えてくれないの?


どうやらおっさんのスキル、軒並みレベル10らしい。らしいってなぜかおっさん確認できないんだよね。


確認する方法があるみたいだけど、今のおっさんじゃ無理っぽくってね。


今度作ってみよう。


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